j魔女が来た〜っ!


日本の地方では ぎっくり腰 のことを
ぴっりこしとか、ひっくり腰 といいますが

欧米では、ギックリ腰のことを「魔女の一撃」といいます

魔女は大きな「カマ」を持って人を襲います。
あの、大きな「カマ」で
腰を、グサッ と、やられるわけです

先生っ

魔女が来た!
と言って叫びながら
先生〜っ、またやっちゃいました〜


ぎっくり腰です
この人は、去年もぎっくり腰で、二回来ています
去年は、酒と、辛い物で、腸がやられて、ぎっくりになってきました

S字結腸がクニャクニャになっているのです

「大腸が腐りかけているね」
といって、脅かしました

ところで
「ホルモンて、食べたことがありますか?」
「はい、有ります」
「じゃあ、シロコロってしっていますよね?」

「ハイ、知ってます」

「あのシロコロって、上等なものだと、肉が厚いでしょう?」

「安いシロコロだと、べちゃべちゃで。肉が薄いでしょう?」

「あなたの大腸は、その、薄い安物のシロと同じで、度重なる炎症で 凄くうすーくなっているんですよ

「辛い食べ物とお酒で、大腸がただれて、すごく薄くなっているのですよ」

「自分で触ってみると良くわかりますよ」

と言って
右側の腸と、左側の腸を指をガイドして、触らせてあげました

「どうですか? 左側の腸と、右側の腸の違いが良くわかるでしょう?」

素人でも、内臓の様子はその部分に正確に触れさえすれば、簡単に、どんな風になっているのかをの触診できるのです

「しかも、熱が有るでしょう?」
「右側と比べてごらんなさい?」

「あっ」

「本当だ!、左側が熱い!」
「先生、これって、腸が発熱しているんですか?」

「ハイ、その通りです」

「どうですか?、 ご自分で、自分の腸を触って、あと、どのくらいで、ガン  になると思いますか?」

「これって、かなりやばくないですか?」

と言います

「そうですよ〜
だから、辛い食べ物と、お酒をやめないと、後一年も、保たないんじゃないですか?」

「少しくらい減らせば大丈夫ですかね?」

しつこく、食い下がってきます=みなさんそうです

「もう、自分で触っても分かるくらいですから、完全にやめないと、もうすぐに、ガン
になるとおもいませんか?」

「いやですよ〜」
「先生、助けて下さい、また死にたくないですっ」

「なんでもやりますから助けてください」・・・・・・・窮地に落ちいると、人は、やりつこ無い約束を口にします

では、一年間、辛い食べ物と、お酒をやめレますか?

と、できない事を約束してかえりました。


今日で、ちょうど、あれから、一年目です
良く、保った方です

右手で右の太ももを支えながら、悲壮な顔をして、入ってきました

「いつから?」
「土曜の朝からです」
「日曜と月曜は湿布をして寝ていました」

「あれから、先生と約束したように酒をやめて辛い物は食べずに、毎日 腹筋と
腕立て伏せと、ストレッチを毎日やって居たんです、なのにこれって・・・・?」

ちょっと触ると
「魔女蛾来た〜」
「いたたたたたっ」
てな具合です

ぎっくり腰の中でも、もっとも痛いタイプの

「仙腸関節靭帯の捻挫」
というタイプのぎっくり腰です

骨盤と腰椎の矯正をしてさっさと、30分で痛みを取ってあげました。

「久しぶりに歩けた〜」

と、
感激して帰りました。

私自身がギックリ腰は、かなりやって居るので、ぎっくり腰になるメカニズムや、痛みなどを、良く知っています

レストランに行って、ウィンドウの中のサンプルをいくら見ても、本物の「味」はわからないものです

ぎっくり腰も同じです、自分が何度もやって、死にそうなほどの痛みを何度も経験してみないと、治し方も分からないものです

だから
ぎっくり腰をやったこともない整体やさんには、行かない方が良いと思いますよ・・・