踵の痛い小学生

ねんざをした後に、体育の踏み台を横からぶつけられて踵が歩くときに痛いそうです
そして来週は駅伝の練習だそうです
決勝は来週



明日には走らないと決勝に出られないそうです

○触診
左踵骨と距骨関節がぐらぐらしています
それもかなり・・・
靭帯がダメになっています
こういう運動器障害は「外傷」の部類に入るので、ある一定期間は安静が必要になります

整形外科ならば「ギブス」固定をするところです。
私もそうしたいのですが、
我々民間治療では、具体的な

「治療」

は「薬事法違反」になります


その他
左腸骨PI
右腸骨AS
L4
L5
L1
C7
C5
のサブラクセイション
左僧帽筋の過緊張
左三頭筋の疲労硬結
左下腿三頭筋の疲労硬結

腹部内蔵には異常無し

特に目立ったのは「左僧帽筋」の硬結です

これは体育の時間に引っ張られて、バランスを崩して、腕をかなり引っ張られたそうです


体全体を矯正してから、

左の僧帽筋を解除して、距踵関節のぐらつきを見ると・・・
なんと、
靭帯がしっかりと締まっています

この時点で歩いてもらうと、痛みはなくなっています



走ってもらうと

少し痛みがあるそうです

下腿三頭筋をさらに解除して細かい筋肉の硬結を解除してから
もう一度走ってもらうと・・

もう
痛くありません

しかし

明日走るので、念のため
テーピングをしてやっておしまいです

小学生ならではの治癒力ですねー

左の僧帽筋が原因で距踵関節靭帯が神経反射で締まってしまうのです

しかし

多分決勝までにかなり走りこむので、ふたたび靭帯は伸びてしまい、痛みが再燃するでしょう

多分もう一度来院すると思います。
「早食い」について

早食いが胃炎、腸炎を起こすシステム=の説明

早食いは第一の消化液である唾液の分泌不足を起こします

=そのため「消化管」が食べ物を受け入れる準備が整わないうちに「未消化物」が胃や腸内に侵入するために、消化液=(HCI,ペプシン、ガストリン、CCK,腸液などの消化液や消化管ホルモン)の十分な分泌を得られなくなるので、結果的に消化不良を起こして腸粘膜の炎症疾患を招きます



噛むということ
「噛むことによって、「唾液」が分泌されて、消化器全体にに 「これから食物が入っていく」
という神経、インパルスをだして、「消化の用意」をします

早食いすると、「消化」への神経インパルスが不足します


すると


=早食いによって起きる未消化食物を=消化器は「異物」と誤認します=そのために消化器の異常が発生します=消化システムの機能ダウンと免疫力の低下が発生します。



「クローン病が肉類を食べることを制限される理由」
クローン病が肉類を食べることを制限されることも=早食い「消化不良」を起こすために動物性食物繊維=コラーゲンが腸粘膜を傷つけるために「腸炎」の原因になるからです、「肉類」も「よく噛めば」全く 問題はないのです。



人間は20種類の「アミノ酸」で構成されています
 人間の体を造る、この20種類のアミノ酸のもとは「肉」です

「肉」を食べない人は、常に病気に悩まされます
「野菜」ばかり食べると、体は 「酸性体質」になっていくのです
 その結果
 筋肉はなくなり、病気に打ち勝つ体力がなくなっていきます
 酸性体質は尿酸値が上がり、リウマチやあらゆる「難治難病のもと」になります


>☆よく噛めば 「肉」 は蛋白質=アミノ酸=身体の構成物質として十分に消化し、 体のあらゆる組織の再編成に使用されるもっとも大切な栄養素です=腸が治るのには「肉=アミノ酸」が絶対に必要なのです

 
     
☆☆こういった理由で健康な人でも「早食い」は消化器=特に腸粘膜に致命的ダメージを与えます・・・・早食いの結果は

大腸がんです


これは普段健康な人でも、「早食いすれば」
消化器の 悪条件は同一になり、やはり ガンになります


◎健康な人は「肉」をよく食べ、「よく噛んで」健康に気を付けているのです


健康

不健康の人

「差」は 食べ物を大切に、

そして十分に噛むこと


そして、「自分を大切に」することなのです

自分の健康にさえ気を使わない人には

人をーを愛し

大切にできません

何しろ自分さえ大切にしていないのですから・・・・・
72歳のギックリ腰


孫の重りを一日中、娘から頼まれて、抱っこしたり、遊んだりしているうちに、夕方になって娘さんが帰ってきたころ
いきなり
「ギクッ!」

来たそうです


◎「ギックリ腰」、と言っても、原因は様々で、どんな人でも同様に施療するわけではありません
単なる疲れの積み重ね=というタイプが一番多いのですが
このタイプはいきなり来るのではなく、だんだんと痛くなってくるという症状になります。

