最高のさとり、仏のさとりを開かれた方を「仏」といいます。

仏様で、最も多くの人に知られているのは、
お釈迦さま(ゴーダマ・シッダールタ)でしょう
サンスクリット語:गौतम सिद्धार्थ Gautama Siddhārtha

誕生
お釈迦さまはヒマラヤ山脈の麓、現在のネパール王国の領土内に位置するルンビニーというところで生まれ。父は釈迦族 の国王シュッドーダナ、母は摩耶夫人であったと伝えられています。

名前
ちなみにお釈迦さまという呼び名は、釈迦族という部族名に由来します

若き日の悩み、出家をした理由 (生・老・病・死)

あるときシッダールタ王子は城の東門から外へ出たとき老人を見て衝撃を受けられた 。(城の中には老人や病人はシッタールタに見せないように王がしてしていたのです。)

次に南門から外へ出て病人を見て衝撃を受け、
さらに西門から外へ出て死人を見て衝撃を受けられた。

そして最後に北門から外へ出て出家者に出会って感銘を受け、そして自らも出家された。というおはなしです。

お釈迦さまの出家の動機とは、それが生・老・病・死という人間として宿命的な苦悩に端を発するものであった。

お釈迦さまも、生・老・病・死を背負った一個の人間として生まれ、苦悩されたが
しかしそれに屈するのではなく、
その苦悩の中から、生きてゆく上で
本当に「善きもの」を探し求めて出家をされ悟りに至ったと伝えらています