09/30 むち打ち後遺症2です
むち打ちの治療編
>仕事中に追突されたという女性のお話しの続きです
追突の後遺症としては「症状はひどいものですが、むち打ち症としては、軽い部類です」
?手の痺れ、指の痺れ、指が曲がらない=握れない
?頭痛(絶えまない頭痛だそうです)
?目眩(やつと歩ける程度)
?腰痛
?首の痛み(本人曰く死にそうなくらい、痛いんです)
?背中の痛み
などが主な症状になります
しかし、よっぽど、「首」が痛いのでしょう、車のハンドルにタオルを引っ掛けて、首を伸ばしていたくらいですから、いくら「首」が痛くても、普通は、ここまではやりませんよね・・・
社長がなんでそんな変なことをしているの?
と、聞くと
こうすると首が楽なんです
病院へ行っても「湿布」しかくれないし・・・・・
という訳で当院に治療以来があったわけです。
触診
仰臥位で寝て頂いて
まず、一番痛い、「首」から触ってみます
すごい!
首が曲がって「材木」のように太く固まっています。(こりゃぁ痛いわなー)
これは
「横」からの追突のショックで、「頸椎」=下部頸椎のC7,C6,C5(C=Cervical−ラテン語で頸椎のことです、解剖学はすべて英語ラテン語を用います)
が、サイドスリップして左回旋変異しています
それも半端な「ズレ」ではありません。
これでは「首」の痛みは相当なものです。
どおりで、ハンドルで「首吊り」をするわけです。
この頸椎の「サブラクセイション」による痛みのために「後頚筋群」が驚くほど固まっています。
そして、頸椎のカーブは完全に失われて見事な「ストレートネック」です。
発症の機序
●右からぶつけられて、頭部がまず=右に大きく振られてから、元の位置に戻るという「振子運動」をします
このときに「下部頸椎」はそのショックを受け止めるのですが、頭部が「右」に振られたときに頸椎は「左」に大きくへし折られるようにして、頭を右に倒します。
この時に、「頸椎」は「左側屈」を強制されてしまい、ひどい頸椎関節の横方向への「ズレ」が起きるのです。
仰臥位のついでに胸椎を触診すると・・見事に「ずれ」て固まっていました
⁼首の回旋と側屈のほとんどはC1とC2で行いますが(カイロを習った人は良く知っているはずです)
実は「上部胸椎C1からC6までが「首」の側屈と回旋を半分以上担います=したがって上部胸椎が固まると、「首」は自由に動かせなくなります。
ですから、こういった症状には「上部胸椎」の矯正が最も大切な要素となります
C8から上の「くび」を支えて居る「長頚筋」の下には「脳幹毛様体」という「睡眠 覚醒」をつかさどる「神経組織」が大脳にまでのびているため、上部胸椎の筋が固まると、「覚醒」という神経のスイッチが入りっぱなしになるので、
どんなに眠くても「眠れない」という「不眠症状」が随伴します。
骨盤=腸骨の可動性触診をすると、まったく動きません。
どうやら「腰」もやられているようです。
大腰筋と腸骨筋の可動性検査
これもダメです、まったく可動性が失われています。
ついで
腹臥位での検査です
PSISと仙骨、腰椎、胸椎、頸椎と順番に精密な検査をしていきます。
左腸骨=PIEX
右腸骨=ASIN
仙骨 =LPIベースポステリオ S3=LP,S5PI
骨盤環は左回旋
後頭骨OCP=LP
当院では「ゼニステーブル」を使用していますので、ベルビックベンチでの矯正をします。
骨盤、仙骨、腰椎、胸椎を矯正してから
再び「仰臥位」になってもらいます。
正面から骨盤環の左回旋をベルビックテーブルで矯正、
そして股関節の矯正もします。
胸椎は、後方からの追突で後弯して固まっています、端なものではなく、後弯して固まっています、
回旋能力と前屈、後屈の機能は全く有りません。
T6,T5,T4,T3,T2,T1までをアンテリオリュウジョンテクニックで矯正します
矯正後に残った短回旋筋をマニビュレーションで解除。
可動性を完全に回復させます。
次は「座位」で頸椎の回旋範囲を検査します、
右は向けますが、左は、途中で止まります
右側屈はできますが、左の側屈はほぼ、できません。
頸椎の触診をするとC7,C6,C5,が左に飛び出しています
特にC6を中心に後屈、左回旋をしていますので、C6を中心に、素早く
「側屈」と「回旋」の両方を一度にジェネラルで矯正します。
このテクニックは「ガンステッド」を履修したカイロプラクターならば理解できるはずです=3次元矯正です