◎草刈りの時期になると、ギックリ腰は増えます、このタイプは、「右腕」と「背中=背筋の疲労が中心となります。

◎重いものを持って「ギックリ」というタイプは、やはり背筋の疲労が中心なります。

特に何も思いものは持っていないし、腰を痛める心当たりがないのだけどもも今朝になったら起きたら「ギクッ」となったという方は

食事性の腰痛です
昨日の食事が悪いものか、それとも「アレルギー食品か」古くなって腐敗していたもの、を食べてなる「腰痛」


=今は「冷蔵庫迷信」というのがあって、「冷蔵庫」に入れておきさえすれば、いつまでも「食品」は保存できると考えられている方がほとんどです。(冷凍をすれば何か月も大丈夫と思っていることを・・・冷蔵庫迷信と言います

実は・・食品は「冷凍」をしても腐敗は進行します。(腐敗が止まるのは、マイナス40度以下です)
冷蔵庫の中は「菌」の増殖は多少抑制されますが、やはり時間差で腐っていきます。

その古くて腐敗している食品を食べると・・・・そのために、食あたりになって「腸」が固まり
内蔵体制反射
が起きて、「腰回りの筋肉」が
「反射拘縮」を起こすので゜  「腰」が痛くなります。

ですが、このタイプは、いつもよくないものを食べているので=「おなか」を壊した・・・という自覚がなく、腸の神経系が慢性的にマヒをしているので、お腹は痛くなくて、腰や背中が痛くなります(食べたものが内蔵の中で腐って「ガス」が発生するのでお腹が膨らんでいるのが特徴です)

この72歳の女性は、右腕ばかりで「孫」を変えていたので
右の背筋と
右の腕
左ハムスト筋=右腕を使うときは=左の足の筋肉が、拮抗的に働きます。
右の僧帽筋
右のAS腸骨

などが疲労しています。

これらの筋肉を正常の状態にすると
痛みはなくなります




ところが・・
この女性
三日後にまた来ました

今度は
左の仙腸関節部分が痛くて立ち座りが大変だそうです

問診でよく聞くと・・
二日前ののスーパーの巻きしを食べたそうです・・・    (腰痛で当たり前です)

当然、左側にある
S時結腸の部分に炎症反応があります
このS時結腸の炎症反応によって

二日前ののスーパーの巻きしならば
大腸菌から
サルモネラ菌
乳酸菌
腸管出血性大腸菌
カンピロバクター
リステリア
黄色ブドウ球菌
腸炎ビブリオ菌
ウォルシュ菌
セレウス菌
ボツリヌス菌

等の、ありとあらゆる「菌」が繁殖しています。



腹痛だけでで腰痛ならば儲けもの、と言えるでしようね・・・
食べもの一つ間違えば、あの世行きです



内蔵性の腰痛の特徴
「腸」が固まり
内蔵体制反射
が起きて、「腰回りの筋肉」が
「反射拘縮」を起こすので゜  「腰」が痛くなります。


◎油ものは右側=胆嚢の反射店点
◎古い食品ならば左側S時結腸部分に炎症が発生して
「腰痛」が発生します



最近は ストレス=ヒステリー
「アレルギー食品」
または、「金属アレルギー」
などの、内蔵や肉体、精神の反射も「病気の元」になります



昔の「教え」に
貝原益軒の「養生訓」というのがあります
•  総論下
o 運動・栄養・休息に過不足なく生活することを奨める[2]。
•  飲食上
• 飲食下
3巻・4巻では、控えめな飲食の方法および喫煙の害を説く
• 第五巻 五官
o 五官(耳・目・口・鼻・形)の機能を説き、口腔衛生の重要性を述べる。
• 第六巻 慎病
o 「医は仁術なり」の記述で知られる。病にならないように養生し、かかる医者は吟味することを奨める。
• 第七巻 用薬
o 薬の効能と害を説く。
• 第八巻 養老
o 老後の過ごし方を説く]。
養生訓に見られる健康観
『孟子』の君子の三楽にちなみ、養生の視点からの「三楽」として次のものが挙げられている。
1. 道を行い、善を積むことを楽しむ
2. 病にかかることの無い健康な生活を快く楽しむ
3. 長寿を楽しむ。
また、その長寿を全うするための条件として、自分の内外の条件が指摘されている。まず自らの内にある
四つの欲 を抑えるため、次のものを我慢する。
1. あれこれ食べてみたいという食欲
2. 色欲
3. むやみに眠りたがる欲
4. 徒らに喋りたがる欲
さらに季節ごとの気温や湿度などの変化に合わせた体調の管理をすることにより、初めて健康な身体での長寿が得られるものとする。

