アレルギー食品を食べると
「花粉症」
がひどくなる 
  という、お話しでしたね

実は、七、八年ほど前の、花粉症が酷く流行った年があったのですが

当院のスタッフと二人で、
駅そばで

「たぬきそば」

を、食べて帰ってきたら、15分ほどして、いきなり
くしゃみ

鼻水
が、どぱーっ
と二人同時に始まったのです

もう
鼻水、だらだらです・・・

犯人は

狸そばの
天かす・・・の小麦と油と、
そばの,つなぎ に入っている

小麦粉です。

二人とも、弱い古い油や、質の良くない油、そして小麦アレルギーを持っていたのでが

普段は
天ぷらなどを食べても、なんともなかったので、
びっくり、しました。

多分
相当に悪い油を使用していたのでしょう。

その年は、異常に「花粉症」がひどい年だったので

家に来る患者さんで
食品会社に勤めていたひとが

同僚が昼ごはんの時に「パン」を食べた、途端に
くしゃみと鼻水が始まったと 言っていました。

前回に書いた、食品アレルギーを持っている方は

ご自分に反応する
アレルギー食品を食べて見てください

数分後には

きっと

くしゃみと
鼻水が
ひどくなることを発見するでしょう。

果物や、パン 等の
特定の食品が

花粉症の引き金になるのは
どうやら
体験から

間違いないようです。


「花粉症」
で、お困りの方は

ぜひ

何を食べると、くしゃみが出るようになりのかを、見つけてください

その食べ物さえ、食べ゛なければ

きっと

花粉症は「楽に」なるでしょう。
実は・・・アレルギーを引き起こす食品が゛実は「花粉症」を悪化させます


果物等を食べて口の中などに違和感がある人や、食べるとお腹の具合が悪くなる人は一度、医療機関で検査を受けることをおすすめします

。血液検査や皮膚テストをすれば特定の食品や果物アレルギーかどうか判定できます。

◎(ただし、即時性アレルギーに限ります、遅延性アレルギーの場合は、症状が出るまでに20時間から30時間たたないと、具体的な症状が出ないため、食べたものを、特定出来ないためです)

特定の果物にアレルギー反応を起こす人は、その食品や果物のアレルゲンとのみ反応する血液中のタンパク質(血清特異的IgE抗体)が増えています。
>IgE抗体検査を受ければ、原因が何を特定することができます。

全身に症状が出る即時型ではアレルギーを起こす物質を避けるしかありませんが、口腔アレルギーのような軽い症状であれば食べるか食べないかは本人次第でしょう。

過去に
果物にアレルギーを持つ人が、度々、救急入院して、いた人がいて、
その人はついに
「腸閉塞」の手術を二回受けたのですが、
残念ながら生還できませんでした。

腰痛や肩こり度で、新宿からよく当院に来院いただいた人なのですが
「あなたは、果物にアレルギーを持っているので気を付けたくださいね」

いったら、
「人間、いつかは死にます。どうせ死ぬなら私は死んでも、好きな果物を食べて死にたい」

、と、おっしゃっていました。

ここまで、腹をくくって いるならば、
もう
私の出る幕はありません。

この時も、ふたパックで三万円!
という、新宿の有名な果物屋さんで売っていた「サクランボ」を食べて、入院したのです。

ある意味、自分の意思を貫いて、生きていた人なので、立派だと思います。




さて
☆花粉症に対するアレルゲン免疫療法をすると、症状が軽減するという報告もありますが、現時点では十分な実績がありません=これは毎日「アレルゲン物質」をそばに置いて寝るなどの方法ですが、血中のIgE抗体がこのような方法で減少するという、科学的実証はそろっていません。

対症療法として抗ヒスタミン剤を服用すれば、かゆみなどの症状の緩和ができます。

厚生労働省はアレルギー症状を引き起こす特定原材料に準じる食品をできる限り表示するよう推奨していています。

主な花粉と似た構造のアレルゲンを持つ果物、野菜など

シラカバ・ハンノキ バラ科 リンゴ、西洋ナシ、サクランボ、
モモ、アンズなど

セリ科 セロリ、ニンジン
ナス科 ジャガイモ
マタタビ科 キウイフルーツ
ウルシ科 マンゴー
ブタクサ ウリ科 メロン、スイカ、
ズッキーニ、キュウリ

バショウ科 バナナ
ヨモギ セリ科 セロリ、ニンジン
ウルシ科 マンゴー
イネ ウリ科 メロン、スイカ
ナス科 トマト
マタタビ科 キウイフルーツ
ミカン科 オレンジ

上表は厚生省の食物アレルギー診療ガイドライン2012をにしています。



花粉と似た構造のアレルゲンを持つ果物、野菜など
0歳
(884人) 1歳
(317人) 2-3歳
(173人) 4-6歳
(109人) 7-19歳
(123人) 20歳以上
(100人)
1位 鶏卵 鶏卵 魚卵 果物 甲殻類 小麦
2位 牛乳 魚卵 鶏卵 鶏卵 果物 魚類
3位 小麦 牛乳 ピーナツ ピーナツ 鶏卵・小麦 甲殻類

夜に,来た人は
「ひざ痛」でした

痛い、痛い
といって階段を上がってきました
一段づつ  うめき声゛を上げながら
階段を上がってくるのが治療院内まで、聞こえてくるのです。

治療テーブルに寝てもらうと
「これ以上ひざを伸ばせません」

というのです

ひざを診ると 真っ赤に腫れ上がっていました

何時からですか?