この矯正だけで「ストレートネック」は消失しました。
(ストレートネックは意外と矯正によって簡単に修復できます)
あとは、左に向けない首を矯正するだけです
左に向けない原因はC7の後方変異のためです
C7のみ、スペシフィツクで矯正してから
「座位」て゛首を動かしてもらいます。
良く、左右に動くようになりました。
固くなっていた「首」の筋肉も柔らかくなりました。
が
頭がくらくらすると言います
頭部を回旋することによって、回旋性の「めまい」が発生しているのです
これは、多くの場合、環椎後頭関節に圧迫があるためです。
C1の左回旋と環椎後頭関節の間隙が狭くなっています。
後頭骨の矯正と第一次呼吸システムの同調で体幹と頭部のシンクロをします。
そして、再び、頭を振ってもらいます
首を振ってもらいます、くらくらくら・・・
目眩は消失しました。
腰痛は「辛いもの」が好きで、胃と大腸の炎症からのもので
L5の矯正と胃腸の内臓マニピュレーション(SOT)だけで腰痛は消失しました。
一度の治療でまでここまで回復する方は非常に珍しいのです。
治癒が早いという、一番の原因は、事故から日にちが経過していないことと
若いということ、そして先天性の自己治癒力の力が高いのではないかと思います。
日にちが経過するごとに痛みは「石灰沈着性」へと変性していきます。
今日も五大台の追突事故で右腕が上がらなくなった女性
二大の玉突き事故の女性
ギックリ腰の男性
両手の指がしびれて動かなくなった女性
ヘルニアの男性
腰痛の男性が三人
アーノルドキアリ症候群の男性
慢性下痢の男性
ひざ痛の男性
と、いろいろ来ました。
殆どが「病院」で治らない方ばかりです。
何しろ「病院」では
「骨は折れていないから大丈夫だよ・・」
で、
湿布
と
痛み止めしか
くれれないですからねー。
日本カイロプラクティックセンター厚木 046-229-3770 火、水、金,土の四日間のみ営業しています 12:00から20時まで 最終21時です
>仕事中に追突されたという女性のお話しの続きです
追突の後遺症としては「症状はひどいものですが、むち打ち症としては、軽い部類です」
?手の痺れ、指の痺れ、指が曲がらない=握れない
?頭痛(絶えまない頭痛だそうです)
?目眩(やつと歩ける程度)
?腰痛
?首の痛み(本人曰く死にそうなくらい、痛いんです)
?背中の痛み
などが主な症状になります
しかし、よっぽど、「首」が痛いのでしょう、車のハンドルにタオルを引っ掛けて、首を伸ばしていたくらいですから、いくら「首」が痛くても、普通は、ここまではやりませんよね・・・
社長がなんでそんな変なことをしているの?
と、聞くと
こうすると首が楽なんです
病院へ行っても「湿布」しかくれないし・・・・・
という訳で当院に治療以来があったわけです。
触診
仰臥位で寝て頂いて
まず、一番痛い、「首」から触ってみます
すごい!
首が曲がって「材木」のように太く固まっています。(こりゃぁ痛いわなー)
これは
「横」からの追突のショックで、「頸椎」=下部頸椎のC7,C6,C5(C=Cervical−ラテン語で頸椎のことです、解剖学はすべて英語ラテン語を用います)
が、サイドスリップして左回旋変異しています
それも半端な「ズレ」ではありません。
これでは「首」の痛みは相当なものです。
どおりで、ハンドルで「首吊り」をするわけです。
この頸椎の「サブラクセイション」による痛みのために「後頚筋群」が驚くほど固まっています。
そして、頸椎のカーブは完全に失われて見事な「ストレートネック」です。
発症の機序
●右からぶつけられて、頭部がまず=右に大きく振られてから、元の位置に戻るという「振子運動」をします
このときに「下部頸椎」はそのショックを受け止めるのですが、頭部が「右」に振られたときに頸椎は「左」に大きくへし折られるようにして、頭を右に倒します。
この時に、「頸椎」は「左側屈」を強制されてしまい、ひどい頸椎関節の横方向への「ズレ」が起きるのです。
仰臥位のついでに胸椎を触診すると・・見事に「ずれ」て固まっていました
⁼首の回旋と側屈のほとんどはC1とC2で行いますが(カイロを習った人は良く知っているはずです)
実は「上部胸椎C1からC6までが「首」の側屈と回旋を半分以上担います=したがって上部胸椎が固まると、「首」は自由に動かせなくなります。
ですから、こういった症状には「上部胸椎」の矯正が最も大切な要素となります