特に大事なのは「食時」の部分です=1. あれこれ食べてみたいという食欲
女性の場合は特にこの部分が難しいのではないでしようか?

本当に、健康で生きるための「指示書」と言えるでしょう
治療


   根治するためには・・・・、
【特に重要な栄養療法・食事療法が必要です】


植物油で加工したものや、(てんぷら、油いためなど刺激のある食物の摂取を避けることで 栄養状態の改善だけでなく、腸管の安静と食事からの刺激を取り除くことで腹痛や下痢などの症状の改善と消化管病変の改善が起きます




◎クローンの方は、胆嚢や肝臓などの身体に良くない物ばかりを好んで食べる傾向があります。
例えば
「てんぷらのような揚げ物」
「炒め物」
「豆類」
つまり=からいものや、刺激性の食品、油ものや「胆嚢」に負担をかけるような
「下痢や腹痛」
を起こすものばかりを食べているから、どんどん慢性的な腸炎になっていき症状が悪くなり、潰瘍になって行くわけです



治すのには、
この反対をやればよいのです
胆嚢に負担をかけなすように油で調理したものや豆類を食べないことで、「回盲部」に負担がかからなくなります。

次に、消化に良いものを食べることです、
体質に合わないものは、いくら好きでも、症状を悪化させるだけです






  普通の人でも、お腹が弱い人ならば「てんぷら」を食べれば「おなかを壊して下痢をします」=古い油で揚げた酸化している「酸化油」なので人間には相当に「毒」です

油の沢山使っているラーメンを食べれば、やはり「下痢」をします
これを繰り返すことで、「腸管」がダメージを受けて「炎症部位」か増えていきます
炎症を繰り返すと、その粘膜部分は、やがて潰瘍になり、消化器の機能を失っていきます
ですから、まず「下痢」を起こすようなものを「絶対にに食べない」ことが治癒については、最も大切な要素になるのです




ところで・・
この夏は、「食あたり」の人が大変多かったので「厚生省」のネットで
「食あたり」
を検索した見ました



ずいぶんと沢山の記事が、掲載されていました

食あたりを起こす「菌」

その菌の「特徴」

どうしたら、菌感染を防ぐことができるのか

食あたりを防ぐテクニック

冷蔵庫は安心できない=冷蔵庫は「菌」の温床になりやすい=なんでも冷蔵庫に入れておけば安心でいつまでも腐らないという考えを「冷蔵庫迷信」と言います

台所も「菌感染」の発症原因であること
まな板はおろか、包丁も一回、一回、滅菌作業を必ずすること

家への出入りも、外部からたくさんの「菌」を持ってくるので、ドアノブからすべて毎日殺菌すること、

そして
何よりも、まず手洗いを頻繁にすることが「肝心」と書いてありました

さらに

カレーとすき焼きは食べてはいけないとも書いてありました
なぜならば
一日で食べきれないと翌日までに大量に「菌」が増殖して感染するからです


ここに「冷蔵庫迷信」というのがあって、冷凍さえしておけば一か月くらいは持つー・・と考えている人が多いのですが、実際には「冷蔵庫」の中は「菌」の増殖しやすい場所と厚生省の記事に書いてありました




当院のすぐそばに「ラーメン屋」があります
そこのスープには、牛乳を大量に入れています
そこでアルバイトをしていた、ある若者は、食べるたびに「下痢」をして、ついに「腰痛」になって当院に治療に来ました





牛乳について

日本人の約70%は「牛乳」あるいは「乳製品にアレルギー」を持っているというのが
厚生省の全国調査で分かっています



私も
かなり重症の「乳」アレルギーなので、少量の乳製品でも「下痢」になります
玉ねぎにもアレルギー反応が起きて「下痢」をします

パンを食べると15分で「水下痢」になります
痛くもかゆくも無く、お腹にあるものがあっという間に、スッカラカンになります=下剤いらずの便利な体です。
ですがこれを繰り返すと、大腸と小腸がダメージを受けて、クローンと同様の症状になっていきます。


