「日本カイロプラクテイックセンター厚木」 20/10,22

40代初めのまだ若い患者です
愁訴は20年にわたる背中の真ん中付近の痛みと、足と腰周り全体の下半身全体に渡る筋肉痛に似た、神経的な痛みと痺れ感  そしてて、一年に一回のギックリ腰というものでした

20年前にギックリ腰をやってから、その辺の近所の整体院に行って、とりあえず痛みをごまかし続けてきましたが、再びギックリ腰をやって約、10年前に、近所の整体院に行っても痛みが消えず、あまりの腰の痛さに整形外科をおとずれ、レンゲンで「ヘルニア」と診断されましたが、手術をするほどの椎間板の変性はまだおきていないので、安静を言われたそうです
そして、いつも左側に違和感があって、運動や歩く時も左側が引っかかる感じがするということでした

「20年間も腰痛を我慢していたのですか?」

「はい、ギックリ腰を起こすと、その度に、近くの整体みたいなところへ行って、痛みをごまかしていました」

当院へ来院したときは、昨日、駅前の「???ボディケアサロン?}に行ったのですが
何も良くならないので、友人の紹介で、当院=「日本カイロプラクティックセンター厚木」に来院したそうです

視診では、凄い猫背(本人は気付いていません)胸が閉じて前肩になっている
胸椎と腰椎の側彎、左腰が前に回旋を起こしている
胃の部分(横隔膜)に極度の緊張と屈曲

伏臥位で蝕診
胸椎の凄い後湾  「何か事故にあっていますか?」
(通常、上部脊椎の後湾は、追突や落下、衝突などの外傷で発生します)

「いいえ、何も事故はしていません」
「ボクシングを前にしていました」

なるほど、ボクシングの防衛前傾姿勢が癖になっての、猫背と納得しました
腸骨は左側がまったく動かない・・・

仰向けになってもらい、前面からの蝕診
右の腸骨は動くが
左の腸骨はまったくうごかない

足を引っ張って、右足は伸びてよく動くが、左足は腹部で固まって、まったく動かない事を、本人に確認してもらいます
今度は、座ってもらい、第一腰椎のところから背中が後ろに動かない事を確認してもらいます

蝕診の結果は
第一腰椎の後方、右方、上方の複合変移
第五腰椎の右方変移
第四腰椎の左方変移
左腸骨のEXと大腰筋の緊張によるスタック

施療は以上の腰椎と骨盤の矯正をして、腰を曲げる原因の 大腰筋を解除して、ふたたび左足を引っ張ると今度は固まっていた骨盤が解除されて
よく伸びるようになります、本人にも確認してもらいます

以上の施療して立つてもらうと、骨盤のねじれは消えて、猫背゜が伸びて、姿勢がよくなっています
(猫背は胃の部分の過緊張から横隔膜の部分で体幹軸が前にのめって発生します)

「腰が痛いか、よく動いて確認してください」
というと
彼は色々とかがんだり、伸びたりして

「痛くありません!」

と喜んでいました

何故、ギックリ腰と腰痛が起きるのかという原因と、猫背の原因を、解剖学の説明をして、食事を気をつけるようにアドバイスして
施療を終りました

・・・この患者は20年という長い腰痛と言う疾患を持つていた、割には、
変な言い方ですが、骨格のの変移と原因がが単純で、簡単な矯正だけで、全ての疾患が消失しました

原因は、骨格の捻じれでは無く
毎日飲む 350mのビールと、辛い食べ物による、腸と胃のアレルギー反射による第一腰椎の後方変移と、
腸管アレルギーが原因で
左のS字結腸の腸管が固まってしまうのが原因で、その反射で左大腰筋の過緊張が常に起きるので、左骨盤が固まってしまい、身体がねじれてしまうのです
AKのテラピーローカリゼーションのテストで「麦」に強い反応が現れました、つまり=毎日の麦で出来た「ビール」がすべの原因だったのです

本人は大好きなビールが、自分の身体に起きる疾患の原因と知って、ショックを受け、残念がっていましたが、身体とビールと、どっちが大切か、よく考えるようにアドバイスしました(痛いのは私ではありません)

確かに、美味しいビールはわたしでも毎日飲みたいですが、たまになら、ともかく、毎日となると、腸管の粘膜が持ちません

ですから、この患者はいつも左側の腸骨が上手く動かず、運動もしにくいわけです、歩く時も 左側が引きずるような歩き方になってしまい、いつも左側に、違和感があったというわけです

「日本カイロプラクティックセンター厚木」