五十肩について
整形外科の分類
五十肩は
肩関節周囲炎
石灰性沈着炎
上腕二頭筋長頭腱炎
腱板炎
肩峰下滑液胞炎
凍結肩
等に分類されます

※発症は中年以降に多く、若年層ではほとんど見られないこと、加齢による、関節構成組織の(劣化変性)によって運動制限を起こし、肩関節、又は腕の挙上制限を起こす。
結髪,結帯動作障害が特徴となりますが、特定した原因が無ないのも特徴です
症状が長期になり、進行すると、「夜間痛」を起こすようになる。
夜間痛は肩板の周囲の硬縮を起こして疼痛を訴えるもので,
症状は「疼痛」を「主症状」とすることにあるのも特徴の一つです

事故や、転落、転倒などの「介達外力」などによる原因が無く、いつの間にか、腕を挙上すると肩関節に疼痛が起きるというものが多い=(けがの記憶がないという意味であり、忘れている場合が多い=必ず遠位の原因があります)




私の個人的な発症原因の考察
実際には、怪我などの既往歴、作業の過動作、指の使用過剰による前腕筋群、屈筋,伸筋、上腕筋群の疲労の蓄積が、上腕筋群と連動している、肩関節の筋群=特に「三角筋」に負担をかけ、挙上に「ブレーキ」が掛かり、その負担から、運動バランス=上腕肩甲リズムの崩壊を起こし、
肩関節周囲の筋肉の硬縮が起こり、腕の挙上制限、疼痛が発生すると、考えられる。
●原因として
立位バランス軸の崩れ=主に距骨のズレ(捻挫、転倒、つまずきなど)
骨盤の可動性の喪失(内臓性)
仙骨の軸のズレ、又はサブラクセイション(内臓性)
腕の軸捻転(転倒などの鎖骨、肩、ひじ、手首などの打撲や亜脱臼)
指の軸捻転(突き指など) 手根骨の軸捻転(転倒など)
肩関節の亜脱臼(転倒、疲労など)
肩甲骨のサブラクセイション(内方、外方、下方)
内臓からの影響による体幹軸の崩れ(胸郭が上昇しなくなる)
内臓からの「膜」のひきつり(斜腹筋、肋間筋の硬縮)
その他、過去のキズや事故の存在が有る場合等の複合的な原因が存在している場合が多くみられる。

◎「原因」が一つか二つの単純なものや、発症の期間が短い物は、早く改善するが、
◎症状が長期に渡る場合は、「原因」が複合するので即座に改善は起こらない。

※「肩板障害」が存在する場合は腕の筋硬縮から「最初に肩=三角筋部分」に疼痛が発生し、その疼痛からの逃避姿勢=痛みへの防衛反射 により、上腕を動かす、全ての「連動する筋群」の硬縮が起こるためで、「肩関節炎〕や「肩板障害」が特異的に、発生することではない。

※長期にわたる症状の持続の場合は「肩板障害」「肩関節炎」が必ず発症する





◎ここのところ、五十肩の人がたくさん来ます
昨日の五十肩は=いつの間にか痛くなったという人です
症状は左腕の挙上障害です
前方への挙上角度は、約、110度
側方への挙上角度は、約90度
つまり、腕を上げると、肩に痛みが有るというタイプです

そこで、肩の痛みが無くなる「立位」の軸を探します
右後方、5度に体を傾けると?
腕が挙がるようになります

この軸重心の「ズレ」は足の「距骨」を角度調整することで、体幹軸が大きく変化して、症状が劇的に改善するのです

腕が上がるが、多少の痛みはまだ残っているそうです
触診すると、上部僧帽筋にひどい「コリ」が残っていたので、その「コリ」を解除すると、すっかり痛みは無くなり、腕を上げても、痛みは無くなってしまうのです。

この方法は、生一システムという、「伊藤聖鎬」先生の編み出した方法で、非常に効果のある治療方法です
最近は、この方法を多用することが多くなってきました。
正式には
「重心バランス軸」というのだそうです。

この整体日誌を見ている一般の方や、治療家の方が居たら
「生一システム」で検索してみてください、きっと、魔法のような治療法を見る事が出来るはずです。
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