また
当院の女性の患者さんで「白菜」を食べると「下痢」をするという方が、かなりの数、いらっしゃいます



ですから、
クローン病の方が「びまん性」の大腸炎、または回盲部に限局性大腸炎を起こすのは

こういった「食事」が原因である方が大変多く居るのですが、いろいろな食物が意外と多く「毒性」があることをほとんどの方が知りません。

ただ、
自分の体に合わないものを食べれば誰でも、何らかの「消化器」の異常が起きるのは当然なのです。

ですから、

「クローン病」という病名にこだわって、自分は異常な内蔵なんだと、思う必要は無いのです
誰でも内蔵の弱い方はたくさんいます、
ただ、他の人よりも内蔵が弱いということを自分で理解して食事の内容に十分注意をすれば、自然緩解はさほど難しいものではないはずです。





内蔵、消化器の弱い方の特徴

「早食い」をやめない
「刺激物」を食べる
「カフェイン」の入った飲み物を常飲する
「野菜」をよく食べる=野菜の繊維質は腸の粘膜にキズを付けます=(野菜の繊維質セルロースは人間には消化できません、海藻類も消化できません)
「果物」を食べる=果物は独特の「毒性」と「酸性」があって腸粘膜に炎症を起こします






=実際に新宿から毎週のように当院によく来られていた方がいます、

この方は、非常に果物が好きな方で、自分でも「果物」に体質が合わないことを十分に知りながら、食べていたのです
以前にも果物を食べて、腸捻転でお腹を3回手術した方が、2パック3万円というトンデモなく高価なサクランボを食べて、
再び、腸閉塞になり、入退院を繰り返しているうちに、さらにまた「果物」を食べて、死んでしまった人が居ます。
これは作り話ではありません。

当院に来られていたころはよく注意を促したのですが、「自分は、好きな果物」を食べるのが好きなのでね先生がいくら注意をしてくれても、無駄ですよ…と言っていました。
好きなものを食べて死んでもよい=とも言っていたのです。

しかし
これも一つの生き方かもしれません。






最近の医学では、やっと
「食物アレルギー」というものが存在することがわかり始めて
クローズアップされ始めてきたばかりです

内科の先生方は、その多くが「食物によって病気」が起こるという事実を認識していません
「アレルギー科」でさえも、それほど詳しく知識や経験のある医師はいないのが実情です
私自身がずいぶんと内科やアレルギー科に足を運んででいる実績があります
そういった専門病院に行っては、医師のあまりの「無知」さにあきれるくらいです

「玉ねぎにアレルギー」なんて、お前が異常なんだ位のことを言われます




以前は
◎吉野家の牛丼が好きでよく食べていたのですが
65歳のある日から突然「牛丼」を食べると「下痢」をするようになりました

また、吉野家は腐った牛肉をつかっているのかなー?(狂牛病事件)
位に考えていたのですが
ほかの牛丼やに行っても
野菜の煮物の中の玉ねぎでも「下痢」をするに至って
初めて
自分が
「玉ねぎアレルギーれるぎー」になったことを認識するようになりました

それでも「牛丼」は食べたいので、吉野家に入って、中のお姉さんに丁重に頼みました
「まことに申し訳ないのですが実は玉ねぎにアレルギーがあるので、玉ねぎの無い牛丼って、たのめますか?」

あ、大丈夫でよー
と、簡単にOKしてくれました
結構そういう方が多いんですよー



とも言ってくれたのです、なんだ、自分だけの特異体質ではないんだ・・・

変な安心をしたものです





こんな風に、食べていた時期もあったのですが
やがて肉の中にも玉ねぎのエキスが溶け込んでいるので、やっぱり「下痢」をするようになってしまいました。



それから「果実類」もダメです
これも65歳からです
どうやらち年齢とともに「腸内免疫」が変わってしまったようです

でも、「ビール」はいけます
ただし
「バドワイザー」の一か月以内に製造したものに限ります。

一か月を過ぎた物を飲むと「下痢」をします


現在では食べれるものが限りなく「限定されてきています」
よく患者さんに、先生は何を食べているの?
と、聞かれます

私は
「肉と飯」
と答えます




肉は新鮮なもの以外は「下痢」をします=当たり前かな?
スーパーや肉やでは、現在では輸入冷凍=解凍ものなので「新鮮な肉」というのはほとんど販売していません=なかなか仕入れの当日にマッチしていないと、うまく良い肉が手に入らなくなっています

