腰痛について

腰痛には、たくさんの種類がありますが

大きく分けて2種類の原因があります
?事故、転落、衝突、打撲、転倒などの直達外力による構造的障害」などよる=「外傷性腰痛」

?毒性の食品によって自らの身体を内側から壊してしまう=「内傷性腰痛」
腰痛の原因は実に90%が「内傷」なのです

事故や転落などの外傷性腰痛は10%に満たないのです

そのほかに「腰痛の種類」を簡単に並べて見ましょう

「整形外科疾患に含まれる腰痛」

1=サブラクセイション

2=筋性腰痛

3=変形性腰椎

4=ヘルニア

5=狭窄症

6=神経根症

7=骨粗鬆症

8=病的骨折

9=姿勢不良による骨変形の腰痛症(猫背、猫腰)

10=椎間関節症(フアセットシンドローム)

12=カフェインの常飲による腰痛症(カフェインは筋肉を固くしてしまう作用があります、生理学ではこれをカフェイン拘縮といいます=もちろん肩こりも起きて、慢性疲労症候群なります)

13=ベッドによる変形性腰椎症(腰が落ち込んで腰椎が曲がります)

14=分離症

15=変形性すべり症

16=分離すべり症

17=術後腰痛

18=尾骨痛

19=腰椎不安定症

20=カリエス

21=側彎症

22=ニ分脊椎

23=仙腸関節炎

24=棘突起痛

25=股関節痛

26=強直性

27=後縦靱帯骨化症

28=梨状筋症候群

29=分離を伴わないすべり症

30=筋炎(筋膜炎)

31=打撲症

32=筋断裂(靭帯断裂)

「整形外科以外の腰痛」
大動脈瘤

腎結石

胆石

消化性腫瘍、穿孔

急性膿瘍

風邪

更年期障害

インフルエンザ

熱性疾患

膠原病

子宮外妊娠

子宮内膜炎

高血圧

糖尿病

痛風

婦人科疾患

泌尿器疾患

仙膿性疾患

脊髄腫瘍

脊髄骨腫瘍

薬物の副作用

食あたり

食物アレルギー

このほかにも産前産後の腰痛など色々と腰痛になる原因はたくさんあります

また、内科病理的疾患と違いますが、実は
「内蔵の炎症性腰痛」というのが腰痛症の原因の殆どを占めます

内臓の炎症は

1=アレルギー食品の摂取(乳製品、乳酸菌、豆類、油物)

2=腐敗性の食品の摂取(季節的に6,7月と9,10月頃に多発します)

3=多量の飲酒(当たり前です 笑)

4=辛い食べ物=キムチ、明太子、唐辛子、激辛の食品(腰もお尻も痛い)
これ等の原因によって内臓、特に大腸に炎症が起きると、体性内臓反射が起きて(内臓の情報を迷走神経が脊髄前核に炎症の情報を送る)、炎症を起こした部位を守るために迷走神経から脊髄反射によって運動神経系に情報が送られて炎症をおこした内臓を守るために

「筋性防御」が起きます(腹直筋と大腰筋、脊柱起立筋などが固まる)

つまり、自分の身体に合わない食品の摂取でお腹が嫌がると=軽い炎症が起きるので(しかし、口は美味しいといいます=笑)筋性防御が起きて、腰周りの筋肉が、がちがちに固まってしまい、腰痛が起きるのです

口と舌は美味しいというのに、腸は嫌がるのです、実に困ったものです
私事ですが、うちの奥さんはお菓子が好きで、(実はお菓子が身体に合わないのです) 

お菓子を食べると(特に乳製品の混入された豆菓子) なんと、左の膝が痛くなるのです

もちろん、腰痛も!

お菓子を食べたと言うと、私に怒られるので、黙って左膝のビッコになるのです(治すのは私なので、仕事を増やすな!…)

美味しいお菓子を食べて、左ひざのビッコになって、食べたのを隠しているのです、だから、私はいつも、うちの奥さんの膝に注意しています
膝を治してあげると、しばらくして、ほとぼりが冷めた頃、またまた

お菓子を食べて、左膝痛になり、また私に治してもらう…という優雅な生活を、しています
皆さん今日は

今日は、腰痛のメカニズムを解明しましょう

腰痛を引き起こす、直接の原因となる筋肉は「大腰筋」と言います

大腰筋の過緊張と共に、腹直筋が弱化すると骨盤のバランスが崩れ始まり、腸骨の可動性が低下して、その分を骨盤環の筋肉群がアンバランスを補う「不正のバランス」を取って補うようになり、正常では起きない、骨盤周りや腰椎周りの筋肉に過剰な負担を強いてしまうために、やがてこれ等の骨盤周りの生理的限界疲労に達した筋肉は、ちょっとした動き(少しの前屈み、や軽い荷物の挙上動作、あるいは咳など) で 「バキッ」 と脊柱起立筋が壊れて急性腰痛、すなわち「ギックリ腰」になってしまうのです
脊柱起立筋と、大腰筋は、拮抗筋で骨盤環と脊柱の前後のバランスを取っています、そこに腹直筋、大腿四頭筋、ハムストリング、腹斜筋群、腰方形筋などが全体の協力筋として働き、骨盤と上半身のバランスをとっています

骨盤は仙腸靭帯と恥骨靭帯、仙棘靭帯などで二本の足から伝達される重力に対する骨盤を離解する応力に対応しています
話が少し、外れますが…


「膝を曲げてやるシフトアップ」

良くエクササイズで腹筋運動(シフトアップ)をやりますが

あなたは、膝を曲げてやりますか?

