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これは

腕を挙上するときの「連動」を説明した絵です

1=上腕の180度の挙上状態
2=肩甲骨は上腕骨の挙上時に、上腕骨頭の下に潜り込みます、肩甲骨は、上昇、外転をするために、頸椎は反対側へ、「側弯」をして肩甲骨の挙上の邪魔にならないように「しなり」ます
  この、頸椎の側弯という、可動性が無いと、健康骨は、じゅぶんな上昇が出来なくなり、上腕骨は180度の挙上が出来なくなります
3=上腕骨が180度の挙上をすると、「鎖骨」がクランク運動をして、「胸鎖関節」を支点に肩甲骨は上腕骨の下へもぐりこむような動きをして、肩峰と、上腕骨頭が衝突するのを回避する独特の運動を   します
4=肩甲骨は、上昇、内転をするので、肩甲骨の上角がT1とT2の部分で反対側に入り込みます、この、肩甲骨の上角の動きの邪魔にならないように上部胸椎は反対側へしなって、肩甲骨上角が反対  側へ入り込むスペースを作るために上部胸椎は「側弯」します
  T3〜T5は、肩甲骨の内側縁に起始する菱形筋に引っ張られて、挙上側へ側弯します
9=はこれらの「代償性」によって、荷重は、挙上側の反対側に移動します
  これは、非常に面白い現象で、「左手」を挙上すると=荷重は「反対側」に移ります
  ここで、試しに、挙上した、左手の側へ、「わざと荷重」してみると=左手は、十分に挙がらなくなります(無理やり、挙げることも、健康であればという条件下で、可能ですが、、、)