右足がビッコでステッキをついてきた人です

今日で三回目

一回目では
アレルギーと
植物油のアレルギーのTL検査結果
この二つは「右側の回盲部」に炎症を起こすのが特徴です


従ってこの患者は右股関節痛で杖を突いて来院されました

一回目で症状の「原因」を探り出しました

二回目はその原因以外のすべての触診とTL検査
二回目の帰りは「杖」を抱えて帰りました

今日は、三回目

三つある「原因」の解除

そして今日は「杖」を付いてきませんでした
二回の施療で歩けるようになったからです

今日の話題です
当院のすぐ前の信号が変わりそうだっので
思わず「走った」そうです

治療家としては、こういう話が最もうれしいですね!
生きてきた「甲斐」が有ります

あと「原因」が一か所あります=それは来週になります

病院に行って居たら、きっと、いま流行りの
「人口股間節」の手術になることでしょう。
8/29にトレーニングに行ったのですが(週に三回のトレーニングです)
デッドリフト最中に
左腕の「上腕二頭筋」の外側頭の筋肉を部分断裂しました

(ブっッと、いい音がしました)

この瞬間から、自分の左手が自力で動かせなくなり、三日ほど左手が使えませんでしたが
9/8の時点で、約80%の回復になりました

現在、120Kgのチェストプレスをできるようになりました
レッグプレスは、ほどほどに、400Kgを八回を三セットです

実は、私は「怪我」の治りが異常に早いのです
これには「訳」が有りまして・・・

実は、私は「胃潰瘍体質」
なので「胃」の薬を30年常用しているのですが=タスがメットという胃潰瘍の薬です(プロトンポンプ阻害剤)

最近はタガメットを医者が出してくれなくなりまして(胃腸科学会で副作用の問題とか・・)
というわけで
自分で検索して購入することになりました

うまくヒットしました
タガメットのジェネリックで「シメチジン」という薬です

この薬には「副作用」があって「キズ」が早く治るという、不思議な副作用が有るのです
面白い「ブログ」を紹介しましょう


●六号通り診療所のブログです
シメチジンには、胃潰瘍以外に、
普通に考えるとH2ブロッカーと無関係と思われるような、
他の病気に対しての効果が報告されているのです。
H2ブロッカーの中でも、
他の薬剤にはあまりそうした報告はないのですね。

まず、整形外科の領域で、
肩関節石灰沈着性腱板炎」という病気があります=凍結型の五十肩

これは肩の関節の中に、
石灰化が起こるという原因のはっきりしない病気ですが、
この石灰化に対して、
シメチジンが効果があるのです。


著効例では、このシメチジンを飲むだけで、
関節の石灰化が完全に消失しています。
それも1例や2例の報告ではないのです。
ちょっと凄いでしょ。(胃腸薬で五十肩が治るのです!)

これに比べると報告例は少ないですが、
動脈硬化や骨粗鬆症に伴う石灰化に対しても、
それが小さくなったり消失した、
という報告が存在します。

何故こんなことが起こるのでしょうか?

正確な機序は不明ですが、
シメチジンはヒスタミンそのものか、
あるいはそれ以外の作用で、
関節や血管の炎症を抑え、
それによって炎症によるカルシウムの沈着を、
改善するのではないか、
と考えられます。

アレルギーに対しての効果も指摘されています
アレルギーに使われる抗ヒスタミン剤は、
H1ブロッカーと呼ばれ、
本来H2ブロッカーとは別物です。

しかし、H1ブロッカーを使っている患者さんに、
新たにシメチジンを加えると、
格段にその効果が増して、
特にそれに伴う副作用が起こらなかった、
という報告が、これも複数あるのですね。
この効果も矢張り、
シメチジンに強く、
他のH2ブロッカーにはあまりデータがありません。
不思議ですね。

最後に、シメチジンが癌に効く、
というデータも、
その開発の早い時期から報告されています。

1979年に気管支癌が、シメチジンだけで縮小した、
という報告があり、
その後大腸癌や胃癌、メラノーマなどにおいて、
その予後改善効果や癌縮小効果が報告されています。
そのメカニズムは、
シメチジンの持つ、免疫調整作用にある、
と言われています。


より大きな範疇で言えば、
シメチジンは炎症を抑える作用があるのですね。
そして、その作用は副作用を抑える目的で開発された、

それ以後のH2ブロッカーには、
あまり見られないのです。
その辺に薬というものの不思議さがありますね。

最後にご注意頂きたいのですが、
シメチジンの癌に対する効果には、
異論もあって、
癌の転移が却って誘発されたという報告や、
癌がむしろ増大したという報告も散見されます。
もし癌に対してこの薬を使用する場合には、
そうした点も充分理解した上での、
判断が必要となるのです。