それとも膝を伸ばして腹筋運動をやりますか?

果たして、腹筋運動は、どちらが正しいのでしょうか?
あるとき、外国の慢性腰痛症の生理学者が、一大発表をしました。

それは、腹筋運動はひざを曲げて行わないと、大腰筋に負担が掛かりそのために「腰が悪くなり腰痛になる」と言う内容でした

このニュースは世界中を飛び回り、このニュース以降、誰もかも膝を曲げて 腹筋エクササイズをやるようになったのです(流行は世界中を駆け巡る性質があります)

この生理学者の発表の効果は未だに世界中で信じられて、何処のジムに行っても、インストラクターは、理由も分からずに膝を曲げた状態でシフトアップをやらないと、腰を悪くすると 指導しています
?腹筋のエクササイズは、頭をへそを見るように上半身を屈曲する方法

(クランチと言います)
➁足を仰向けで45度くらいに上げ下げする方法

(レッグレイズと言います)

➂膝を曲げて上半身を屈曲伸展を繰り返す方法(シフトアップといいます)
クランチは=腹筋の上半分に対して有効の方法でインナーマッスルに関与しません=従って、腹筋の筋力は強くなりません=それどころか上部腹筋を短縮するので胸郭が下垂して、猫背の原因になります

クランチばかりやる、ボディビルダーに多く見かけます=腹は割れているが、猫背…

レッグレイズは=下半分の腹筋に対してのみ有効で、垂れたお腹(笑)を引き上げる効果はありますが、やはり腹筋全体と大腰筋の強化は起きません
シフトアップは=腹直筋の強化に効果があります、…がしかし、

腰椎をお腹の中(腹腔)で支えるインナーマッスル=大腰筋の強化には、まったく効果が無いのです

何故かって?
大腰筋の作動範囲は仰臥位で35度の大腿の屈曲とやや外旋に対して働く筋なのです、立位の場合は大腿骨の屈曲をします、従って、「膝を曲げた」姿勢でのシフトアップは、すでに大腰筋の可動範囲を逸脱して、大腰筋は、ぶよぶよに弛んだ状態での腹筋運動になってしまうので、腰痛を防ぐ一番大切なインナーマッスルである「大腰筋」は一切、この膝を曲げた姿勢でのシフトアップではまったく鍛えることが出来ないのです

従って、膝を曲げたタイプのエクササイズは腹直筋は鍛えられますが

腰痛症に最も大切な「大腰筋」を鍛える事が出来ない、間違った方法の腹筋エクササイズなのです
暇のある人は「筋骨格系のキネシオロジー」という本を参照してください

(誰も勉強しないと思いますが…笑 一応、お勧めの本です=ただし素人には理解不能です、理解したかったら最低4000時間の本格的なカイロプラクティックの医学の基本講習を受けてください、正式なカイロプラクティックカレッジは日本に2校しかありません、後はアメリカのカイロプラクティック医科大学に入学してください)

話がずいぶん 飛んでしまいましたので ここら辺で腰痛のメカニズムに戻りましょう
前回のブログで「腰痛の種類」を書きましたが、その腰痛の種類の内、

腰痛の一番多い原因となるのが

実は
食あたりやアレルギー食品の摂取、油物の食当たり等と、唐からしの

辛み成分であるキャプサイシンによる大腸粘膜の炎症、そして飲酒なのです

以上は特に、急性腰痛、つまり、ギックリ腰で来院する人々の第一原因です

なぜ?辛いものや、アレルギー食品などが、原因で腰が痛くなるのでしょう?

実は、刺激性の食品や腐敗性、アレルギー性の食品は、大腸のS字結腸部に炎症を引き起こすのです(油物と豆類は右側=回盲部に炎症を起こします=回盲部は胆嚢の反射点です=誰も知らないだろうな〜…)
しかし、普通の人は、腐ったものを食べても「腹が痛てぇ!」と言って

トイレに行って ゴロゴロピーっ!と下り急行列車を発進させて 一日二日でお腹が治り、決して腰痛になるような事は無いのです
しかし、一度腰を痛めた人や、先天性に腸の弱い人、すぐに疲労が腰に来てしまう人は、腹痛=腰痛と言うパターンになりやすいのです

気の毒に腰痛症になってしまう、「選ばれた一人」になってしまうのです
これには、内臓の障害を守る腰髄の反射機構が関与して居るのです

内臓が何等かの影響で炎症を引き起こすと、その内臓を守るために

内臓からのインパルスが腰髄の反射機構に送られて「筋性防御」を

起こすために、腹部周りの筋群は、反射拘縮を起こすので、その腹部周りの筋肉の中でも「大腰筋」が腰椎に直接、圧迫を起こすのです

当然、その反射拘縮は脊柱起立筋にも起こってしまうので、腰周りが

がちがちに固まってしまい、かくして、腰痛の出来上がり!!と言う訳けです

この腰椎への持続的な大腰筋の反射拘縮による過緊張はやがて椎間板への圧迫と言う現象を起こし、椎間板の繊維性変性を起こして「ヘルニア」へと症状は進行していくのです
重症の内臓障害の場合はこの反射拘縮を「ディフアンス」と言います