C8から上の「くび」を支えて居る「長頚筋」の下には「脳幹毛様体」という「睡眠 覚醒」をつかさどる「神経組織」が大脳にまでのびているため、上部胸椎の筋が固まると、「覚醒」という神経のスイッチが入りっぱなしになるので、
どんなに眠くても「眠れない」という「不眠症状」が随伴します。
骨盤=腸骨の可動性触診をすると、まったく動きません。
どうやら「腰」もやられているようです。
大腰筋と腸骨筋の可動性検査
これもダメです、まったく可動性が失われています。
ついで
腹臥位での検査です
PSISと仙骨、腰椎、胸椎、頸椎と順番に精密な検査をしていきます。
左腸骨=PIEX
右腸骨=ASIN
仙骨 =LPIベースポステリオ S3=LP,S5PI
骨盤環は左回旋
後頭骨OCP=LP
当院では「ゼニステーブル」を使用していますので、ベルビックベンチでの矯正をします。
骨盤、仙骨、腰椎、胸椎を矯正してから
再び「仰臥位」になってもらいます。
正面から骨盤環の左回旋をベルビックテーブルで矯正、
そして股関節の矯正もします。
胸椎は、後方からの追突で後弯して固まっています、端なものではなく、後弯して固まっています、
回旋能力と前屈、後屈の機能は全く有りません。
T6,T5,T4,T3,T2,T1までをアンテリオリュウジョンテクニックで矯正します
矯正後に残った短回旋筋をマニビュレーションで解除。
可動性を完全に回復させます。
次は「座位」で頸椎の回旋範囲を検査します、
右は向けますが、左は、途中で止まります
右側屈はできますが、左の側屈はほぼ、できません。
頸椎の触診をするとC7,C6,C5,が左に飛び出しています
特にC6を中心に後屈、左回旋をしていますので、C6を中心に、素早く
「側屈」と「回旋」の両方を一度にジェネラルで矯正します。
このテクニックは「ガンステッド」を履修したカイロプラクターならば理解できるはずです=3次元矯正です
この矯正だけで「ストレートネック」は消失しました。
(ストレートネックは意外と矯正によって簡単に修復できます)
あとは、左に向けない首を矯正するだけです
左に向けない原因はC7の後方変異のためです
C7のみ、スペシフィツクで矯正してから
「座位」て゛首を動かしてもらいます。
良く、左右に動くようになりました。
固くなっていた「首」の筋肉も柔らかくなりました。
が
頭がくらくらすると言います
頭部を回旋することによって、回旋性の「めまい」が発生しているのです
これは、多くの場合、環椎後頭関節に圧迫があるためです。
C1の左回旋と環椎後頭関節の間隙が狭くなっています。
後頭骨の矯正と第一次呼吸システムの同調で体幹と頭部のシンクロをします。
そして、再び、頭を振ってもらいます
首を振ってもらいます、くらくらくら・・・
目眩は消失しました。
腰痛は「辛いもの」が好きで、胃と大腸の炎症からのもので
L5の矯正と胃腸の内臓マニピュレーション(SOT)だけで腰痛は消失しました。
一度の治療でまでここまで回復する方は非常に珍しいのです。
治癒が早いという、一番の原因は、事故から日にちが経過していないことと
若いということ、そして先天性の自己治癒力の力が高いのではないかと思います。
日にちが経過するごとに痛みは「石灰沈着性」へと変性していきます。
今日も五大台の追突事故で右腕が上がらなくなった女性
二大の玉突き事故の女性
ギックリ腰の男性
両手の指がしびれて動かなくなった女性
ヘルニアの男性
腰痛の男性が三人
アーノルドキアリ症候群の男性
慢性下痢の男性
ひざ痛の男性
と、いろいろ来ました。
殆どが「病院」で治らない方ばかりです。
何しろ「病院」では
「骨は折れていないから大丈夫だよ・・」
で、
湿布
と
痛み止めしか
くれれないですからねー。
日本カイロプラクティックセンター厚木 046-229-3770 火、水、金,土の四日間のみ営業しています 12:00から20時まで 最終21時です
09/27 後遺症です
むち打ち症
その女性の勤める会社の社長からが電話ありまして
「うちの従業員を診てくれませんか?」
ということでした
ちょっと、お話しを聞くと、自動車のハンドルにタオルを引っ掛けて、「首吊り」をしているというのです
なんでそんな変なことをしてるの?
と、聞くと、
「首が痛くて、こうして首を伸ばすと楽なんです」
という返事だったそうです
と、いう訳で。
先生、ちょっと、うちの変な従業員を診てくれませんか?