毎週、毎週、自分で「腐っていない肉」を買い出しに行っています
何しろ、「腸」が怒らないものを買うのが大変です

=現在はこうして、自分の体と付き合っています。


クローン病だけが「腹痛」や腸の炎症に悩んでいるわけではないのです。


神経性胃腸炎 というのもあります
IBS症候群の女性も毎週のように、当院に来院しています
「治らない」わけではないのです=一週間の勤務で、くたくたになってしまうのです。
すると
免疫が下がって、簡単に胃腸炎をおこします。



なのに
この人
ワインを飲むのです…・ワインには大量の防腐剤が入っています・・・・・これが頭痛と胃炎と下痢のもとになります

ワインは「酸っぱいもの」だと思っている方が多いのですが
ワインの「酸っぱさ」は・実は・・・=「防腐剤」なのです

日本のワイナリーに行くと全く酸っぱくない、無農薬のワインの試飲ができます。


ちなみに
ワインの酸化防止剤はソルビン酸ナトリウムや亜硫酸ナトリウム、
二酸化硫黄が代表的なものです。

最後に、酸化防止剤と頭痛の因果関係は科学的に立証されていません。
ワインを飲むと頭痛が起こりやすい原因として、他にも説がありますし、
体質が原因と言うのが有力です。


この女性も、いつも「頭が痛い」と言っています。

皆さん「早食い」は命にかかわります
ご注意を・・・・・




2007年、リバプール大学のJon Rhodes らが、畜牛にヨーネ病と呼ばれる下痢を伴う「消耗性疾患」を引き起こす細菌であるMycobacterium avium subsp. paratuberculosisが、[牛乳やその他の乳製品]を経由してヒトの体内に侵入し、クローン病を引きおこしている可能性があるとしている(これはまた別にある、一説です)

クローン病の多くは小腸・回盲部・肛門周囲に好発すると言われています

病変部位別に小腸のみに病変のある
「小腸型」、大腸のみに病変のある
「大腸型」、どちらにも病変のある
「小腸・大腸型」
に分けられている。


☆今までの当院の検査では
乳アレルギー」、
「油もの」=特に植物油、
「豆類のアレルギー」
を持つ人に多発する傾向がはっきりしています

これは,「胆嚢」の機能が低下している人に多く、
油類の消化不良によって回盲部に炎症が発生しやすくなります=これが限局性大腸炎と呼ばれる「回盲部」に限局した大腸炎型です。

=(胆嚢のリンパ反射点は回盲部です)
また、
「胆嚢」の神経支配は 胸椎T−4 ですから T−4のアジャストメントも必要になります。

☆回盲部・は第一腰椎の神経支配域です

第一腰椎からはその他に 腸骨下腹神経 と 腸骨鼠経神経 が出ています
☆過去の治療歴では100%第一腰椎のメインサブラクセイションがありました

◎カイロプラクティック治療においては、従って全骨格の矯正=特に第一腰椎と第四胸椎の矯正は必須事項です
=クローンの方は、必ずこの部位にサブラクセイションが発生しています。


脊柱管内の神経ハーネスは内蔵にインパルスを送っています
内臓同士は副交感神経支配下にあり、交感神経節によってお互いを調整しています


従って、第四胸椎と第一腰椎のサブラクセイションは
クローン病の原因の一つと言えるでしょう。
実際にこれらの矯正によって、回盲部に限局した腹痛は少なくなっていきます。
さらに、食事療法の併用で、かなりの好成績で「治癒」が進みます。




クローン病について

クローン病(Crohn's Disease)とは
大腸及び小腸の粘膜に慢性の炎症または潰瘍をひきおこす原因不明の疾患の総称を炎症性腸疾患(Inflammatory Bowel Disease:IBD)といいます。
クローン病は1932年に「内科医クローン先生」らによって限局性回腸炎としてはじめて報告されました


遺伝性について
クローン病は遺伝病ではないと言われていますが。
しかし、人種や地域によって発症する頻度が異なり、また「家系内発症」もみとめられることから、遺伝的な因子の関与が考えられています

