04/18 尾骨の骨折によるヘルニアと慢性腰痛です
腰痛を訴える女性の患者さんが来院しました。
座骨神経痛を伴う「尾骨骨折」です。
階段を落ちてしまったり、脚立から落ちたり、いろいろな条件で尻餅をつくと、程度によりますが、激しい尻餅だと、「尾骨」を骨折します。
尾骨は骨折すると、直角に内方前方に折れ曲がるのですぐに分かります。
触診をするとすぐに直角に曲がった尾骨が分かります
尾骨を骨折すると、腰痛が発生します
ひどい場合は、「ヘルニア」を発症する場合もあります。
もう一つの特長は、ガチガチに固まった骨盤帯です。
腸骨も仙骨も全く可動性を失うのも特徴の一つです。
脊椎には、頚椎から尾椎に至るまで、「棘上靭帯」という靭帯が、前方向に曲がりすぎないように、支える役目をします。
頸椎7個、脊椎12個、尾椎5個 仙椎5個。
このすべての棘突起をつないで、前方に折れ曲がらないように、後ろ=後方に、テンションがいつも掛かって、各椎骨を支える役目があります。
キリンなどの首の長い生物は、この「棘上靭帯」でほとんど、あの長い首を支えています。
各方向に首を動かすときには、周りの頚筋群を使います。
実は
わたし自身も「尾骨骨折」の経験がありまして、痛い思いを経験しています。
近所の整形外科に行った時なのですが、
先生
尾骨の骨折って、どうやって「ギブス」固定をするのですか?
と
聞いたことがあります
先生曰く・・・
ギブズで固定したら「ウンチ」が出来なくなるだろう?
それでもいのかい?
と、言われました。
それは困るから遠慮します
と言ったら
だろー
だから痛み止めを出しておくからね。それで様子を見てくれるかい?
と、言うわけで、約一か月ほどお尻を浮かせて生活していました。
空気椅子の生活です。
カイロプラクティックの世界では、この「尾骨骨折」という事故は、案外多くて
カイロ治療学科の中にも、理論と矯正技法がしっかり掲載されています。
これが、アメリカでは、ゴムサックをして、肛門の中に、指を入れて、直接に骨折を矯正するという技術で治療をします。
アメリカでは子供の時から、体温を測るのに、肛門直腸に体温計を入れて測るのが、一般的で、病院だけでなく、
一般家庭のなかでも、でも、この方法で体温計測をします。
(日本では,脇の下で体温計を挟んで体温を計ります)
つまり
アメリカでは、体温を測るのには、体温計を肛門の中に挿入して行うのが、一般常識なのです。
しかし
これを日本でやれば間違いなく、「逮捕」されてしまいます。
従って、私の考案した安全な方法があります。
折れた尾骨の真横から押圧をかけて,徐々に矯正方向への応力によって、骨折した尾骨を、時間をかけて矯正するという方法です。
尾骨の骨折は「仙骨」のサブラクセイション(骨格のズレ)伴いますので、仙骨の矯正も必要になります。
この方法で、自分の骨折した尾骨の矯正に行って、見事に成功している経験があります。(ちなみに今は、折れた尾骨は、元通りにまっすぐになり、何の異状反応も全くありません)
尾骨を骨折すると、「棘上靭帯」に常に「牽引力」が働くために、腰椎全体に常に牽引力が加わり、そのために
ヘルニアとか、慢性腰痛、
ギックリ腰などを、しょっちゅう起こすようになります。
この女性も、ぎっくり腰は、何回もやっているそうです。
そして、常に「腰痛」が伴います。
しかし
この女性、尾骨骨折は高校生の時の事故にもかかわらず。
40歳の現在で二人の子持ちです。
いやー
これには、私の方がビックリしました。
なぜかというと
尾骨を骨折すると、骨盤が固まってしまうのです、これは解剖学的反射なのです。
お産の時には、この骨盤孔が開かなくなってしまうので、帝王切開でのお産になるのが一般的なのです。
ですが、普通分娩での出産だったそうです。こんなに固まった骨盤でも、分娩が可能なのですねー
イヤー
女性は強い!