問診
横からと、後ろから二回追突された女性です
愁訴は
絶えまない頭痛
首の痛み
背中の凝り
腰痛
です
仕事はなんですか?
と、聞くと
主に飲み係です
という返事でした
まあ、会社のあらゆる雑用をしているらしいのです
で
仕事中に追突されたというお話でした
この方の追突の後遺症としては「軽い部類です」
1 手の痺れ、指の痺れ、指が曲がらない=握れない
2 頭痛(絶えまない頭痛だそうです)
3 目眩(やつと歩ける程度)
4 腰痛
5 首の痛み(本人曰く死にそうなくらい、痛いんです)
6 背中の痛み
などが主な症状になります
重症の場合は「歩行不能」や「重症勤筋力症」、「脊髄変性症」、あるいは「小脳変性症」まで進行します
もちろん症状としては「言語失調」「痙性麻痺」「パーキンソン」「脳性まひ」様の症状まで進行する場合も
少なくないようです
後遺症としての発症は
直後
10年後
20年後から、長いものなると
30年後
などに発症するようです
事故から年数がたっている場合などは、事故との整形外科的な証明ができなくなっているために「保険」
の請求もできなくなってしまいます
こういった症状は「不定愁訴」として、片づけられてしまうのが常です
重症の場合は「先天性疾患」あるいは「後天性神経失調」などと分類されるようです
この方は、去年に事故にあったらしく、症状の発症は直後から、起きたそうですが
「整形外科」へ行っても、「骨は何ともないから大丈夫だよ、痛み止めを出しておくからね・・・・・
て゛
終わったそうです。
次回は「治療編」をアップします。
ではみなさん、気をつけて下さいね。
その女性の勤める会社の社長からが電話ありまして
「うちの従業員を診てくれませんか?」
ということでした
ちょっと、お話しを聞くと、自動車のハンドルにタオルを引っ掛けて、「首吊り」をしているというのです
なんでそんな変なことをしてるの?
と、聞くと、
「首が痛くて、こうして首を伸ばすと楽なんです」
という返事だったそうです
と、いう訳で。
先生、ちょっと、うちの変な従業員を診てくれませんか?
問診
横からと、後ろから二回追突された女性です
愁訴は
絶えまない頭痛
首の痛み
背中の凝り
腰痛
です
仕事はなんですか?
と、聞くと
主に飲み係です
という返事でした
まあ、会社のあらゆる雑用をしているらしいのです
で
仕事中に追突されたというお話でした
この方の追突の後遺症としては「軽い部類です」
1 手の痺れ、指の痺れ、指が曲がらない=握れない
2 頭痛(絶えまない頭痛だそうです)
3 目眩(やつと歩ける程度)
4 腰痛
5 首の痛み(本人曰く死にそうなくらい、痛いんです)
6 背中の痛み
などが主な症状になります
重症の場合は「歩行不能」や「重症勤筋力症」、「脊髄変性症」、あるいは「小脳変性症」まで進行します
もちろん症状としては「言語失調」「痙性麻痺」「パーキンソン」「脳性まひ」様の症状まで進行する場合も
少なくないようです
後遺症としての発症は
直後
10年後
20年後から、長いものなると
30年後
などに発症するようです
事故から年数がたっている場合などは、事故との整形外科的な証明ができなくなっているために「保険」
の請求もできなくなってしまいます
こういった症状は「不定愁訴」として、片づけられてしまうのが常です
重症の場合は「先天性疾患」あるいは「後天性神経失調」などと分類されるようです
この方は、去年に事故にあったらしく、症状の発症は直後から、起きたそうですが
「整形外科」へ行っても、「骨は何ともないから大丈夫だよ、痛み止めを出しておくからね・・・・・
て゛
終わったそうです。
次回は「治療編」をアップします。
ではみなさん、気をつけて下さいね。
09/07 いつもの五十肩です
いつもの五十肩です
今回は五十肩としては軽いもので
横からの挙上外転が90度付近で関節の中で引っかかる
という症状でした
前方挙上にはまったく問題がありません
自分では90度付近で「肩関節」のなかが狭くなって、何かが引っかかっているようないる気がする
と言っています
触診をすると、左右ともにさしたる異常は無いのですが、
左腕を触診すると確かに上腕肩甲関節が狭くなっています、
