、今年の冬風邪はとにかく咳が酷いというのが特徴です。


咳が出始めたら止まらない! というのが特徴で、
咳と痰ひどく手、眠れないくらいひどいものです


しかし、「熱」が出ないのです
本当に風邪なのかと疑いたくなった方もいらっしゃるのではないでしょうか?


今年の冬風邪は熱が出ないのに咳が非常に強いという症状がありますが、熱が無いからといって風邪だと判断してしまうのが間違いなのです。


大体、10月ころから「空咳」をしている人が多くなり始めました
とょうど、「ブタクサ」の花粉の時期と同時です

患者さんが
「先生、この咳はなんですが?」
と、聴かれまして
熱がないんでしょう? 多分「ブタクサの花粉症」ではないかと思います
と、答えていました


しかし

11月に入っても
まだ症状はなくなりません!

しかし、


「風邪」
の反応が出ないのです
もちろん「菌感染」の反応も出ません

そうこうしているうちに
私も・・・・
子供の空咳みたいなのが、小さく
こん、こん
と出始めました

ありゃ
花粉症だなー
などと思っていましたが
11月に少しトレーニングをやりすぎまして
体力をかなり落としました
すると
ところが、この「から咳」が大きくなって・・

夜、寝るときに、かなり酷い咳が、出始めて、寝るのにも、一苦労するようになりました
家内が近く「クリエイト」で咳止めの風邪薬を買ってきました
しばらくはよかっのですが

冗談ではないほど、夜が苦しくなって
ネットで探して相模原の病院まで、いってみました

徳川クリニック
診察券には「葵の紋」が入っているではないですが・・・・?
すげえ・・・

待ち時間なしですぐ診察です

熱はなく…
喘息のような気管に詰まる「咳」…
「喘息の既往歴」は無し・・・
肺炎でもなし・・
インフルエンザでもなし・・
あらゆる検査に反応無し・・・


原因は「不明」です

しかし

抗菌剤の服用と、三日間「点滴」に来いと言われて、朝6時に起きて、3日間、頑張って行ってきました
見事に止まりました。
さすが「葵のご門」!


しかし、この「偽風」の人が増えています

しかもその咳もなかなか改善されずに、1週間も一か月も続いているような状態の方が意外と多いのです。


先週治療に来られた方も10月から小さい「咳」をしていました

「先生。背中の筋肉を誰かに引っ張られているように痛いんです・・・」

何かにとりつかれましたか?
などと、冗談を言いながら


脊柱を触診すると、見事に曲がっていました,  咳の反射で、肋骨と脊柱が曲がってしまったのです


脊柱を矯正して
肋骨の矯正をして、縦郭を緩め、
胸郭を開いてやり
肺の機能をオステオパシーテクニックで戻してやると
「先生、痛くなりましたー・・」

喜んで帰って行ったのです

これは今年2016年の冬風邪の特徴の一つで、激しい咳があるのに熱はあまりないというのが特徴です、さらに喉の痛みや鼻水が長い期間続くという特徴があります。


流行している時期はまだまだ先まであるので、
この変な風邪をひいてしまった場合にはしっかりとマスクとうがいなどをして、家族や周囲の人にうつさないようにするとよいでしょう。

咳止めを飲む事も重要かもしれませんが薬はあくまでも対処療法として受け止めておくべきでしょう。


あまりにも咳が酷い場合には、病院で検査を受けたほうがよいでしょう
もしかしたら「気管支炎」の可能性もあります
「肺炎」になっている可能性もあるからです。

しかし

気管支炎も
肺炎も
インフルエンザも
普通の風邪も

必ず
「発熱します」


今年のはやり風は、
「咳と痰」です
熱は出ません

しかし

これも一種の「風邪」と考えてよいでしよう

特徴は何回も症状が微妙に変わることです。
しかし
不思議なことに「熱」は出ません。

予防は体力を落とさないこと
そして、うがいと。マスクです。