風邪の感染経路です

病原体

ウイルスの種類

ライノウイルスは普通感冒といわれています。
くしゃみ、鼻水、鼻づまりなどが主症状で、年齢を選ばず。コロナウイルスは冬に感染しやすい。

有名なSARSはコロナウイルスの新種と言われる。
インフルエンザウイルス英語では "flu" とされる。

ただし、医者は「インフルエンザ」と「風邪」は違うと言います

アデノウイルス夏に流行。プールで感染するプール熱として知られる。

パラインフルエンザウイルスインフルエンザという名称が入っているが、
インフルエンザウイルスとは別のウイルスです。喉頭と下気道を起こしやすい。子供がかかる場合が多い。

RSウイルス気管支炎や肺炎を起こしやすい。乳幼児は重症になる場合もある。春と夏の感染が多い。

エコーウイルス  ・エコーウイルスは糞口感染し、季節的には夏季に多発します。
・エコーウイルスが関与する疾患としては、無菌性髄膜炎、中枢神経疾患、麻痺、発疹、があります、

エンテロウイルス下痢を起こしやすい。夏に流行する。=おバカな医者は「風邪がおなか入った」という、言い方をします。

しかし

かなり実際とは違います。


風邪は、口腔感染であり、宿主がくしゃみをした場合は5mから10m以内にいると感染する危険があります

そして、「風邪の飛沫菌」は部屋中の壁や取っ手に「接触します」
つまり「風邪」は「空気感染」であり、「接触感染」でもあるのです

感染は、自分の体の中に常在菌としている「菌」ばかりですから、あえて慌てる必要は無いのですが、

先に書いたように、
体力が低下している場合は、アリとあらゆる「菌」に感染する危険があります。

極端な体力低下の場合、SARS、エコーウイルス、などに感染すると、一晩で落命する場合もあります


エンテロウイルスはおなかの「菌」です


エンテロウイルスによって引き起こされる疾患




エンテロウイルスは様々な症候群を引き起こす( エンテロウイルスによって引き起こされる症候群参照)。流行性胸痛症,手足口病,ヘルパンギーナ,およびポリオは,ほぼ例外なくエンテロウイルスによって引き起こされる。その他の疾患(例,無菌性髄膜炎,心筋心膜炎)は,エンテロウイルスによることもあれば,その他の病原体によることもある。

エンテロウイルスによって引き起こされる症候群

症候群
無菌性髄膜炎

コクサッキーウイルスA2,A4,A7,A9,その他のA群,およびB2〜B5

ポリオウイルス1〜3型

エコーウイルス4型,6型,7型,9型,11型,その他

ヒトパレコウイルス1型および2型

発疹を伴う無菌性髄膜炎



コクサッキーウイルスA9およびB4

エコーウイルス4型および16型

エンテロウイルス71型

結膜炎(出血性)


エンテロウイルス70型

コクサッキーウイルスA24

流行性胸痛症(Bornholm病)

コクサッキーウイルスB1〜B6

手足口病

手足口病とは、よほどの藪医者がつけた病名でしょうね・・本当の医師ならば、こんなバカな名称はつけないはずです。

コクサッキーウイルスA9,A16,その他のA群

コクサッキーウイルスB2〜B5

エンテロウイルス71型

ヘルパンギーナ

コクサッキーウイルスA2,A4〜A6,A8,およびA10

おそらくコクサッキーウイルスB3,その他のB群

心筋心膜炎

この前、サッカーの選手が走りながら死んだ事件がありました。


コクサッキーウイルスA4およびA16,ならびにB1〜B5

エコーウイルス9型およびヒトパレコウイルス1型

麻痺


ポリオウイルス1〜3型

コクサッキーウイルスA7,その他のA群

エコーウイルス4型,6型,9型,その他

エンテロウイルス71型

発疹


コクサッキーウイルスA9およびB1,B3,B4,B5(A4〜A6,A16も関与する)

エコーウイルス9型および16型(2型,4型,11型,14型,19型,25型も関与する)

呼吸器疾患

エコーウイルス4型,8型,9型,11型,20型,その他

コクサッキーウイルスA21,A24,B1,B3〜B5

無菌性髄膜炎

無菌性髄膜炎は乳児および小児に最もよくみられる。乳児および幼児では,コクサッキーウイルスA群もしくはB群,エコーウイルス,またはヒトパレコウイルスが原因となることが多い。より年長の小児および成人では,エンテロウイルスおよびその他のウイルスが無菌性髄膜炎を引き起こしうる。
通常,経過は良好である。エンテロウイルスによる無菌性髄膜炎には発疹が併発することがある。まれに脳炎が発生し,重症化することもある。

エンテロウイルスD68型
エンテロウイルスD68型(EV-D68)は,主に小児で呼吸器疾患を引き起こし,その症状は通常,感冒に類似する(例,鼻漏,咳嗽,倦怠感,小児の少数例では発熱)。一部の小児(特に喘息患児)では,より重篤な下気道症状(例,喘鳴,呼吸窮迫)が生じることもある。成人も感染するが,症状はほとんどないか,無症状である。