横から外転すると、確かに何かが引っかかっている感じがします
再度、検査です
右の肩甲骨が「ロック」していて動きません(左側ではありません)
=これは「鎖骨」の異常によって発生する症状です=胸鎖関節がロックすると「肩甲骨」は著しく可動性を失います
これを=矯正で解除します
もう一つ、胸椎七番がロックしています=胸椎のサブラクセイションは脊椎の「進展制限」を起こします=これも矯正して、可動性を確保します
その他
身体構造的には
S字結腸からの腹膜の引っ張りが、左胸郭を牽引しています
このS字結腸という消化器からのけん引力が上部胸郭と肩の構造に「ひずみ」を作ります=大した「ひずみ」ではないのですが、これが長期間にわたると「肩関節」に負担をかけるようになり、やがて
「肩関節」の狭小化を発生するようになります=この牽引力は「腹膜」=「胸膜」=「縦隔」=「僧帽筋筋膜」から「頚筋膜」=頭蓋骨硬膜にまで及びます
「膜のひずみ」という理論は整形外科の先生には信じられないでしょうが=SOTの勉強をすると理解できるようになります=要は単なる知識不足です
それから、「五十肩」の定番である前腕筋群の硬直と短縮=前腕筋群が硬直すると上腕肩甲関節は可動域が狭くなり=肩関節部分に痛みを発生します
この方はもともと消化器が弱く、いつも左の肩こりを訴えて来院される方なのです
消化器の影響は骨盤の可動性を低下させ、仙椎の可動性をなくし、しかも「捻じれさせます」
人間の「軸重心」は二本足からダイレクトに大腿骨の膝関節と股関節窩に「X字型」に「過重」をかけます
その体重の「軸重心」は足首の部分から上方に「開いて」いき、「ひざ関節」からさらに股関節窩へと向かいます、解剖学書を見ると一目瞭然なのですが
実に不合理な設計になっています
馬や牛、羊、ヤギなど、おおくの「歩く」動物は「ひざ関節」も「股関節」が曲がってはいないのです=体幹から直接にまっすぐに体重を支える構造になっています
人間のこのまがった「立位軸」はそのまま「仙骨」へと伝えられ
第二仙骨の約2cmから3cm前方を上方にトルクを変えて(このために仙骨の前腕が形成され、腰椎の前弯が形成されます=これを生理湾曲と言います)
この過重は腰堆、脊椎、頸椎、頭蓋へと伝えられていきます
ですから
骨盤から上の構造物はすべて「足」の角度の異常によってすべてが影響を受けます
難治難病とは、ほとんどすべてが、この「立位軸」の曲がりから発生します=(CW療法のUチューブをご覧になってください。伊藤先生の「生一システム」で出てきます)
施療について
一番の原因の消化器の異常を整復して
腹部内臓の活動を正常化します=イコール「胸郭の動き」が解除されます
内蔵の影響で固まり。歪んだ骨盤をベルビックベンチによって矯正します、これだけで、曲がって固まった骨盤は正常な可動域を獲得で来ます
ここまでで、上半身の異常は解除できます
そして「腰椎矯正」=L−5は下部消化器を支配します=したがってL−5を矯正しない限り大腸の機能は復活しません、この間「骨盤筋群」は固まり続けます=長い間このL−5の
サブラクセイションが続くと「大腸がん」「前立腺がん」「膀胱がん」などになります
「腰椎L−4」の矯正=この神経は「大腿神経」と言って。大腿部前部の筋と感覚を支配します、さらに第四腰椎からは「上殿神経」が出ていますから=中殿筋。及び小殿筋、大腿筋膜張筋を支配しますので、足の不具合や「ひざ痛」が発症してきます
さらに胸椎の矯正をします
12ある胸椎はすべての内臓と諸器官を支配します
TL検査で陽性反応が出ている部分の椎骨は「矯正」の対象になります=矯正によって内臓の働きとホルモン系は正常に戻ります
一応の矯正が終了して、一度立って頂いてから左腕の挙上の状態を確認していただきます
ずいぶん楽に上がるようになって、痛みもなくなったが、
まだ
何か奥のほうで「引っかかる」感じがすると言います
テストでは「前鋸筋」の反応が若干出ました=前鋸筋の解除です
さらに、立位での挙上テスト
違和感がずいぶん減ったが、完全無くなった感じはしないと言います
再度 立位での左腕の挙上テスト
殆ど違和感も痛みもなくなったけれども、何か、まだある感じがすると言います
再度触診
原因がわかりました!
