解剖学的説明

  突発性難聴とは内耳と蝸牛(かぎゅう)が何らかの原因により障害を受けたため、突然に生じる難聴を特徴とする病気です。(原因が不明のため=現在でも病院では「原因不明の症状として扱われます)

特徴は「飛行機に乗った」ときや、トンネルを抜けたときにも多少、似たような状態になるとがあります。

地上は一気圧です

そして
人間の体内も
自律視神経の働きによって、
一気圧にやや、弱に近く調整されます=人間も大体一気圧と考えてください。

飛行機が上昇すすると外部気圧が下がってきます

人間の耳は、この気圧変動に対して、生命保存プログラムのシステムで自動的に特殊構造の閉塞空間である「内耳」の圧力を外気圧と同調させようとします。


ダイビングの時に鼻をつまんで内耳に空気を強制的に送って「耳抜き」をするのと同じです。

殆どの人は、唾を「飲み込む」という「動作」をするだけで「口蓋帆張勤筋」の働きで、外部と同圧になります。

耳鼻咽喉科の病気の問題を持っている人や
極端に疲労していると、頭がい骨が固まってこの調整がうまくいかなくなります。=耳抜きができなくなる

すると

長いこと「ブーン」という音や、くぐもった音が続くようになります
これが数年続くようになると、難聴の症状に変わってきます。

また

すぐに、この「難聴」になる人もいます
「めまい」を伴わない、こういう「くぐもった音」や、なかなか音が効きにくい、というタイプの人は回復する率が高いのです。=一時的な中耳の症状と考えてください

当院でも、こういったタイプの方は、大概一回で改善します。


なかには、一年掛かって、突発性難聴から、片耳が全然聞こえなくなり、骨伝導もゼロになってしまった人もいて、
北里病院で「この片耳の難聴は一生治らない」
と、大変な
太鼓判を押されたひとがいて
当院に来たときは、聴力と骨伝導率がなんと====0でした。
この人は一年で約70%までの聴力と骨伝導の回復をすることに成功しています、、


しかし

この人は若く、まだまだ改善する余地があるので、月一で来院していただいています。

また

40歳の音楽家が、「突発性難聴」になり
スマホから当院のホームページを見つけて、九州から飛行機で来院して、一ばつで改善したこともあります。