今日は歯医者です

実は、最近一週間くらい前から、左上の7番の歯の痛みが続いています。
「虫歯」ではない「歯の痛み」
というのがあります

これは三叉神経の圧迫を原因とするもので、歯周病なども、この三叉神経の圧迫によって、歯茎周りの血流の低下から免疫低下がおこり、歯茎の感染がおこりやすくなります。

三叉神経は=「目」と「鼻」と「歯」に神経が走行しています
そのうち=「歯」に行っている神経は上歯槽神経と下歯槽神経に走行し、歯肉や歯の神経を支配しています
三叉神経は「顔面神経痛」で良く知られています。


口腔は常時、体外と体内を開放している部分です
そして食べ物によって「菌」に汚染されている部分ですが、唾液が、内臓への入り口である「口」と「歯」の免疫を維持しているのですが、極端な疲労や肩こり、首の凝りなどがあると、首を通っている「頸動脈」が圧迫されて=頭部への 血流や、「顔面」、「歯」「目」「歯茎周り」「鼻」まわり、または「耳鳴り」などの「血流低下」が原因とする疾患が多発してきます。

こういった事実は歯医者も内科医も知りません。=(医者の単なる勉強不足です)

という訳で。朝から、最初の患者さんが来る数分だけ左の肩と首を同僚の「ヨーコ先生」にお願いしてほぐしてもらっていたのです。
数分のほぐしだけで、ずいぶんと「歯痛」は楽になりました。

夕方に近所の方から「今日はどこか空いていますか?」
と電話の問い合わせがあったので、

ちょうど。19時が一つだけ空いて居たので、(当院はいつも予約が混んでいます)その時間に「予約」を入れました。
そして
19時になってその患者さんが来たので
「どうしました?」
と聞くと
「先生、実は、先週から歯が痛くて歯医者で神経を抜いてもらったのですが、まだ痛みが変わらないです」
えっ、神経を抜いたんですか?

「はい、あまり痛いので、神経を抜いちゃいました」
「でも痛くてしょうがないんです、今も痛いんです」
「どうも首の凝りからきているような気がするのですけど、そんなこともあるのですか?」

と言いつつ
右の首をさすっています

「ビンゴー!」
と言って、私と、ヨーコ先生は二人で爆笑です

今朝
私も、歯が痛くて肩と首を治してもらっていたばかりです。

素人さんで
首コリから「歯痛」が起きることを考えられるというのは大変に頭の良い方です
何しろ
医者でさえ、こんなことも知らないのですから・・・

この方は首と肩の酷いこりをなおして歯痛が治り、ニコニコして帰りました。

そういえば
ずいぶん前に「奥歯」が虫歯になり、その痛みから「五十肩」になって来院された老人が居ました

この方も、近所の歯医者を3件回ったそうですが
、右の7番が残っていて、それが虫歯になり、放置していたら、
近所の歯医者では抜歯ができないような頑丈な4本根の奥歯で、

「とてもうちでは手に負えない」

と、3軒ともに断られたそうですが、
3件目のかなり老齢の歯医者さんが、

「右の五十肩は、この、奥歯が原因だと思うから、一度カイロプラクティックに行ってみたらどうか」
と言ったそうです。

すごい知識のある歯医者さんもいるものです。

そこで、うちで、検査をすると、
確かに歯痛の反射による腱板周りの筋拘縮でした

そこで近所のとてもうまい歯医者を紹介したところ、
一発で抜歯してもらえたそうです、

次の日にその老人が来て、
「先生、歯を抜いたら、五十肩がなおりましたよ」
と言って、腕をぐるぐる回して喜んでいました。


●人間の身体は「手」は手
「足」はあし
「首」は首
「内臓」は内臓
などと、すべて別別に考えているのが医者ですが
人間の身体はすべてが繋がり合って、ひとつの「生命体」を営んでいます。

大切なことは、
「歯」と
「腕」は別々ではなく、身体の一部分であり、それらの「部分、部分」が集まって「人間」という「機能生命体」を作っているものであるということなのです。

例えると
当院では、肩こりや首コリは「アキレス腱」の反射で取ります。
酷い肩こりが、アキレス腱で消えてしまうので患者さんはとても不思議がります。
股関節の痛みは手の小指の第一関節で消失します。


大げさに言うと、森羅万象の物事は、地球から大気、人間、木、海、草花、魚に至るまですべてが助け合い、連動して、「生命」を作っているということです。

風邪が吹かなければ、大気が動かず、濁り、気温の上昇によって地殻変動が起きてきます
雨が降らなければ、緑がなくなり人間の食物は枯渇します
気温の変化は大気を動かし、海水を攪拌して生命をつくりだし、地上を平穏にする大切なものです

「風が吹けば桶屋が儲かる」
ということわざも、そういった事のたとえであり
医学の乏しかった昔は、ひと風邪吹けば
死人が増えるのです。=(真の意味はちがいますけど・・・)

風もなく、日和日であれば人々はそれだけで幸せです。

日々なんとなく歩いている道端に咲く、雑草の小さな花の美しさにも、きっと気づくようになるでしょう。

人々は、とても忙しく歩いていて
道端に咲く小さな雑草の綺麗さにも気づかないのです。

夜、毎晩「月」を見ている人は少ないものです、
そんなことよりも、テレビや、食べることばかりに気を取られているのです。

そして、二本の自分の足で歩けることがどれほどの「幸せ」であるかがわかるようになれば
物事にこだわらず、楽しい人生を送れることでしょう。

人間とは、=ひどい「ひざ痛」になり、歩くこともままならなくなって初めて「二本」の「足」で歩けることの重大さがわかるのです。

去年の厚生省の発表は「二人に一人が癌に罹患している」という、恐ろしい発表でした。
今の食品は「保存料」という名前の1○○%の発がん性の毒物で汚染されています
食べることよりも健康であることのほうが大切だとおもいませんか?

皆さん生命と
健康を大切に生きてください。

鹿児島から2名の方がいらっしゃいました
遠いところをありがとうございました。
お礼申し上げます。