左腕の挙上症害なのですが
「右側」の背筋が硬直していました
背筋が硬直すると「胸椎」が横にしならなくなります=これが肩甲骨の可動性を奪うのです。
最後に二分ほど背筋を解除すると
完全に痛みと違和感は、無くなりました。
「全工程40分でした」
これでも五十肩の初期です
この状態を何年も続けると、「凍結肩」と呼ばれる「石灰沈着」を伴った、腕の挙上不全になるのです。=すると治癒まで時間が掛かります。
「五十肩」は「肩」の痛みを発生しますが、「肩」自体が壊れて、「痛み」が出る症状ではありません
色々な部分の連動によって発生する複雑な症状です。
皆さん
腕を上げるときの「肩」の異常に感覚や引っかかりが始まったら、早めに、おいでください
日本カイロプラクティックセンター厚木 046-229-3770 火、水、金,土の四日間のみ営業しています 12:00から20時まで 最終21時です
9/7
今回は五十肩としては軽いもので
横からの挙上外転が90度付近で関節の中で引っかかる
という症状でした
前方挙上にはまったく問題がありません
自分では90度付近で「肩関節」のなかが狭くなって、何かが引っかかっているようないる気がする
と言っています
触診をすると、左右ともにさしたる異常は無いのですが、
左腕を触診すると確かに上腕肩甲関節が狭くなっています、
横から外転すると、確かに何かが引っかかっている感じがします
再度、検査です
右の肩甲骨が「ロック」していて動きません(左側ではありません)
=これは「鎖骨」の異常によって発生する症状です=胸鎖関節がロックすると「肩甲骨」は著しく可動性を失います
これを=矯正で解除します
もう一つ、胸椎七番がロックしています=胸椎のサブラクセイションは脊椎の「進展制限」を起こします=これも矯正して、可動性を確保します
その他
身体構造的には
S字結腸からの腹膜の引っ張りが、左胸郭を牽引しています
このS字結腸という消化器からのけん引力が上部胸郭と肩の構造に「ひずみ」を作ります=大した「ひずみ」ではないのですが、これが長期間にわたると「肩関節」に負担をかけるようになり、やがて
「肩関節」の狭小化を発生するようになります=この牽引力は「腹膜」=「胸膜」=「縦隔」=「僧帽筋筋膜」から「頚筋膜」=頭蓋骨硬膜にまで及びます
「膜のひずみ」という理論は整形外科の先生には信じられないでしょうが=SOTの勉強をすると理解できるようになります=要は単なる知識不足です
それから、「五十肩」の定番である前腕筋群の硬直と短縮=前腕筋群が硬直すると上腕肩甲関節は可動域が狭くなり=肩関節部分に痛みを発生します
この方はもともと消化器が弱く、いつも左の肩こりを訴えて来院される方なのです
消化器の影響は骨盤の可動性を低下させ、仙椎の可動性をなくし、しかも「捻じれさせます」
人間の「軸重心」は二本足からダイレクトに大腿骨の膝関節と股関節窩に「X字型」に「過重」をかけます
その体重の「軸重心」は足首の部分から上方に「開いて」いき、「ひざ関節」からさらに股関節窩へと向かいます、解剖学書を見ると一目瞭然なのですが
実に不合理な設計になっています
馬や牛、羊、ヤギなど、おおくの「歩く」動物は「ひざ関節」も「股関節」が曲がってはいないのです=体幹から直接にまっすぐに体重を支える構造になっています
人間のこのまがった「立位軸」はそのまま「仙骨」へと伝えられ
第二仙骨の約2cmから3cm前方を上方にトルクを変えて(このために仙骨の前腕が形成され、腰椎の前弯が形成されます=これを生理湾曲と言います)
この過重は腰堆、脊椎、頸椎、頭蓋へと伝えられていきます
ですから
骨盤から上の構造物はすべて「足」の角度の異常によってすべてが影響を受けます
難治難病とは、ほとんどすべてが、この「立位軸」の曲がりから発生します=(CW療法のUチューブをご覧になってください。伊藤先生の「生一システム」で出てきます)
施療について
一番の原因の消化器の異常を整復して
腹部内臓の活動を正常化します=イコール「胸郭の動き」が解除されます
内蔵の影響で固まり。歪んだ骨盤をベルビックベンチによって矯正します、これだけで、曲がって固まった骨盤は正常な可動域を獲得で来ます
ここまでで、上半身の異常は解除できます
そして「腰椎矯正」=L−5は下部消化器を支配します=したがってL−5を矯正しない限り大腸の機能は復活しません、この間「骨盤筋群」は固まり続けます=長い間このL−5の
サブラクセイションが続くと「大腸がん」「前立腺がん」「膀胱がん」などになります
「腰椎L−4」の矯正=この神経は「大腿神経」と言って。大腿部前部の筋と感覚を支配します、さらに第四腰椎からは「上殿神経」が出ていますから=中殿筋。及び小殿筋、大腿筋膜張筋を支配しますので、足の不具合や「ひざ痛」が発症してきます
さらに胸椎の矯正をします
12ある胸椎はすべての内臓と諸器官を支配します
TL検査で陽性反応が出ている部分の椎骨は「矯正」の対象になります=矯正によって内臓の働きとホルモン系は正常に戻ります
一応の矯正が終了して、一度立って頂いてから左腕の挙上の状態を確認していただきます
ずいぶん楽に上がるようになって、痛みもなくなったが、
まだ
何か奥のほうで「引っかかる」感じがすると言います
テストでは「前鋸筋」の反応が若干出ました=前鋸筋の解除です
さらに、立位での挙上テスト
違和感がずいぶん減ったが、完全無くなった感じはしないと言います
再度 立位での左腕の挙上テスト
殆ど違和感も痛みもなくなったけれども、何か、まだある感じがすると言います
再度触診
原因がわかりました!