今日はシメチジンを中心とした、
H2ブロッカーの概説でした。

それでは今日はこのくらいで。
明日は現在最も使用されている胃薬である、
「プロトンポンプ阻害剤」の問題について話を進めます。

今日が皆さんにとっていい日でありますように。

●石原がお送りしました




以上が石原医師のブログです
相当に頭の良い、お医者さんなのですね、いまは、どこでも「シメチジン」の処方はされなくなりました=原因は「胃腸科学会」で「タガメット」「シメチジン」の副作用が問題視されたからです

しかし
私は、胃潰瘍体質で、かれこれ30年くらい「タガメット」を服用しています
最近は医者が「タガメット」を出してくれなくなったので、自分で「タガメットのジェネリック=シメチジン」
を、使用しています
おかげで
「きず」の治りの早いこと
まるで20代並の回復力になりました。

唯一、重大な副作用は「便秘」です女性は気を付けてくださいね。
めまい・耳鳴り・頭痛・肩こり・胃弱・五十肩・お腹が張る・便秘・逆流性食道炎・しじゅうガスが出る

何でもござれの50代、前半の患者さんです

まず第一に、ものすごく姿勢が悪い=ノートルダムの背むし男並みです(笑)
コーヒーを毎日10杯飲んでいる(カフェイン反射で胃腸が悪くなり、背中の筋肉が固くなる)

早食い=消化不良は大腸がんの源になり、栄養が十分に吸収されないので寿命が短くなります

仕事はPC作業=姿勢不良の原因

何しろひどい猫背です

上記=の症状の背景には胃腸障害と「猫背に原因」が有ります
その猫背を治さない限り、上記のような症状は一生治らず、やがて致命的な内臓疾患になってしまいます

全ての原因は、猫背にあると言ってもよいでしょう
その「猫背」の原因とは?

まず第一に「胃腸障害」です(カフェインの過剰摂取で消化器障害が起きます)
全ての病気ば胃腸から起きる」ともいえます
慢性の胃腸障害には「IBS」症候群が有ります=別名、神経性胃、大腸炎と言います

「内科学」には「ディファンス」という言葉が有って、内臓への打撲やひどい内臓の炎症症状、又は「盲腸炎」のような内科的疾患が発生すると
腹筋が「内臓」を保護する「自動防御反射システム」が起動し腹筋を固くして「内臓」を外部からの傷害から守る働きをします
=これが「ディファンス」です

実は、このような「内科学書」に書いてあるような、重篤な症状では無くても、常時、内臓を守る「ディファンス」という防御反射は絶えず起きます
「ディファンス」という防御反射はお腹を壊しても起きます
食べ過ぎたり、
辛い物を食べたり
アルコールの摂取
早食い
神経質で胃が不調になる
ストレスで胃腸の不調が起きる
等でも

ディファンス」という防御反射システム」が起きるのです

「ディファンス」で思い切り腹筋が縮むと、背中が丸くなってしまうのです=つまり、腹筋が「伸びなくなります」=これは「胃腸」が良くなるまで続きます
その結果、

前には曲がるが、後ろには「伸びる」ことが出来なくなる=という姿勢の状態が発生します

これが、つまりは「猫背」なのです

猫背は「勝手に骨が曲がる」のではないのです=「骨」は勝手に動けません=筋肉が骨を動かすのです

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胃腸が悪い人の「PC作業」の典型的不良姿勢です
ひどい「猫背」で作業をしています


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DとEが胃腸障害を持つ人の立位姿勢です=胃腸が弱いので「腹筋」が弱くなり、「腹筋が伸びて」いる

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後ろの絵が胃腸が弱い人独得の姿勢です=胃腸がよわくなった年寄りに多い姿勢ですね
腹筋が伸びてしまって姿勢が制御出来なくなっているのです=突き出したお腹です
突き出した顎
猫背の背中
膨らんだお腹
これが特徴です




というわけで
胃が゜悪くなると「猫背」になります(ディファンス)という防御システムが働くからです
お腹を壊しても(腸炎)「猫背」になります(ディファンス)という防御反射システムが働くからです
それこそ
ヒステリーを起こしても
早食いをしても
コーヒーを飲むだけでも
「交感神経系」が興奮して、身体中に力が入って「ディファンス」と、同じような状態になります
●「猫背」はよほどひどくないと自分では自覚できない症状です
他人から見て、ぴひどい猫背」だなー
というのは、相当に、内臓疾患が進行しているのです
こういう人は、毎日胃が痛かったりお腹が痛かったり、下痢をしたりで、それが当たり前のようになっているので
自分が「胃腸障害」だという事さえ事さえ忘れています(こういう人は他人も同じだと思っています)
そして、毎月内科に入って胃薬をもらっています
又は
自分で市販の胃腸薬を買って飲んでいます

おばあちゃんの腰が曲がるのは「加齢」ては無いのです
もし、腰が曲がるのが゛「加齢」だとすると
ある、一定の年齢になると全員が「腰が曲がる」という現象にならなけれぱおかしいはずです
ところが現実は
腰が曲がっていなすおばあちゃんの方が絶対数、多いのです、特に最近は殆ど、「腰のまがった」おばあちゃんは居ないのです(加齢という言葉は医者の嘘です)

ですから腰が曲がると、医者は「歳だからねー」と言います
本当にそうだとおもいますか?

