姑の嫁いびり  の言葉として誤解されているのが
一般に知られている意味は、
「秋にとれる美味しい茄子を憎い嫁には食べさせるな」
というもので、
茄子は収穫時期により呼び方が異なり、
6月頃から収穫された茄子は夏茄子、
秋茄子とは9月以降に収穫された茄子のこと。
夏茄子に比べ秋茄子は、皮が柔らかく水分を多く含んでおり、甘みや旨味が強い。

そんな美味しい秋茄子を、わざわざ嫁に食べさせるのはもったいないという嫁いびりを表した言葉だと一般的には誤解されているのです
これは嫁へのおもいやりであり

「茄子は体を冷やすため、涼しくなってきた秋に茄子を食べると、大切な嫁の身体を冷やして不妊症になるためにナスは嫁にくわすな・・」という嫁の身体を気遣ったものなのです。

また、茄子は種子が少ない野菜のため、子どもができにくくなるという迷信から嫁を案じて食べさせないという解釈もあります。

茄子が体を冷やすと言われるのは
カリウムが多く含まれているから。カリウムには利尿作用があるため、水分と一緒に塩分も排出され血圧が下がる。血圧が下がると、全身の血流に影響があり、体温が上がりにくくなるという、イコール不妊症の危険があるという医学的なものです