踵の痛み
神経学


坐骨神経叢から下降している神経は、腰椎にはじまり、大腿を通って、下腿の筋間中隔を通り、足底神経となってその一部は「足底筋」と 「足底の皮膚感覚」 と 「かかと」 の皮膚の感覚を司ります。
]、一部は足背の関節、筋と皮膚の感覚支配します。

「座骨神経」はL4 L5 と仙骨神経の合したもので、腰や下腿全体に分布されています。
一番先端は「足趾」=つまり、足の指先の筋肉や皮膚の感覚を支配します。


●時々「踵の痛み」を訴えてくる人が居ます。
別に「釘」を踏んだわけでもないのですが、(・・・今どきは「釘」もないですけどね)

会社極の帰りに、普通にあるいていたら、急に「踵」が痛み出したといいます
指が痛くなって歩けなくなった、という人もいます。

こういった、「急に発生する痛み」は 大概が 「骨盤のねじれ」が原因の場合が多いのです
いわゆる「骨盤のズレ」です。

会社で、いす に座って作業しているうちは感じなかったのが、立ち上がって歩きだすと、骨盤の「ズレ」が歩行時のロッカモーション(股関節の回転運動)についてこられず、
「座骨神経」を刺激して その歪んだ骨盤から出ている「座骨神経系」に エラーを起こしたインパルスを送るので、まれにですが、
「踵の痛み」となって現れるのです。

またこの「エラーインパルス」は指先に痛みを発生したりもします。
「神経とは体内に走行する一種の電線であり、神経電流とは「脳から発生する生命電流」なのです

その生命電流は「ミトコンドリア」の化学的作用で細胞内部で発電するのです-(生理学では発火)と言います。


見る    =視覚
聴く   =聴覚
嗅ぐ   =嗅覚
味覚    =苦い味、甘いなどの感覚
肌の接触感 =触る、押す、暑い、熱い、寒い

などの五感の感覚は神経系に情報として流れ、「視床下部」に入力されて、皮質で弁別され一部が

「運動野」に流れて「脊髄に沿って運動神経系」に作用して筋肉や、内蔵の作動ホルモンに影響します。

ひどくなると,踵骨前方の部分に骨棘形成が起きる場合もあるのです。
しかし、これも、第五腰椎や腸骨に「ズレ」が発生している人に限るのです。

でなければ、ディズニーランドを歩いている人全員が、この症状にならなければ変でしょう?
だから、こういった人達は、腸骨や骨盤の「ねじれ」によって「座骨神経系」に異常が一時的に発生しているのです。

第五腰椎や腸骨に「ズレ」が発生している人に「腰椎のねじれ」が゜起きているがために、起きる特にだけの
限定された症状なのです。

整形外科にはこのような神経学的機序が書いてある教書は全くありません=なので「整形外科」では、
「足底筋膜炎」の原因は不明=とされているのです。

カイロプラクティックでは
どのような症状や痛みでも、まず第一に
「今ある痛み」
ではなく、その「痛み」を出している神経学的、解剖学的な
「原因」の機序を解明します
従って

筋力テストや神経学的テスト、可動性テストなどを行い、原因を絞っていき、施術の方向性を組み立てて、

今の痛みを触るのではなく、まったく別の方向から
骨格の矯正や筋力の正常化より、筋力の低下などを正常な状態に戻す作業をするのです。

骨格と筋力の平均化が行われると、神経系は正常になります、
すると
「痛み」は消失します
なぜなら

「痛み」とは体の異常を、その体を持つ本人に知らせるために
起こす「信号」なのです
日本カイロプラクティックセンター厚木