04/23 アレルギー食品が花粉症の引き金になる!
実は・・・アレルギーを引き起こす食品が゛実は「花粉症」を悪化させます


果物等を食べて口の中などに違和感がある人や、食べるとお腹の具合が悪くなる人は一度、医療機関で検査を受けることをおすすめします

。血液検査や皮膚テストをすれば特定の食品や果物アレルギーかどうか判定できます。

◎(ただし、即時性アレルギーに限ります、遅延性アレルギーの場合は、症状が出るまでに20時間から30時間たたないと、具体的な症状が出ないため、食べたものを、特定出来ないためです)

特定の果物にアレルギー反応を起こす人は、その食品や果物のアレルゲンとのみ反応する血液中のタンパク質(血清特異的IgE抗体)が増えています。
>IgE抗体検査を受ければ、原因が何を特定することができます。

全身に症状が出る即時型ではアレルギーを起こす物質を避けるしかありませんが、口腔アレルギーのような軽い症状であれば食べるか食べないかは本人次第でしょう。

過去に
果物にアレルギーを持つ人が、度々、救急入院して、いた人がいて、
その人はついに
「腸閉塞」の手術を二回受けたのですが、
残念ながら生還できませんでした。

腰痛や肩こり度で、新宿からよく当院に来院いただいた人なのですが
「あなたは、果物にアレルギーを持っているので気を付けたくださいね」

いったら、
「人間、いつかは死にます。どうせ死ぬなら私は死んでも、好きな果物を食べて死にたい」

、と、おっしゃっていました。

ここまで、腹をくくって いるならば、
もう
私の出る幕はありません。

この時も、ふたパックで三万円!
という、新宿の有名な果物屋さんで売っていた「サクランボ」を食べて、入院したのです。

ある意味、自分の意思を貫いて、生きていた人なので、立派だと思います。




さて
☆花粉症に対するアレルゲン免疫療法をすると、症状が軽減するという報告もありますが、現時点では十分な実績がありません=これは毎日「アレルゲン物質」をそばに置いて寝るなどの方法ですが、血中のIgE抗体がこのような方法で減少するという、科学的実証はそろっていません。

対症療法として抗ヒスタミン剤を服用すれば、かゆみなどの症状の緩和ができます。

厚生労働省はアレルギー症状を引き起こす特定原材料に準じる食品をできる限り表示するよう推奨していています。

主な花粉と似た構造のアレルゲンを持つ果物、野菜など

シラカバ・ハンノキ バラ科 リンゴ、西洋ナシ、サクランボ、
モモ、アンズなど

セリ科 セロリ、ニンジン
ナス科 ジャガイモ
マタタビ科 キウイフルーツ
ウルシ科 マンゴー
ブタクサ ウリ科 メロン、スイカ、
ズッキーニ、キュウリ

バショウ科 バナナ
ヨモギ セリ科 セロリ、ニンジン
ウルシ科 マンゴー
イネ ウリ科 メロン、スイカ
ナス科 トマト
マタタビ科 キウイフルーツ
ミカン科 オレンジ

上表は厚生省の食物アレルギー診療ガイドライン2012をにしています。



花粉と似た構造のアレルゲンを持つ果物、野菜など
0歳
(884人) 1歳
(317人) 2-3歳
(173人) 4-6歳
(109人) 7-19歳
(123人) 20歳以上
(100人)
1位 鶏卵 鶏卵 魚卵 果物 甲殻類 小麦
2位 牛乳 魚卵 鶏卵 鶏卵 果物 魚類
3位 小麦 牛乳 ピーナツ ピーナツ 鶏卵・小麦 甲殻類