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だいたい、正常な骨格です(細かく言うと、これでも異常は有りますが、、)
健康な部類と言えるでしょう

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正真正銘、ヘルニアの骨格です
椎間板が潰れて
椎骨が歪んでいるのが、素人目にもはっきりと、分かると思います
左の頚筋群と肩を解除し、

もう一度
いま、腰痛は?と聞くと、あまり痛くない
と言います



もう一度、
身体中の反射テストをしてみると、なんと!
「左の側頭筋」に反射が強く出ます

側頭筋とは「顎」を開閉する筋肉です
まさか、側頭筋で「ヘルニア」の反応が起きるわけ無いよな、、、?と思いながらも
最後に、
左の「側頭筋」を解除してから

立ってください、というと
患者さんは、恐る恐る立ちながら、、、

「おおっ」
「痛くない!」


と言います

さらに、「歩いてみてください」
というと、

来院した時は、痛みのためにひどいビッコ状態だったのが
うん、痛くない、大丈夫
と言って、普通に歩いています。


一回の施療で、最初の痛みから比べると、10のうち、今は4くらいの痛みに変わったそうです
まだ少し痛いけど、もう平気
=と言っています。
オマケに、、、、明日は会社へ行くそうです。

付き添いで来た親が、
=今夜MRIの検査をして、来週には、ヘルニアの手術予定の話を、これから病院へ行ってするのですが
どうしましょう、先生、、。


と、いうのです。
痛みが無くなった、「ヘルニア」の患者を医者はどう判断するのでしょう?。

●この方は、右側に重量物を持ったために、左側の筋群の過剰疲労が原因で左骨盤がロックされて痛みが始まったのです(偽のヘルニア=偽牲ヘルニアと言います)
SLRtestの陽性反応と、
レントゲンで椎間がわずかに「狭くなっている」のを診た医者の、完全な、誤診です

=医者は、レントゲンで「」は見ますが、「筋肉は診ません=というより、筋肉の「連動作用」という「知識」が欠如しています。

痛みとは=骨や関節が痛むのではなく
その周りの「軟部組織=筋肉や靭帯」に痛みが発生します。

以前も、仕事中に右の小指に重量物を落として痛めた男性が
その後右側の「ヘルニア」で来た事が有ります

整形で「レントゲン検査結果が「ヘルニア」と診断された方です
この方も、右の小指の関節を解除して、3回ほどで、「ヘルニア」なる痛みと椎間の狭くなったレントゲン像はその後のレントゲン検査で完全に消失しています

当院には良く「ヘルニア」と診断されてくる方が多くいますが、必ずしも、全てが「内臓性」では無く
このように疲労や、足首の捻挫などで「歪みの連動=大和整体=倭(やまと)整体独自の言い方です」=が原因で体幹軸がずれて椎間板が潰れて、「ヘルニア」の状態になってくる方が半数以上います

人間の身体は、目も口も手も足も、内臓も指の一本も、全てがつながりあって、力と身体と生命のバランスを取って居ます。

身体は、筋肉が「連動」して動いています。
「骨や関節」が勝手に動くのではありません=筋肉が「骨格」を動かしているのです。
肩の痛みも
腰の痛みも
股関節の痛みも

「骨」が痛いのではないのです
だから。
人工関節を入れても何の解決にもなりません。

人体構造そのもののバランスが壊れた時に「症状」が発症します。

「身体五戦尖の歪みが病期や痛みをもたらす」=身体の五つの先端部のことを言います。
●2本の手、2本の足、1つの頭」が体幹軸をずらせ、病期の原因となる=これが「大和整体」の根本理論です

しかし、私もこの仕事は長いですが「側頭筋」で「ヘルニア」の痛みが消失した人は、初めてです

結構楽しかった、謎解きの治療でした。