☆当院でも、ほとんど父方の遺伝を持つ人が大多数でした

クローン病の発症については・・・
遺伝的な素因を持ち、免疫系の異常(主としてマクロファージが腫瘍壊死因子αというサイトカインを分泌して腸壁の正常細胞を傷害すること)がおこり、その上で食餌因子などの環境的な因子が関係しているのはわかっています。

病院では食生活の欧米化、即ち動物性蛋白質や脂質の摂取が関係しているともいわれて、蛋白質の多い食事を避けるように指導されていますが=・・・・

しかし

実は蛋白質は体の主要構成物質(アミノ酸)なのでほとんど影響はしないのです。  原因は別にあります=後述
、今年の冬風邪はとにかく咳が酷いというのが特徴です。


咳が出始めたら止まらない! というのが特徴で、
咳と痰ひどく手、眠れないくらいひどいものです


しかし、「熱」が出ないのです
本当に風邪なのかと疑いたくなった方もいらっしゃるのではないでしょうか?


今年の冬風邪は熱が出ないのに咳が非常に強いという症状がありますが、熱が無いからといって風邪だと判断してしまうのが間違いなのです。


大体、10月ころから「空咳」をしている人が多くなり始めました
とょうど、「ブタクサ」の花粉の時期と同時です

患者さんが
「先生、この咳はなんですが?」
と、聴かれまして
熱がないんでしょう? 多分「ブタクサの花粉症」ではないかと思います
と、答えていました


しかし

11月に入っても
まだ症状はなくなりません!

しかし、


「風邪」
の反応が出ないのです
もちろん「菌感染」の反応も出ません

そうこうしているうちに
私も・・・・
子供の空咳みたいなのが、小さく
こん、こん
と出始めました

ありゃ
花粉症だなー
などと思っていましたが
11月に少しトレーニングをやりすぎまして
体力をかなり落としました
すると
ところが、この「から咳」が大きくなって・・

夜、寝るときに、かなり酷い咳が、出始めて、寝るのにも、一苦労するようになりました
家内が近く「クリエイト」で咳止めの風邪薬を買ってきました
しばらくはよかっのですが

冗談ではないほど、夜が苦しくなって
ネットで探して相模原の病院まで、いってみました

徳川クリニック
診察券には「葵の紋」が入っているではないですが・・・・?
すげえ・・・

待ち時間なしですぐ診察です

熱はなく…
喘息のような気管に詰まる「咳」…
「喘息の既往歴」は無し・・・
肺炎でもなし・・
インフルエンザでもなし・・
あらゆる検査に反応無し・・・


原因は「不明」です

しかし

抗菌剤の服用と、三日間「点滴」に来いと言われて、朝6時に起きて、3日間、頑張って行ってきました
見事に止まりました。
さすが「葵のご門」!


しかし、この「偽風」の人が増えています

しかもその咳もなかなか改善されずに、1週間も一か月も続いているような状態の方が意外と多いのです。


先週治療に来られた方も10月から小さい「咳」をしていました

「先生。背中の筋肉を誰かに引っ張られているように痛いんです・・・」

何かにとりつかれましたか?
などと、冗談を言いながら


脊柱を触診すると、見事に曲がっていました,  咳の反射で、肋骨と脊柱が曲がってしまったのです


脊柱を矯正して
肋骨の矯正をして、縦郭を緩め、
胸郭を開いてやり
肺の機能をオステオパシーテクニックで戻してやると
「先生、痛くなりましたー・・」

喜んで帰って行ったのです

これは今年2016年の冬風邪の特徴の一つで、激しい咳があるのに熱はあまりないというのが特徴です、さらに喉の痛みや鼻水が長い期間続くという特徴があります。


流行している時期はまだまだ先まであるので、
この変な風邪をひいてしまった場合にはしっかりとマスクとうがいなどをして、家族や周囲の人にうつさないようにするとよいでしょう。

咳止めを飲む事も重要かもしれませんが薬はあくまでも対処療法として受け止めておくべきでしょう。


あまりにも咳が酷い場合には、病院で検査を受けたほうがよいでしょう
もしかしたら「気管支炎」の可能性もあります
「肺炎」になっている可能性もあるからです。

しかし

気管支炎も
肺炎も
インフルエンザも
普通の風邪も

必ず
「発熱します」


今年のはやり風は、
「咳と痰」です
熱は出ません

しかし

これも一種の「風邪」と考えてよいでしよう

特徴は何回も症状が微妙に変わることです。
しかし
不思議なことに「熱」は出ません。

予防は体力を落とさないこと
そして、うがいと。マスクです。