と聞くと

「昨日からです」
「朝からねひざの具合がずれているような感じで、おかしかったのですが、ひるをすぎたらば、痛みになってきて、足を着くだけで、膝に激痛が・・・。」

この人は先々週にインド人のカレーを食べて「腰痛」なり、治療に来た人です

「先生、何でこんなに急にひざが痛くなるんですか?」

と、きくので

先々週のことを覚えていますか?
インド人のカレーを食べて、腰痛になったでしよう?

そのあとも、ラーメンに、ニンニクと豆板醤を山盛り入れて、お腹を下していたでしょう?

だから、このひざ痛は
「おなかから来てのですよ」

と、教えてあけました

「くそっ」
「先月のインドカレーから引きずっているのか・・・」



治療後は

「歩ける!」
と、喜んで帰りました。






話は、変わりますが

東京から。月に一回ほど、体の調整に来られる、二児のお母さんがいます

二人目の赤ちゃんが
「ちち吐き」
を、するのだそうです

「ちち吐き」とは 赤ちゃんか授乳中に、飲んだばかりのお乳を、
ぶーっ

と、吐き出してしまうことを言います

私の質問です

「おちちを飲ませているときか、その前に、何か食べていましたか?」

その、お母さん
「アンパンを食べていました・・・」



 アズキには「毒「」があって、二回から三階、煮炊きしてゆでこぼしをしないと」「アク」がぬけない豆なのですよ。
だから昔は、まつり事や、おめでたいときにしか,アズキは食べなかったものです。

あなたは、赤ちゃんに、おちちを飲ませているときに アンパンを食べていたので、それが血中に入り、乳汁 の中に入ったので、赤ちゃんの胃腸が「防御反射」を起こしてしまうので、ちち吐き をするのです
食べものや、飲み物は胃に入ったら、数秒で吸収が始まり、その毒も、あっ というまに お乳に交じってしまうので、ちち吐きをするのです。

と教えてあげました

食べものの毒は、意外に多く存在します。

腰痛も、座骨神経痛も、その他の「難病も」 みんな 食べものの 「毒」が原因で起きるものなのです

昔の漢方では「医食同源」といって、食べ物、そのものが、身体のためになる「医」になることを大切にしていたものです。

現代は
「食」があふれかえり、毒物が食べ物のの中に蔓延しています。

そのために病気の人が 増えて、国民の半分が 「ガン」で死亡していると言われています。
皆さんも、ぜひ、食べ物を、 とても注意をしてください。




■スギ、ヒノキ
交差反応性のある主な食物
・トマト

■ハンノキ
交差反応性のある主な食物

・バラ科(リンゴ、サンザシ、ナシ、モモ、スモモ、プラム、アンズ、ウメ、サクランボ(アメリカンチェリー含む)、アーモンド、イチゴ、ブラックベリー、ラズベリー、ボイセンベリー、ビワ、カリン)
「すべてのナッツには毒がある」と言われています。
・マメ科(大豆、ピーナッツ)のアレルギーが多いのは、意外と知られていません
しかも、調理済の料理には原料として、「大豆」を多用しています。
「即時性」の場合は、その場で、痒みや痛み、下痢などが起きますが
「遅延性」の場合は、便秘がちの人ならば、約、3日後に症状が現れます。
その間に「便」に含まれる「毒」は腸から吸収されて。二次的に症状を起こします。

日本の厚生労働省では五大アレルギー食品を定めています
卵アレルギー
乳アレルギー
小麦アレルギー
かに、えび(甲殻類)アレルギー
そば、落花生、は「アナフィラキシーショック死」を起こす最も危険な食物としています。
さらに大豆、キウイ、アワビ、イカ、いくら、オレンジ、クルミ、大豆、バナナ、モモ、山芋、リンゴ、ゼラチン、なども指定食品です。
最近では「レバ刺し」の禁止があります。
大豆は、いろいろな食品の原料として使用されているので、即席ラーメンや調理した料理などは特に気を付けないと知らずにアレルギーが起きてしまいます。

今回は

野菜、アレルギー
果物とアレルギーです

野菜・果物にアレルギーのある人が、子供も大人にも増えています。
どういう野菜、果物に症状が出やすいか、症状があるかをお知らせします。


野菜、果物アレルギーPFAS(花粉関連食物アレルギー症候群)とも呼ばれています

即時型アレルギーと違って=遅延型アレルギーの原因としては、果物に含まれるアレルギーを起こす原因の異種タンパク質(アレルゲン)が胃や十二指腸で分解されず、小腸から吸収されて血流に乗って体内を巡るので高原抗体反応によって全身症状となって現れるので、食べたものが原因と、わからない場合が多いのです。
これは症状の発現まで時間が掛かるのが特徴です。


特に「遅延性アレルギー型」は食べてから20時間から30時間、しないと症状が出ないために
「食べたものが原因」で、腰痛や、ひざ痛などの症状になることが分かりにくいものです。

困ったことに、よほどのアレルギー学に堪能な熟練した医師でない限り、食べ物が抗原となって
各種のいろいろな病気になっていくというメカニズムを知りません。


最近野菜、果物にアレルギー反応がある方の話をよく聞きます。
メロン、キウイは
TOP10に入るアレルギー反応と言われています


これらの原因として、花粉症などの鼻炎性アレルギーが背景にあります。
花粉はすべての木や草の花から出ます。

要は植物であり=花粉と共通抗原性があるため、野菜、果物にアレルギー反応が出ます。

花粉症の時期
1〜4月 ハンノキ
2〜5月 スギ・ヒノキ
4〜6月 シラカンバ
4〜10月 カモガヤ、オオアワガエリ
8〜11月 ブタクサ ヨモギ


花粉と共通の抗原性がある野菜、果物の種類は次回にお知らせします・