あなたも、歳をと取ると「腰がまがるのですか?」
あなたのまわりの70才以上の人で腰が曲がっている人は、いったいどのくらいいますか?

現代では。日曜日になると65才以上から80才くらいまでのじいちゃん、おばあちゃんがJRに乗って「山登り」に行く人でいっぱいです
みんな、胃腸の良い人ばかりです
ですから「腰が曲がらない」のです

胃腸が丈夫(食べ物に気を付けて、良く噛んでいる)なので腰も痛くならないのです


さて
本題に戻って、胃腸の悪い人が「腰が曲がる」又は「猫背」になるというお話をしましょう

「腰が曲がる」のは胃腸を守るための「ディファンス」とい内科学的な「防衛反射システム」であるというお話を今までしました

体幹筋群と呼ばれる「腰椎の両脇」から生えている「大腰筋」という筋肉が「インナーマッスル」と、呼ばれています

「ディファンス」が発生すると、この「インナーマッスル」の大腰筋も一緒に縮みます=すると「腰」は伸ばせなくなります

すると大腰筋に引っ張られる腰椎は「前」に曲がってしまうので「腰に」に負担が掛かります

=腰が前に曲がってしまうのを必死にこらえる腰の筋肉はぎりぎりまで耐えます

=当然腰の筋肉の疲労で「腰」が痛くなります
=時には、腰の骨が「ズレ」てしまうことも有ります

「腰椎と椎間板は「骨膜」に包まれて守られています
「骨膜」には「求心性神経=(痛みを脳の体性感覚野に伝える神経)が最も多く分布しています

その芯になる「腰椎が「ズレ」てしまうと「骨膜」も大きく「捻じれ」るので、その信号は「痛み」感覚として「脳」に伝えられます

椎間板が潰れてきても、同様の「痛み」が起きます
=これが一般的な「腰痛」の正体です=内臓性腰痛

☆腰痛の人は、たくさん来ますが、「腰の骨」を痛めるような重労働で腰を痛める人は、殆んどいません
=中には、「草むしり」とか
=引っ越しで荷物を一杯運んだ
とかいう人は
「腰椎」に普段は無い、無理な負担を腰痛の構造にかけるために「腰痛」になる人も居ます=こういうのは疲労性腰痛と言います

というわけで

「コーヒー」だけでも「猫背」になります
しかも「早食い」、「ヒステリー気質」「良く噛まない」など胃腸が「悪くなる」条件が全てそろっているので、
猫背
胃痛
慢性胃腸炎
腰の痛み
肩がいつも凝っている
首が痛くなる
聞こえが悪くなる
首が前に「突き出す」ので頭の重さ(7〜8Kg)を首の後頸筋が一日中支えているので
、首がカチカチになります=頭痛と耳鳴りが起きてきます

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こういった患者さんの姿勢の特徴です

1=胃が悪い=コーヒーとストレスが原因
2=その結果大腸のS時結腸に慢性の大腸炎が起きる=左足に荷重が出来なくなる=右荷重になる
3=身体が左に大腰筋で引っ張られるので、対角線上の右の「腋下」が固まった来る
4=左のお腹=s時結腸が悪くなるので首と頭が右に引っ張られる
5=前傾姿勢で頭が固まるので「頭痛」が発生する
6=右荷重になる
7=腰の基礎ラインが狂う=左腸骨の内方変位が起きる
8=S時結腸からの引張りで肩の基本ラインが狂う
9=頭のラインが前傾してしまう=これも「頭痛と耳鳴り」の原因になる
7-=左の骨盤が内側に固まってしまう

胃腸が悪くなると、こういった「典型的な」不良姿勢になります

めまい・耳鳴り・頭痛・肩こり・胃弱・五十肩・お腹が張る・便秘・逆流性食道炎・しじゅうガスが出る=このような症状は、胃腸の不良と姿勢不良が「原因」で、起きてくるパターンが多いのです

コーヒー
ヨーグルト
パン
辛い物
等は最も「腰痛」になりやすい体質になるので、

止めた方が良いでしょう。