左腕の挙上症害なのですが
「右側」の背筋が硬直していました
背筋が硬直すると「胸椎」が横にしならなくなります=これが肩甲骨の可動性を奪うのです。
最後に二分ほど背筋を解除すると
完全に痛みと違和感は、無くなりました。
「全工程40分でした」
これでも五十肩の初期です
この状態を何年も続けると、「凍結肩」と呼ばれる「石灰沈着」を伴った、腕の挙上不全になるのです。=すると治癒まで時間が掛かります。
「五十肩」は「肩」の痛みを発生しますが、「肩」自体が壊れて、「痛み」が出る症状ではありません
色々な部分の連動によって発生する複雑な症状です。
皆さん
腕を上げるときの「肩」の異常に感覚や引っかかりが始まったら、早めに、おいでください
日本カイロプラクティックセンター厚木 046-229-3770 火、水、金,土の四日間のみ営業しています 12:00から20時まで 最終21時です
9/7
09/06 ヘルニア最前線
ヘルニアの最前線
アメリカと日本のヘルニアの最新情報です
● 実は椎間板ヘルニアと腰痛はほとんど無関係===というが記事がありましたので紹介します(テレビでも放送がありました)
普通、腰痛の場合は整形外科へ行ってレントゲンとかMRIの検査をするのですが、
これを腰痛のない人にもやってみたところ、アメリカでは65%、日本では70%にヘルニアが見つかったのです。
しかし、椎間板がつぶれているにも関わらず、「腰痛」のない人がたくさんいるということが分かってきたのです
◎ヘルニアの原因は
「椎間板の変性」、
「狭窄症」、
「辷り症」
これらの症状が「腰痛の原因」と言われてしました、
またこれらが「整形外科」の診断の基準となるのが定番なのですが=(整形外科の教科書にもそう書いてあります)
なんと
その事実は腰痛と関係ないとアメリカの医学会の発表記事がありました
日本は現在はではまだこの意見は、認められていません。
だから相変わらず、背中に穴を開けて「椎間板」を削っています。
しかし
椎間板の摘出手術を受けた方がかなりの人数が改善している事実がありますが
または、手術をしても、痛みが消えないという人もたくさんいます。
当院にもヘルニアの手術をしたが「やはり痛い!」
という人がかなりの人数、来院されます。
こういった人は
当院の施療によってすぐに「痛み」が消えてしましますが、
実は
当院では
「腰」
には施療はしないのです
何故なら
「痛くなる:原因」があって「結果=痛み」が出てくると、考えます。
ならば=「痛み」は原因では無いわけです
=つまり「腰痛=腰」は痛いけれども、「腰が原因」ではないのです。
では、なぜ「腰に痛み」が出るのでしょう?
