腕の挙上障害は、整形外科では「肩板障害」或いは「肩関節円」などと簡単に診断されます、中には「石灰沈着があるから手術が必要だね」などと、無茶苦茶な診断をされる場合もあります=整形外科には何かというと切りたがる医者が多い=経験のある医学知識の豊かな整形外科医は慎重に経過観察をして適切な処置をしてくれます
先日もあまりにも痛がる患者で整形外科へ受診を勧めたところ次の日には、あれほど痛がっていた肩は痛みが少なくなり腕も難なく挙上できるようになっていました=このように、中には本当に上手い整形外科医も居るのです、しかし20年にわたる整体とカイロプラクティック治療の生活で、整形外科のブロック注射で、一発で肩が挙がったのをみたのは初めてです今まで何百人と肩の障害の患者を視て来ましたが大概皆さん、最初は整形外科に受診して肩にブロック注射をしてもらっています、しかし、その結果は痛みが改善した例は皆無に近く、整形外科では何一つ良くならないからと、当院を訪ねてきます

整形外科症状が軽い場合は「自動運動=アイロン運動などを進められます

カイロプラクティックでは、症状をさらに細分化し、症状の原因となる身体と神経系のテスト、頸椎の機能テスト、肩甲骨の外転機能テストなど色々なテストと問診によって発症に至った機序と経過等を診断します
  
実際には、肩の 障害は実に多岐に渡り、
「腱炎」「外傷」
「磨耗」「骨変性」
「組織変性」
「三角筋炎」
「カルシウム沈着性腱炎」
「滑液嚢炎」「三角筋下、
肩峰下滑液嚢炎」
「棘上筋炎」
「肩関節亜脱臼」
「肩鎖関節亜脱臼」
」「頚髄神経症」
「姿勢症候群」
「胸郭出口症候群
」「凍結肩=癒着性関節包炎、
癒着性関節嚢炎」
「肩鎖関節損傷」
「ローテーターカフ断裂損傷」
「神経根炎」
「頚肋」「斜角筋症候群」
「肋鎖症候群」
「過外転TOS症候群」
「上腕神経叢損傷」
「肩甲神経絞扼
「肩甲背神経絞扼」
「脳卒中麻痺における肩麻痺=痙性麻痺=弛緩期性麻痺=片麻痺=異処性骨化」「反射性筋ジストロフィー」「片、手、指症候群」「肩甲肋骨症候群」「繊維組織炎」「筋関連痛症候群」「内臓よりの関連痛」「頸椎椎間板ヘルニア」「上腕二頭筋腱炎」「リウマチ性肩関節炎」「小胸筋症候群」「牽引性神経絞扼」「中枢神経性麻痺」等など

まだまだ沢山の原因と症状に分類されます 

事故の場合は、打撲による神経根の引き抜き損傷による麻痺、または打撲による関節内脱臼=亜脱臼とも言います、また転倒打撲による完全脱臼後の後遺症障害としての上腕骨の挙上障害、肩甲骨外転障害等色々な原因と症状があり、中には二つから三つの原因が輻輳して肩への放散痛や上腕骨の挙障害を起こすパターンもあります

ただいえることは、
「肩の障害」
には必ず
「肩鎖噛んせさ関節&胸鎖関節等の=肩の軽い脱臼」や
「肘関節」の軽い脱臼が潜んでいる場合が−少なく有りませんので
特に、の部分を触診するのが肝心なことです

「日本カイロプラクティックセンター厚木」