腸骨のPI〔後下方)変位の原因
内蔵の体性反射によるものの代表的な反射拘縮が大腰筋の拘縮で、この症状では一側の下肢が短下肢となり
 腸骨は大腰筋と共に腸骨翼内側に起始する腸骨筋の反射拘縮によって小転子側方向の後下方へ牽引される効果によって腸骨は正中仙骨稜に対してEX方向、つまり前から見ると内側に閉じこみの現象が起きます、
また腸骨が内側に閉じようとする力に対して拮抗作用が起こり、大殿筋、中殿筋が過緊張をおこして腸骨の可動性を固定してしまうためにPIとなって下肢と骨盤の可動性は著しく低下します

 場合によっては拮抗作用のために梨状筋の過緊張が発生するために坐骨神経を圧迫して坐骨神経痛を発症します,
 大腰筋は主にL-2の神経支配ですが大腰筋がこういった色々な原因によって過緊張を起こすと起始部である腰椎を牽引するのでこれも腰椎のサブラクセイションの原因となります、
この場合、大腰筋の起始部である腰椎の最も過緊張の強い部分の分節が拮抗作用によって短回旋筋のスパズムを誘発してサブラクセイションを起こします、またL2は盲腸の自律神経の反射区で、症候群によってもずれてしまいます

PI変位の原因
内臓性の場合の原因は色々と有りますが、内臓の炎症による反射攣縮がもっと多い症状ですが、特定することは内臓の触診に熟練しないと無理ですが、まず、季節的なものが多いことがひとつあります=春と秋に食べ物が腐りやすい)
 そして消化不良、その他として油物に当たる、食物アレルギーなどに大別できますが、その他病院の検査でも判別しない消化器や内臓疾患の初期症状など、泌尿器の異常、生殖器の感染性疾患などもあります

泌尿器、生殖器、消化器、内臓などの疾患の場合は腰痛の特徴である腰椎の変位や骨盤の変位が触診によって見られないのがひとつの指針となります、どんなに触診や神経学的検査をしても筋や関節、腰椎、などに腰痛症状を表す特有の異常が見つからないにも関わらず腰痛を訴える時は専門医に送り、精密検査が必要となります

胃の消化機能の低下によって腸炎が起きる場合、これはストレス性の場合やコーヒーなどの『カフェイン』等の影響が多く、また、遺伝性である事が多いのです。
、神経質でわがままな性格が原因なのですが、会社や家族性、姑への気使いによるストレスなども起因します
 この場合は胃が萎縮上昇して横隔膜に癒着して痩せ型が特徴です

もうひとつは「早食い」の習慣
が胃の消化機能に負担を掛けると胃酸の分泌が多くなり強酸性の食塊が十二指腸でアルカリ性の膵液によって十分に中和されないため小腸大腸に酸性の食物塊として入るので慢性化した胃腸炎が症状として現れます、こういった患者は腹部が膨満してぱんぱんに膨れ上がっているのが特徴です。 いわゆるポッコリお腹と呼ばれる形状で身体全体はそんなに肥満してはいないのに下腹部だけがポッコリとしてふくらんでいます、これは口の中で十分に食物塊を噛み砕かないために唾液の分泌が不足してしまうので食物塊の体積が減らずに胃に運ばれるため、胃は口での未消化を補うために大量の胃酸を分泌します、そして腸の中でも食物塊は体積の大きいまま入ってしまうので、食物塊の体積は減らずお腹が膨らみます、さらに消化不良は腸内の内容物を発酵させるので悪玉菌のインドールやスカトールといった腐敗発酵菌が大量のガスを発生して腸は脹らんでしまいます(乳酸菌なども大腸菌と共に腐敗菌の代表なもので腸内細菌のバランスをくずして-(コマーシャルでは、腸内細菌のバランスを良くする。=といっています)
食物を発酵させて腸の中で食べ物を腐らせます=ヨーグルトとは牛乳の腐ったものです=食べ物ではありません)
生牛乳を3日ほど、外気に置いておくと、固まって、すっぱくなり、乳酸菌で腐った、独特の匂いがしてきます。牛乳に限らず、食べ物が腐ると、乳酸菌が増えて醗酵してきます
、すると、すっぱくなって、乳酸菌の匂いがしてきます。
『キムチ』が、一年以上寝かすと、乳酸菌が増えて、独特の匂いと風味になりますが、
日本人は、大概、お腹を壊します