04/12 玉ねぎは血液をサラサラする?・・・
玉ねぎは、血液をサラサラにする?・・・・
玉ねぎは、血液をサラサラにする・・・というデマが、最近テレビでよく宣伝されていますが
その正体は???
ネギ類にはn-propylthiosulfateとmethylthiosulfateがあり、ニンニクには2-propenylthiosulfateという物質が存在しています
Allium属植物とは、タマネギや長ネギ、ネギ類、そしてニンニク等の原因となる植物の総称です。
これらには有機チオ硫酸化合物が含まれ、赤血球やヘモグロビンに対して、酸化障害性の作用を持つ。
この物質が赤血球内にハインツ小体と呼ばれる物質を形成して赤血球が破壊されまます。
酸素というものは、動物が生きていくうえで、欠く事ができないものです。
(1)タマネギ類はその中に溶血物質を含み、それは有機チオ硫酸化合物と言われます。
(2)この溶血物質は、還元型のグルタチオンと反応して強い反応を起こし、鉄欠乏性貧血を起こす。
タマネギ中毒という疾病が犬に存在することが現在では、ペット愛好家には、よく知られるようになったのです。原因物質は熱に安定であり、加熱調理によっても特製は失われず、溶血性貧血をおこす、有機チオ硫酸化合物という、有害な作用は失われません。
以下は「有機チオ硫酸化合物」をよく研究している獣医さんのお話しです
★すごく簡単に表すと・・・「有機チオ硫酸化合物が赤血球に影響して貧血を起こしま す。」
この有機チオ硫酸化合物は=「「赤血球の中と赤血球の膜」の二つに影響します。
つまり、二つの経路により赤血球が傷害されます。
<赤血球の中(ハインツ小体)>
?「有機チオ硫酸化合物」が赤血球に含まれるヘモグロビンを酸化する。
?その結果、「ハインツ小体」(酸化により作られた物)という小さな物質が作られる。
?「ハインツ小体」が赤血球にあると、脾臓や肝臓や骨髄で捉えられてしまうか、マクロファージによって貧食されて取り除かれる。
「ハインツ小体」がある赤血球が減ることになり貧血になる。
※ハインツ小体を脾臓や肝臓で取り除いてもらった赤血球も存在しますが、形が維持できなくなり血管内で破裂してします。(血管内溶血→血色素尿)
もう一つ=<赤血球の膜編>
「有機チオ硫酸化合物」が赤血球膜に含まれる蛋白を酸化する。
?膜が傷害され変形した赤血球「Eccentrocyte=偏心性細胞」になってしまう。
?「Eccentrocyte」という変形した赤血球は脾臓や肝臓や骨髄で捉えられてしまうか、マクロファージに食べられてしまう。
?「Eccentrocyte」になってしまった赤血球が減ることになり貧血になる。
※変な形の所だけを脾臓や肝臓で取り除いてもらった赤血球も存在しますが、形が維持できなくなり血管内で破裂してしまいます。(血管内溶血→血色素尿)
Eccentrocyte=偏心性細胞
玉ねぎ、ネギ、ニンニク、などの「ネギ類」には全てこの「毒セス」があります。
ネギ類も日本では最近非常に多彩な料理の材料として入っています。
すき焼き、チャーハン、ハンバーグ等
しかし直接、お蕎麦の薬味で発病した例もあります。
(ちなみに、私も、うちの奥さんも、ネギはダメです)
実話
犬種はハスキーで体重は30キロは越えていたそうです。金曜日の夜に鍋物の残りとして給餌され、土曜日に元気食欲がないことに気がついたがそのままにしておいた。
日曜にさらに元気がなくなったのでこれはおかしいと思ったが診療を受けさせることができず、月曜に往診を依頼したが、獣医師が到着するまでに死亡したというものです。
にんにくは玉ねぎと同じヒガンバナ科ネギ属に分類され、含まれる成分も共通するものがあります。その一つが「アリルプロピルジスルフィド」という成分です。
この「アリルプロピルジスルフィド」が犬、猫の体内に含まれると、全身に酸素を運ぶ役割を持つ血液中のタンパク質・ヘモグロビンを、酸素が運ぶことができないメトヘモグロビンに変化します。(赤血球を壊す=膵臓も壊れます)
メトヘモグロビンが増加すると、次に赤血球の内部に集まり、ハインツ小体という塊になり、赤血球を破壊するため溶血(赤血球のヘモグロビンを壊す)してしまい、ハインツ小体溶血性貧血が引き起こされます。
血液中の40%に及ぶ,赤血球が壊されるので、血液が薄くなってしまいます。
サプリメント会社は、これを逆用して、血液がさらさらになる・・というキャッチコピーでサプリメントの宣伝をしています。
血液がさらさらになる結果、溶血性貧血のために手足のしびれ、めまいや耳鳴りなどの症状が起きます。
赤血球はヘモグロビン(鉄分子)が肺の中で、酸素と結びつき、身体中の組織に「酸素」を補給します。
身体のあらゆる組織は「酸素」により、生命を維持しています。
人間の場合は、「死に至る」までの報告はありませんが、「下痢」などの消化器障害を起こすことは、多数報告されています。 (私も下痢するので、玉ねぎは食べられません=おいしいんですけどね〜)
テレビの宣伝にごまかされないようにご注意を・・・
当院は、マッサージはしません、骨格をディバーシファシドtechniqueで、矯正する、本物の、カイロプラクティックです。
TEL046-229-3770
詳しくは、「日本カイロプラクティックセンター厚木」でホームページ を御覧ください=地図があります
日、月、木、休診 火、水、金、土、営業です (祭日の場合は営業しています) 料金50分 ¥5000-です
日、月、木曜日は定休日です。
12:00から20時まで営業 必ず予約電話をお願いします。
玉ねぎは、血液をサラサラにする・・・というデマが、最近テレビでよく宣伝されていますが
その正体は???