アッペ、すなわち、盲腸炎や内臓打撲などの障害のときに起こります

09/24  腰痛

腰痛には 

実にいろいろな原因が存在します

当院での腰痛患者の、腰痛に至る原因を少し拾ってみましょう
最も多いのが、「食あたり」

食あたりは、5月〜月7から、9月〜10月に多発します

体力のある人は、多少傷んでいるようなもなコンビ二の弁当を食べても(コンビ二さん、ごめんなさい)、下痢も起きないし、ましてや、急性腰痛になる事はありません

ただし、以前に他の原因で腰を痛めたり、軽い腰痛を経験した事のある人はこのような原因で=急性腰痛になりやすくなります
次に多いのが、「アレルギー食品の摂取」

=このアレルギー食品というのは診断の難しい症状ですが、内科やアレルギー科でブリックテストや抗体テストなどで調べてもなかなか原因の特定はおろか、発症の原因すら不明の場合が多いのです、

一般に「アレルギー」と言うと、発疹、発赤、発熱、皮膚の腫脹、呼吸器症状、アトピー性皮膚炎などの、Lge抗体の過剰反応による具体的な症状をともなうものを(アレルギー)と定義します

従って、これ等のアレルギーの反応が一切、身体に兆候として出てこない症状の場合は、公的な病院では「アレルギー」とは診断しません
が、しかし、「腸管アレルギー」と言う症状も内科学では、食物アレルギーの範疇に入れています

腸管アレルギーの場合は、いわゆる、アレルギー症状が腸管内部に入ってってから発症する(遅延型アレルギー」と分類されます

逆に「何々を食べたら…」と言う、即座にLge抗体反応による呼吸器反応、発疹反応などが発症する場合は、(即時型アレルギー」と定義します
ところで、厄介なことに、これ等の一般的なアレルギー症状が表面に一切、出ないものもあります

このような原因による股関節の痛み、腰痛、骨盤の痛み、坐骨神経様の症状を起こす、原因の特定できない、症状なども、実際に起きるのです

内科や、整形外科や病院の診断はともかく、事実は、内臓が語ってくれます
ストレス性腰痛

胃は「ストレス」によって、色々な部位に反射痛や十二指腸潰瘍、胃潰瘍を引き起こすのは誰もが知るところです

(胃の反射によって第一腰椎は後方変移を起こします=自分で第一腰椎に手を触れ、胃の部分を緊張=痛みが有るかのように、ギュっと引き込むと、第一腰椎が、ピョコッと後方に飛び出すのが感じられます=従って慢性の胃疾患を持つ人は、第一腰椎部から、猫背になっていきます=或いは、慢性胃炎のために胸郭が下垂してしまうためにひどい「肩こり」が起きます=胃は、恐怖と怒りの溜まる場所です)
「ストレス」という言葉は、カナダの生理学者F,SELYEが最初に提唱した定義です

ストレスによって起きる腰痛を胃腸科内科的に言うと…

ストレスによって、自律神経系の交感神経が異常亢進すると胃の消化機能に異常が発生し、消化物が未消化となり、その未消化の食物塊が腸に負担を掛けて、慢性消化器疾患を引き起こします

この未消化物は、最終的に大腸の最終部分のS字結腸に炎症を引き起こし、内臓反射によって「筋性防御」か゜起きると、インナーマッスルである、大腰筋の拘縮を引き起こし、左腸骨のフイクセイションを起こして、これが左側の腰痛や坐骨神経痛の原因となっていきます
「TL=テラピーローカライゼイション」

と言う、アプライドキネシオロジーという、カイロプラクティックの中のAKテストを使うと筋肉と内臓の情報が体性神経と内臓の迷走神経の反射によって、テスト筋の筋力が低下することによって、正確な診断が出来ます、本人は、身体に合わない食べ物である事を、まったく知らないで居ても正確に反応が出ます

このような人は、身体に合わない食べ物をしかも何年にも渡って、同じものを食べているにも関わらず、あるときに急性の腰痛になってしまいます

アレルギー食品は、抗原性があり、体内免疫が強い時は特に症状が表に出ません、

しかし、寝不足や、用事が重なったり、法事事が重なったりして体力が健康的なレベルから生存の生理限界に低下すると、体内免疫が、抗原に勝出来なくなってしまい、そのようなときに大腸のアレルギー反射がおきて、急性の腰痛を発症してしまいます

正確には大腸アレルギーの範疇には入らないのですが、症状としては

腸管アレルギーと同様の症状によって腰痛や坐骨神経痛を引き起こします

このような、一見、原因不明の症状でも(TL)テストを使用すると、即座に、症状の原因を特定出きるのです

つづく…