骨髄異形成症候群
という難治難病を診断された80歳の方が来院されました

〇愁訴は
 左腕の挙上時のいたみ
 身体全体の訳のわからない痛み




「骨髄異形成症候群」
とはMDS)といい骨髄機能の異常によって前白血病状態となり、造血障害を起こす症候群である。

MDSは放射線やベンゼンといった環境暴露によって引き起こされる可能性がある。
二次MDSはがん治療、通常は放射線治療とブスルファン、ニトロソウレア、プロカルバジンといった放射線模倣アルキル化剤の組み合わせ(潜伏期5-7年)、またはDNAトポイソメラーゼ阻害剤(英語版)との組合わせ(潜伏期2年)の遅発性毒性として起こる。免疫抑制治療後の後天性再生不良性貧血およびファンコーニ貧血はどちらもMDSへと進行し得る。


MDSは多能性骨髄幹細胞における突然変異に起因すると考えられている。
血液の前駆細胞の分化が損われており、骨髄細胞におけるアポトーシス性細胞死が顕著に増加している。異常細胞のクローン性増殖によって分化能を失った細胞の生産が起こる 。
MDSからAMLへの進行は、最初に正常細胞において一連の突然変異が起こり、がん細胞へと転換するというクヌードソン仮説の実例である。

白血病への移行の認識は歴史的に重要であったが、MDSに帰せられる病的状態と死亡の相当な割合はAMLへの移行からではなく、むしろ全てのMDS患者において見られる血球減少症に起因する。

貧血がMDS患者において最も一般的な血球減少症であるが、輸血が容易に受けられるため、MDS患者が深刻な貧血から損傷を受けることはまれである。血球減少に起因するMDS患者における2つの最も深刻な合併症は(血小板減少による)出血と(白血球減少による)感染症である。長期的な濃厚赤血球の輸血は鉄過剰症を引き起こす

治療
軽症例では経過観察となり、基本的に対症療法が中心となる。好中球減少例には顆粒球コロニー刺激因子(G-CSF)の投与を、赤血球減少例にはエリスロポエチン(EPO)の投与を行い、それぞれ極端な減少例には輸血療法で対処としていく

重症例に対しては根治療法として、造血幹細胞移植を行う。異常クローンを根絶し、正常造血を回復させるのが目的である。現在移植の適応は50〜55歳以下に限られている。

また、薬物治療としては以下が用いられる。
• 免疫抑制剤:PNH(発作性夜間血色素尿症)血球陽性例・HLA-DR15症例に用いられる。
o シクロスポリン
o ATG(anti-thymocyte globulin)
• アザシチジン(ビダーザ):DNAメチル化阻害薬。
• レナリドミド(レブラミド):サリドマイド誘導体で5番染色体長腕欠損(del 5q)の症例に用いられる。
• サイトカイン療法:但し、日本国内未承認[]。保険適用無し

予後
予後不良である。予後良好の不応性貧血で生存年数は 約5年、予後不良のタイプでは 1年程度 である。骨髄移植実施例での長期生存率は不応性貧血では40〜60%、RAEBでは20〜30%程度である。
ウィキペデアより



〇左腕と肩の痛みは大体取れました、その他の体の痛みも大体80%くらいは収まったようです
原因は「食あたり」と「軸重心」のズレからくる 「不定愁訴」です
骨格と、軸重心のバランスを直すと、ほとんどの痛みは消失しました。

この病気は、決して治ることのない、不治の病です。
もう
80歳も過ぎたので「輸血」による、延命治療もできません。

しかし、
軸重心のずれによる、体組織のゆがみからくる、各種の愁訴は軽減できます。
骨格をそろえ
重心軸を修正すると
内蔵も
血管も
神経系も
すべてが正常になるので、
非常に楽になります

若ければ「治癒」も可能です