今では、尾骨がかなり伸びてきて、曲がりが、50%程になったので、腰痛がぴったりと止まっています。
週に一回×二か月=8回の通院で50%の回復です。
あと、もう少しで完全回復が見込まれています。
当院では、整形外科では無理な症状でも、
また
かなり複雑で困難な症状でも回復している実績があります。
私の師匠はロサンゼルスのドクターをしていた人です。
本物のカイロプラクテイックを教えていただきました。
また、日本古来の 「御殿医学」
「大和整体医術」も師範代の免許を、頂いており、毎月一回の勉強会も実施しています。
困ったときには、当院にご連絡下さい。
TEL046-229-3770
詳しくは、「日本カイロプラクティックセンター厚木」でホームページ を御覧ください=地図があります
日、月、木、休診 火、水、金、土、営業です (祭日の場合は営業しています) 料金50分 ¥5000-です
日、月、木曜日は定休日です。
座骨神経痛を伴う「尾骨骨折」です。
階段を落ちてしまったり、脚立から落ちたり、いろいろな条件で尻餅をつくと、程度によりますが、激しい尻餅だと、「尾骨」を骨折します。
尾骨は骨折すると、直角に内方前方に折れ曲がるのですぐに分かります。
触診をするとすぐに直角に曲がった尾骨が分かります
尾骨を骨折すると、腰痛が発生します
ひどい場合は、「ヘルニア」を発症する場合もあります。
もう一つの特長は、ガチガチに固まった骨盤帯です。
腸骨も仙骨も全く可動性を失うのも特徴の一つです。
脊椎には、頚椎から尾椎に至るまで、「棘上靭帯」という靭帯が、前方向に曲がりすぎないように、支える役目をします。
頸椎7個、脊椎12個、尾椎5個 仙椎5個。
このすべての棘突起をつないで、前方に折れ曲がらないように、後ろ=後方に、テンションがいつも掛かって、各椎骨を支える役目があります。
キリンなどの首の長い生物は、この「棘上靭帯」でほとんど、あの長い首を支えています。
各方向に首を動かすときには、周りの頚筋群を使います。
実は
わたし自身も「尾骨骨折」の経験がありまして、痛い思いを経験しています。
近所の整形外科に行った時なのですが、
先生
尾骨の骨折って、どうやって「ギブス」固定をするのですか?
と
聞いたことがあります
先生曰く・・・
ギブズで固定したら「ウンチ」が出来なくなるだろう?
それでもいのかい?
と、言われました。
それは困るから遠慮します
と言ったら
だろー
だから痛み止めを出しておくからね。それで様子を見てくれるかい?
と、言うわけで、約一か月ほどお尻を浮かせて生活していました。
空気椅子の生活です。
カイロプラクティックの世界では、この「尾骨骨折」という事故は、案外多くて
カイロ治療学科の中にも、理論と矯正技法がしっかり掲載されています。
これが、アメリカでは、ゴムサックをして、肛門の中に、指を入れて、直接に骨折を矯正するという技術で治療をします。
アメリカでは子供の時から、体温を測るのに、肛門直腸に体温計を入れて測るのが、一般的で、病院だけでなく、
一般家庭のなかでも、でも、この方法で体温計測をします。
(日本では,脇の下で体温計を挟んで体温を計ります)
つまり
アメリカでは、体温を測るのには、体温計を肛門の中に挿入して行うのが、一般常識なのです。
しかし
これを日本でやれば間違いなく、「逮捕」されてしまいます。
従って、私の考案した安全な方法があります。
折れた尾骨の真横から押圧をかけて,徐々に矯正方向への応力によって、骨折した尾骨を、時間をかけて矯正するという方法です。
尾骨の骨折は「仙骨」のサブラクセイション(骨格のズレ)伴いますので、仙骨の矯正も必要になります。
この方法で、自分の骨折した尾骨の矯正に行って、見事に成功している経験があります。(ちなみに今は、折れた尾骨は、元通りにまっすぐになり、何の異状反応も全くありません)
尾骨を骨折すると、「棘上靭帯」に常に「牽引力」が働くために、腰椎全体に常に牽引力が加わり、そのために
ヘルニアとか、慢性腰痛、
ギックリ腰などを、しょっちゅう起こすようになります。
この女性も、ぎっくり腰は、何回もやっているそうです。
そして、常に「腰痛」が伴います。
しかし
この女性、尾骨骨折は高校生の時の事故にもかかわらず。
40歳の現在で二人の子持ちです。
いやー
これには、私の方がビックリしました。
なぜかというと
尾骨を骨折すると、骨盤が固まってしまうのです、これは解剖学的反射なのです。
お産の時には、この骨盤孔が開かなくなってしまうので、帝王切開でのお産になるのが一般的なのです。
ですが、普通分娩での出産だったそうです。こんなに固まった骨盤でも、分娩が可能なのですねー
イヤー
女性は強い!
今では、尾骨がかなり伸びてきて、曲がりが、50%程になったので、腰痛がぴったりと止まっています。
週に一回×二か月=8回の通院で50%の回復です。
あと、もう少しで完全回復が見込まれています。
当院では、整形外科では無理な症状でも、
また
かなり複雑で困難な症状でも回復している実績があります。
私の師匠はロサンゼルスのドクターをしていた人です。
本物のカイロプラクテイックを教えていただきました。
また、日本古来の 「御殿医学」
「大和整体医術」も師範代の免許を、頂いており、毎月一回の勉強会も実施しています。
困ったときには、当院にご連絡下さい。
TEL046-229-3770
詳しくは、「日本カイロプラクティックセンター厚木」でホームページ を御覧ください=地図があります
日、月、木、休診 火、水、金、土、営業です (祭日の場合は営業しています) 料金50分 ¥5000-です
日、月、木曜日は定休日です。