毎年,EV-D68による呼吸器感染症が少数の小児に確認されている。しかしながら,2014年の夏後半から秋にかけて,米国全域で大規模なアウトブレイクが発生し,1000例以上の症例が確認された。かなりの数の小児に重度の呼吸窮迫が発生し,死亡した少数の小児の検体からEV-D68が検出された

加えて,呼吸器疾患の後,脊髄病変(MRIで確認)による限局性の四肢筋力低下または麻痺を発症した小児が少数いた;これらの症例の約半数の呼吸器検体からEV-D68が検出された。EV-D68感染症が死亡または麻痺の主な原因であったのか,それともこのウイルスがたまたま別の疾患をもつ小児に存在していたのかどうかは不明である。

死亡および神経症状の原因を究明するための研究が現在行われている。

出血性結膜炎
まれに,この疾患の流行が米国で発生している。アフリカ,アジア,メキシコ,およびカリブ海地域からウイルスが輸入されることで,アウトブレイクの頻度が高まる可能性がある。
眼瞼浮腫が急速に出現する。出血性結膜炎は,合併症のない結膜炎とは異なり,しばしば結膜下出血や角膜炎を来し,眼痛,流涙,および羞明を引き起こす。全身性疾患はまれである。しかしながら,出血性結膜炎がエンテロウイルス70型による場合は,まれに一過性の腰仙部脊髄神経根障害またはポリオ様疾患(麻痺を伴う)が発生する。通常は発症から1〜2週間以内に完全に回復する。

コクサッキーウイルスA24も出血性結膜炎を引き起こすが,結膜下出血の頻度は低く,神経系の合併症は報告されていない。ほとんどの患者が1〜2週間で回復する。

心筋心膜炎

心臓感染症はあらゆる年齢で発生するが,多くの患者は20〜39歳である。胸痛,不整脈,心不全,または突然死を来すことがある。通常は完全に回復するが,一部の患者は拡張型心筋症を発症する。診断には,心筋組織での逆転写PCR(RT-PCR)が必要になることがある。

新生児心筋炎(出生時における心臓感染症)は,B群コクサッキーウイルス,一部のエコーウイルス,およびヒトパレコウイルスによって引き起こされる。発熱や心不全を来し,死亡率が高い。

新生児感染症

通常は生後数日の新生児に,発熱,嗜眠,播種性血管内凝固症候群,出血,および多臓器不全(心不全を含む)を伴った敗血症様の症候群が突然発生する。同時に中枢神経系,肝臓,心筋,膵臓,または副腎の病変も生じうる。数週間以内に回復することもあるが,循環虚脱または肝不全(肝臓が侵される場合)により死亡することもあある

発疹

特定のコクサッキーウイルス,エコーウイルス,およびヒトパレコウイルスは,しばしば流行中に発疹を引き起こすことがある。発疹は通常そう痒を伴わず,落屑はなく,顔面,頸部,胸部,および四肢に現れる。発疹はときに斑状丘疹状または麻疹様を呈するが,出血,点状出血,または小水疱を認めることもある。発熱はよくみられる。無菌性髄膜炎が同時に発生することもある。通常,経過は良好である。

呼吸器感染症

エンテロウイルスによって呼吸器感染症が生じることもある。症状としては発熱,鼻感冒,咽頭炎などがあり,一部の乳児および小児では嘔吐や下痢もみられる。成人および小児では,ときに気管支炎や間質性肺炎が発生する。通常,経過は軽症である。



診断
エンテロウイルスによる疾患の診断は臨床的に行う。通常,臨床検査による診断は必要ないが,しばしばウイルス培養,RT-PCRによるウイルスRNAの検出,またより頻度は低いが抗体陽転の証明により診断される。咽頭拭い液,便,血液,もしくは髄液の培養,または血液および髄液のRT-PCRにより,無菌性髄膜炎を引き起こすエンテロウイルスを検出できることがある。しかしながら,ヒトパレコウイルスは,エンテロウイルスを対象とする標準的なRT-PCRの大半では検出できず,検出するにはパレコウイルスに特異的なRT-PCRが必要である。


治療
エンテロウイルスによる疾患の治療は支持療法による。無ガンマグロブリン血症の患者は免疫グロブリン静注療法で治療するが,その成果は一定でない。

風邪をひいたときのウイルスは
くしゃみや咳で,20〜30m飛ぶというのが一般説です、小さな「ウイルス」は何時間も空中を漂っているそうです。
体力の低下している人は、間違いなく感染する危険があります


要は、体力をなくさないように、無駄なことはしないで、うちにいるのが無難でしょう

「そんな暇はないよー・・・」
という方へ

どのみち、ひどい風邪にやられれば、何日も会社を「休む」わけだから、ごたごたいわずに、寝てるが勝ちですよ・・・


予防
毎日、よく外から帰ったらば何回も手洗い
そして、一日10良回以上うがいをする
部屋中の壁や手すり、取っ手などを、いつも濡れた雑巾でよく拭く

など、一般的な方法が最も有効な予防法と、「厚生省」のサイトで「発信しています。

みなさん「厚生省」の言うことはよく聞きましょう

昔と違い、今の「厚生省」は正しいことを皆さんに伝えています。

(厚生省の資料より)