72歳のギックリ腰


孫の重りを一日中、娘から頼まれて、抱っこしたり、遊んだりしているうちに、夕方になって娘さんが帰ってきたころ
いきなり
「ギクッ!」

来たそうです


◎「ギックリ腰」、と言っても、原因は様々で、どんな人でも同様に施療するわけではありません
単なる疲れの積み重ね=というタイプが一番多いのですが
このタイプはいきなり来るのではなく、だんだんと痛くなってくるという症状になります。

◎草刈りの時期になると、ギックリ腰は増えます、このタイプは、「右腕」と「背中=背筋の疲労が中心となります。

◎重いものを持って「ギックリ」というタイプは、やはり背筋の疲労が中心なります。

特に何も思いものは持っていないし、腰を痛める心当たりがないのだけどもも今朝になったら起きたら「ギクッ」となったという方は

食事性の腰痛です
昨日の食事が悪いものか、それとも「アレルギー食品か」古くなって腐敗していたもの、を食べてなる「腰痛」


=今は「冷蔵庫迷信」というのがあって、「冷蔵庫」に入れておきさえすれば、いつまでも「食品」は保存できると考えられている方がほとんどです。(冷凍をすれば何か月も大丈夫と思っていることを・・・冷蔵庫迷信と言います

実は・・食品は「冷凍」をしても腐敗は進行します。(腐敗が止まるのは、マイナス40度以下です)
冷蔵庫の中は「菌」の増殖は多少抑制されますが、やはり時間差で腐っていきます。

その古くて腐敗している食品を食べると・・・・そのために、食あたりになって「腸」が固まり
内蔵体制反射
が起きて、「腰回りの筋肉」が
「反射拘縮」を起こすので゜  「腰」が痛くなります。

ですが、このタイプは、いつもよくないものを食べているので=「おなか」を壊した・・・という自覚がなく、腸の神経系が慢性的にマヒをしているので、お腹は痛くなくて、腰や背中が痛くなります(食べたものが内蔵の中で腐って「ガス」が発生するのでお腹が膨らんでいるのが特徴です)

この72歳の女性は、右腕ばかりで「孫」を変えていたので
右の背筋と
右の腕
左ハムスト筋=右腕を使うときは=左の足の筋肉が、拮抗的に働きます。
右の僧帽筋
右のAS腸骨

などが疲労しています。

これらの筋肉を正常の状態にすると
痛みはなくなります




ところが・・
この女性
三日後にまた来ました

今度は
左の仙腸関節部分が痛くて立ち座りが大変だそうです

問診でよく聞くと・・
二日前ののスーパーの巻きしを食べたそうです・・・    (腰痛で当たり前です)

当然、左側にある
S時結腸の部分に炎症反応があります
このS時結腸の炎症反応によって

二日前ののスーパーの巻きしならば
大腸菌から
サルモネラ菌
乳酸菌
腸管出血性大腸菌
カンピロバクター
リステリア
黄色ブドウ球菌
腸炎ビブリオ菌
ウォルシュ菌
セレウス菌
ボツリヌス菌

等の、ありとあらゆる「菌」が繁殖しています。



腹痛だけでで腰痛ならば儲けもの、と言えるでしようね・・・
食べもの一つ間違えば、あの世行きです



内蔵性の腰痛の特徴
「腸」が固まり
内蔵体制反射
が起きて、「腰回りの筋肉」が
「反射拘縮」を起こすので゜  「腰」が痛くなります。


◎油ものは右側=胆嚢の反射店点
◎古い食品ならば左側S時結腸部分に炎症が発生して
「腰痛」が発生します



最近は ストレス=ヒステリー
「アレルギー食品」
または、「金属アレルギー」
などの、内蔵や肉体、精神の反射も「病気の元」になります



昔の「教え」に
貝原益軒の「養生訓」というのがあります
•  総論下
o 運動・栄養・休息に過不足なく生活することを奨める[2]。
•  飲食上
• 飲食下
3巻・4巻では、控えめな飲食の方法および喫煙の害を説く
• 第五巻 五官
o 五官(耳・目・口・鼻・形)の機能を説き、口腔衛生の重要性を述べる。
• 第六巻 慎病
o 「医は仁術なり」の記述で知られる。病にならないように養生し、かかる医者は吟味することを奨める。
• 第七巻 用薬
o 薬の効能と害を説く。
• 第八巻 養老
o 老後の過ごし方を説く]。
養生訓に見られる健康観
『孟子』の君子の三楽にちなみ、養生の視点からの「三楽」として次のものが挙げられている。
1. 道を行い、善を積むことを楽しむ
2. 病にかかることの無い健康な生活を快く楽しむ
3. 長寿を楽しむ。
また、その長寿を全うするための条件として、自分の内外の条件が指摘されている。まず自らの内にある
四つの欲 を抑えるため、次のものを我慢する。
1. あれこれ食べてみたいという食欲
2. 色欲
3. むやみに眠りたがる欲
4. 徒らに喋りたがる欲
さらに季節ごとの気温や湿度などの変化に合わせた体調の管理をすることにより、初めて健康な身体での長寿が得られるものとする。

特に大事なのは「食時」の部分です=1. あれこれ食べてみたいという食欲
女性の場合は特にこの部分が難しいのではないでしようか?

本当に、健康で生きるための「指示書」と言えるでしょう