院長のブログ

司令塔まで潜水しました

フリーダイビング
１２５ｍ、これはフリーダイビングの日本チャンピオンの記録です、以前、テレビで特集されていたのを見て、ショックを受けました。
人間が、素もぐりで、なんと１００Mを越えて潜れるという事を始めて知ったのです
私の遊びでの　素もぐりは１０ｍがやっとでした。
私は、もう６５歳を超えました、もっと若ければ、日本チャンピオンの篠宮選手にお会いして、グレートブルーの世界へ行く方法を習いにいきたいと、つくづく想うこのごろです（不可能ですけれどね…）

という訳で､最近は、フリーダイビングに凝っています、　といっても、そう簡単にフリーダイビングが出来るところは有りません、
さこで、ネットでフリーダイビングを検索していたら、東京の辰巳国際プールで、５ｍのダイビングプールで素もぐりが、できる事を知って、そのクラブに入会して、早速、行ってきました。

プールの大きさは、５ｍ×２５×２５という、ものすごい広さ！　しかも完全な透視度！　こんなにきれいなプールは初めてです。なんという、広さ！
なんと、その、爽快感！
なんという、開放感！

変わったクラブで、ルールは、たったひとつ…
｢死なないでくさい｣
誰かが死ぬと、クラブが、プールの登録抹消になります…
というものです。
だから、５ｍのプールの底に沈んでいても、目だけは開けていてください、死んでいるか生きているか分からないですからね、なんて言われました、、何しろ、皆さんとても息が長いのです、中には４〜５分潜っている人も居るのです

そのほかには、一切のルール､規制、は無し！という、じつに変わったクラブです。
会長は、７６歳で、いまだに水深７０ｍに潜って､トラッツク諸島などの激戦海域に潜水して、沈没した軍艦などから遺品を集めて、遺族に連絡を取り、遺族会を開いて、海底の軍艦から拾い集めた､遺品を残った家族に渡す。という、ボランティアをしている人です。

５ｍといえども、侮れば、即、死にます。
以前に、海で、オープンウオーターのライセンスの海洋実習中に溺死した人が居ます。
また、たったの５ｍで潜水病になる人もいます。
プールでも、条件は同じです、５ｍといえども、水中でパニックを起こせば、１分と掛からずに死にます。

しかし、その大きなプールでの自由潜水のもたらす、開放感と爽快感は、海よりも、ぺつの意味で、すばらしい｢自由｣を与えてくれます

現在患者さんの一人を誘っています、上手く行けば来年には、ライセンスを取って一緒にグアムで、ダイビングをしているかも知れません。

私の娘は、すでに、ハワイで、３５ｍの垂直のフリーダイビングをしています
普段でも、海へ行くと、一回潜ると、５分くらい、浮いてきません。とても息が長いのです。
小さい頃から海へ遊びに連れて行ったせいか、とても海が好きです、でも彼氏が居ません、中々、運命の人に出会えないみたいです、という訳で、娘は、生活力ある彼氏募集中です！