ふた粒の乾いた豆は・・・

鮮明なイメージとなり、腰痛の原因はその「ふた粒の乾いた豆」だと、はっきり教えてくれます

「何か、豆をたべなかった?」
と聞くと、「食べないですよ〜っ、あんなに普段から絶対に食べたらいけないって言われているんですからー」
「だいたい、私が、豆アレルギーだって教えてくれたのは先生じゃないですか〜」

「う〜ん、そうだよね〜?、食べるわけ無いよね〜」
    ・・・・しかし、おかしいな〜・・????
  何で、寄りによってふた粒の豆なんだ?
それで、原因を探るために、時間の逆行をしてみると、
(普通の人には信じられないと思いますが、=俗に催眠術で「逆行催眠」というのは聞いた事があると思います、私のは、その応用テクニックです)
これは、一日前、 二日前、 三日前という風に、イメージの時間をさかのぼっていくのです(20歳の頃、精神医学や心理学などに凝ってました)

そうすると日にちの答えがイメージ化されてきます
それが、三日前で、マッチしたのです

「何か、三日前というイメージが出てくるんだけど、何か、心当たりがないですか?」

と聞くと

あっ!

食べた!
先生、そう言われれば三日前に、オカキをもらっんだけど、嫌いだから食べないようにしていたんですけど、
だけど、せっかくくれた物を食べないのは失礼だと思って、
そのオカキの中の小さな、豆だけ「ふたつ」だけ食べました・・・・・・
でも、先生、たった ふた粒だけの 小さな豆ですよ〜
あんなんで、こんなに腰が痛くなるんですか?

はい
それが、食物アレルギー性の腰痛の特徴なのです


という訳で、右の腰痛の原因がわかりました
まぁ、軽い腰痛なので、一回で痛みは消失して、本人は痛みが消得たので喜んで帰りました

「日本カイロプラクティックセンター厚木」
去年の暮れに、右側のひどい腰痛で男性が来院しました
この方は、心臓と肝臓に持病を持っているので 月に〜三度体調の管理に来てくれている人です。食物アレルギーや毒性の食品の摂取には、大変に普段から注意している人なので、毒性の食品などでは、腰痛には、ならないはずなのです
しかし、症状は、右側の腰痛です
通常、日本人には「胆嚢」の機能が弱い方が10人中、半数近く居ます
「胆嚢」は胆汁を分泌して、十二指腸を油っぽい食べ物が通過する時に、分泌されて、食べたものの油分を分解して、カイロミクロンという、細かい分子に消化する助けをします
「胆嚢」の機能の弱い人は、「油もの」と「豆類」に消化不良を起こしやすくなります
「胆嚢」は、ストレスに反射する臓器なので、日本の職業事情や社会事情にも、「胆嚢」が弱化する背景があるのかも知れません

ある外国の生理学者は、日本の飲み水が山から落ちてくる、川の硬水を飲んでいるのが原因ではないか?という理論を過去に発表した事があります。

ところで、胆嚢」の「リンパ反射点」は、大腸の最初の部分、つまり「回盲部」です=経絡学参照
従って「胆嚢」の弱い人が油物を食べたり、豆類を食べたりすると、消化不良とが起きて
回盲部」に炎症が起きます「回盲部」はお腹の右側にあります(最近の医者は蝕診すらしないので、・・・・まるで触ると、病気が移るんじゃないかと怖がっているみたいに見えますね〜)

つまり、「胆嚢」の弱い人が「油物」とか「豆類」を食べると、この右側の大腸に炎症が起きて、内臓が発熱します、これは素人でも分かるほど、右側と左側の大腸の「熱」と
「張り」が違うので、簡単に判断できます

「回盲部」に炎症が起きると、右側の腰痛が、「体性内臓反射作用」で、発症します
現代の医学では、「腰痛」の原因すら、わかって居ないのが実情です
これは、西洋医学と、東洋医学の知識の違いではないかと思います

ところで、SOT というカイロプラクティックのテクニックがありますが、これは体内の血液の波動、体液の波動、脳脊髄液の波動、呼吸の波動の四つを掌で
拾い、不正な波動の部分に対して、数グラムの圧力によって、還流障害を正常化する高等テクニックです

このテクニックに熟練すると、脳波の波動や、生命波動も拾うことが可能になります
この患者の腰痛になった原因を探りながら頭蓋 調整をしていると、なぜか、

「ふた粒」の乾いた豆
のイメージが、私の頭に浮かんでくるのです
それも三日前というイメージが、はっきりと浮かんでくるのです

私も治療をしていて、これほどはっきりとしたイメージが、浮かんでくるのは、たまにしか有りません
これはAKのテクニックとSOTの変形として私のオリジナルで使っている、特殊な感覚系の頭蓋 調整の治療テクニックです

イメージは、脳波のシンクロ(同調)によって、相手の脳や過去の記憶、既往歴など、本人が忘れている、記憶を探る時に使います
浮かんでくるイメージを否定しても否定しても、消えずに、さらに明確にイメージが浮かんでくるのです

「何か、豆類をたべませんでしたかねー?」
と問いかけると

「いつも先生に注意されているから、油物と豆類は絶対に食べなですよっ!」

と、猛烈に、否定してきます

「三日前というイメージもあるんですが・・・?」

と、さらに問いかけると・・・

「あっ!、思い゛したっ」

「食べたっ!」

「三日前に、オカキの詰め合わせを貰いまして、何も食べないのは失礼かと思い、中の一番小さい「豆」を 二つだけ食べましたっ」

と、思い出してくれました

これで右側の腰痛の原因が特定できたので、回盲部と、胆嚢の治療をして、
腰痛は完全に一回で消失しました

カイロ゜ラクティックの「AK=アプライドキネシオロジー」の治療を学習している人には、「胆嚢」の治療法は分かるはずです