ネギ類にはn-propylthiosulfateとmethylthiosulfateがあり、ニンニクには2-propenylthiosulfateという物質が存在しています
Allium属植物とは、タマネギや長ネギ、ネギ類、そしてニンニク等の原因となる植物の総称です。
これらには有機チオ硫酸化合物が含まれ、赤血球やヘモグロビンに対して、酸化障害性の作用を持つ。
この物質が赤血球内にハインツ小体と呼ばれる物質を形成して赤血球が破壊されまます。
酸素というものは、動物が生きていくうえで、欠く事ができないものです。
(1)タマネギ類はその中に溶血物質を含み、それは有機チオ硫酸化合物と言われます。
(2)この溶血物質は、還元型のグルタチオンと反応して強い反応を起こし、鉄欠乏性貧血を起こす。
タマネギ中毒という疾病が犬に存在することが現在では、ペット愛好家には、よく知られるようになったのです。原因物質は熱に安定であり、加熱調理によっても特製は失われず、溶血性貧血をおこす、有機チオ硫酸化合物という、有害な作用は失われません。
以下は「有機チオ硫酸化合物」をよく研究している獣医さんのお話しです
★すごく簡単に表すと・・・「有機チオ硫酸化合物が赤血球に影響して貧血を起こしま す。」
この有機チオ硫酸化合物は=「「赤血球の中と赤血球の膜」の二つに影響します。
つまり、二つの経路により赤血球が傷害されます。
<赤血球の中(ハインツ小体)>
?「有機チオ硫酸化合物」が赤血球に含まれるヘモグロビンを酸化する。
?その結果、「ハインツ小体」(酸化により作られた物)という小さな物質が作られる。
?「ハインツ小体」が赤血球にあると、脾臓や肝臓や骨髄で捉えられてしまうか、マクロファージによって貧食されて取り除かれる。
「ハインツ小体」がある赤血球が減ることになり貧血になる。
※ハインツ小体を脾臓や肝臓で取り除いてもらった赤血球も存在しますが、形が維持できなくなり血管内で破裂してします。(血管内溶血→血色素尿)
もう一つ=<赤血球の膜編>
「有機チオ硫酸化合物」が赤血球膜に含まれる蛋白を酸化する。
?膜が傷害され変形した赤血球「Eccentrocyte=偏心性細胞」になってしまう。
?「Eccentrocyte」という変形した赤血球は脾臓や肝臓や骨髄で捉えられてしまうか、マクロファージに食べられてしまう。
?「Eccentrocyte」になってしまった赤血球が減ることになり貧血になる。
※変な形の所だけを脾臓や肝臓で取り除いてもらった赤血球も存在しますが、形が維持できなくなり血管内で破裂してしまいます。(血管内溶血→血色素尿)
Eccentrocyte=偏心性細胞
玉ねぎ、ネギ、ニンニク、などの「ネギ類」には全てこの「毒セス」があります。
ネギ類も日本では最近非常に多彩な料理の材料として入っています。
すき焼き、チャーハン、ハンバーグ等
しかし直接、お蕎麦の薬味で発病した例もあります。
(ちなみに、私も、うちの奥さんも、ネギはダメです)
実話
犬種はハスキーで体重は30キロは越えていたそうです。金曜日の夜に鍋物の残りとして給餌され、土曜日に元気食欲がないことに気がついたがそのままにしておいた。
日曜にさらに元気がなくなったのでこれはおかしいと思ったが診療を受けさせることができず、月曜に往診を依頼したが、獣医師が到着するまでに死亡したというものです。
にんにくは玉ねぎと同じヒガンバナ科ネギ属に分類され、含まれる成分も共通するものがあります。その一つが「アリルプロピルジスルフィド」という成分です。
この「アリルプロピルジスルフィド」が犬、猫の体内に含まれると、全身に酸素を運ぶ役割を持つ血液中のタンパク質・ヘモグロビンを、酸素が運ぶことができないメトヘモグロビンに変化します。(赤血球を壊す=膵臓も壊れます)
メトヘモグロビンが増加すると、次に赤血球の内部に集まり、ハインツ小体という塊になり、赤血球を破壊するため溶血(赤血球のヘモグロビンを壊す)してしまい、ハインツ小体溶血性貧血が引き起こされます。
血液中の40%に及ぶ,赤血球が壊されるので、血液が薄くなってしまいます。
サプリメント会社は、これを逆用して、血液がさらさらになる・・というキャッチコピーでサプリメントの宣伝をしています。
血液がさらさらになる結果、溶血性貧血のために手足のしびれ、めまいや耳鳴りなどの症状が起きます。
赤血球はヘモグロビン(鉄分子)が肺の中で、酸素と結びつき、身体中の組織に「酸素」を補給します。
身体のあらゆる組織は「酸素」により、生命を維持しています。
人間の場合は、「死に至る」までの報告はありませんが、「下痢」などの消化器障害を起こすことは、多数報告されています。 (私も下痢するので、玉ねぎは食べられません=おいしいんですけどね〜)
テレビの宣伝にごまかされないようにご注意を・・・
当院は、マッサージはしません、骨格をディバーシファシドtechniqueで、矯正する、本物の、カイロプラクティックです。
TEL046-229-3770
詳しくは、「日本カイロプラクティックセンター厚木」でホームページ を御覧ください=地図があります
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