「痛み」は身体の不調を知らせる「信号」であるというとらえ方をします
これは「倭ヤマト整体」独自の考え方であり、
また
「原因」が同一」でも「痛み」の出る場所が、あるいは「症状」が人によって異なる=ということを
「箇の特性」
という古い日本の漢方整体、独自の発想が倭ヤマト整体にあるからです
この考え方はカイロプラクティックの基本的な神経学的考察と同一です。
多くの熟練したカイロドクターがやはりこの結論に達して、患者を治しています。
「痛み」の原因はほかの場所にあるからなのです
当院では、「腰を痛くしている原因」 を探し出して、
その部分に施療をします。
「痛みの原因」に対して施療をするのですから=当然「腰」の痛みは 消えてしまうわけです。
つまり
「腰痛」とはヘルニアも含めて、「痛み」の原因は、ほとんど
他の場所にあるのです。
ヘルニアの専門 日本カイロプラクティックセンター厚木 046-229-3770
09/01 骨盤の「ズレ」について=素人向けです
骨盤のついて「ズレ」について
カイロでは一般的に
腸骨の動きを検査して、後方に動きがなくなっている場合=PI=後方下方変異と呼びます
前方に動きがなくなっている場合=AS=下方変異と呼びます
仙骨の場合も同様に「リスティング」をして5個の仙骨の動きを触診します
実際の場合、仙骨と、腸骨はそれぞれ別々の動きをし、また、別々の捻じれ方をします
実際の荷重側の腸骨は後方回転(PI)運動をします
これは、重力軸が「股関節」の中心よりも「仙骨」の前方約5cmを通っているで
上半身を支えて居る両足の「軸」は「ひざ」から「股関節」まで開いて上がり=骨盤内方の第二仙骨の軸に移動して、「腰椎」へと上がっていくためです
この自然な骨盤の動きが阻害されると「腰痛」になります
「原因はさまざまです」
「腰痛」そのものは、何らかの原因による「結果」=「体の出す信号」ですから、「腰」をいじくっても良くなりません
ですから=その「原因」に対して行われます
人間は「四足獣」を「基本骨格」として作られているためにこの辺の全体の「骨格」構造に非常に無理があります
一般的には「後方腸骨」の場合は「仙骨」はPSISの「後方」への動きによって「沈み込み現象」を起こします
これは、両方の腸骨の総合作用によるもので
二つの腸骨と仙骨は体重を支える機能として「骨盤環」と呼ばれます
全体の回転運動の補正作用なのです
荷重測側の腸骨は後方回転(PI)運動をします
一般的には「後方、外方腸骨=PIEX」を多く起こします
内蔵と骨盤の各靭帯に問題が無い場合は、そのまま=ASIN方向へアジャストメントすれば多くの場合
各疾患が一瞬にして解除されます
骨盤の真ん中にある「仙骨神経叢」は第五腰椎から出ている「座骨神経」とともに、横隔膜以下のすべての筋と内蔵を支配しています
仙骨が「ズレ」るとその影響は「足底」に現れます
●痛みの場所は「足底」、「足の指の痛み」「かかと」の痛みなど、足背と足底に原曲して症状が現れます=モートン氏病などはその良い例です=骨盤の矯正でいも簡単に治ります。
カイロでは一般的に
腸骨の動きを検査して、後方に動きがなくなっている場合=PI=後方下方変異と呼びます
前方に動きがなくなっている場合=AS=下方変異と呼びます
仙骨の場合も同様に「リスティング」をして5個の仙骨の動きを触診します
実際の場合、仙骨と、腸骨はそれぞれ別々の動きをし、また、別々の捻じれ方をします
実際の荷重側の腸骨は後方回転(PI)運動をします
これは、重力軸が「股関節」の中心よりも「仙骨」の前方約5cmを通っているで
上半身を支えて居る両足の「軸」は「ひざ」から「股関節」まで開いて上がり=骨盤内方の第二仙骨の軸に移動して、「腰椎」へと上がっていくためです
この自然な骨盤の動きが阻害されると「腰痛」になります
「原因はさまざまです」
「腰痛」そのものは、何らかの原因による「結果」=「体の出す信号」ですから、「腰」をいじくっても良くなりません
ですから=その「原因」に対して行われます
人間は「四足獣」を「基本骨格」として作られているためにこの辺の全体の「骨格」構造に非常に無理があります
一般的には「後方腸骨」の場合は「仙骨」はPSISの「後方」への動きによって「沈み込み現象」を起こします
これは、両方の腸骨の総合作用によるもので
二つの腸骨と仙骨は体重を支える機能として「骨盤環」と呼ばれます
全体の回転運動の補正作用なのです
荷重測側の腸骨は後方回転(PI)運動をします
一般的には「後方、外方腸骨=PIEX」を多く起こします
内蔵と骨盤の各靭帯に問題が無い場合は、そのまま=ASIN方向へアジャストメントすれば多くの場合
各疾患が一瞬にして解除されます
骨盤の真ん中にある「仙骨神経叢」は第五腰椎から出ている「座骨神経」とともに、横隔膜以下のすべての筋と内蔵を支配しています
仙骨が「ズレ」るとその影響は「足底」に現れます
●痛みの場所は「足底」、「足の指の痛み」「かかと」の痛みなど、足背と足底に原曲して症状が現れます=モートン氏病などはその良い例です=骨盤の矯正でいも簡単に治ります。