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PCのブログや、Uチューブを見ると、
なんと!

いかにスズメをペットとして、飼っている人の 多いことか、、、
頭をなでなでしてもらって、「ゴロン」と仰向けになって、お腹をなぜてもらっていすずめ

手乗りスズメ

どこかの公園で、人のお弁当のごはんを集団で、手乗りで食べているスズメ

なんだ!
みんなスズメを飼っているんじゃないか?!

スズメって、こんなに人慣れするの?
まるでカナリア、や文鳥のような感じです

なには、ともあれ
次の日の日曜日に 「自然環境保全センター」へいきました、

おそるおそる、受付へ、、、

ドアは開くが、誰も居ない、、
受付のガラス戸を開けて、中に、声をかける

エニバリヤオス!
じゃなかった、「誰か居ませんか~?」
と、男性が、出てきました
「昨日、スズメの雛のことで電話を掛けたものなんですが、、」

あー、はい、ではこちらへどうぞ

と、一回建物を出て、隣の建物へ

すると中には、女性の獣医さんが居て、この用紙に書き込みをしてください

殆ど、事情聴取の取り調べ状態

ヒナを拾った時には、どのくらいの大きさでしたか?

と言って、出してきたのは、「雛のサンプル写真」です

まだ主翼が半分も生えていなかったので、このくらいでした、と説明をすると

鳥かごに入ったピーちゃんを掴み出そうとしたら

そこは、暴れ者のピーちゃんです

女医さんの手を突つくは、くちばしで噛むは、で、獣医さんの手から脱走です
まあ、保護室の狭い受付の中だったので
ピーちゃんは一回飛んだものの、、再び捕獲されてしまいました、脱走の失敗です

それでも、獣医さんの手の中で、ものすごい暴れ方をして、再び脱走をしようと
大暴れ! 再度脱走です
獣医さんはピーちゃんを捕まえようと、あちらこちらへ、

すると獣医さん、さすがです、捕まえたピーちゃんを
人差し指と、中指でピーちゃんの首を挟み込んで、身動きできないように捕まえます

それでも、ピーッビーッと大声で吠えて、怒りまくり、脱走しようと身をくねらせて
逃げようとします(ピーちゃんは人を恐れません)

「これだけ尻尾が無いと、飛べませんから、こちらで預かって、治療をして、餌も変えて
 元気になったら山に帰してあげます」
えっ!

預かって頂けるんですか?

「ハイ大丈夫ですょ、一応、傷病鳥獣という事で、預かりますからね、それに交通事故なんかで怪我をした鹿とか、鳥とかを、診る専門家がたくさんいますからね」

私は何時頃、ピーちゃんを空へ返していいのかを、聴きに行ったのに
事態は、思いもよらない、急展開です、

いともあっけない、ピーちゃんとの、お別れでした

家に帰ったら、うちの奥さんが
「ピーちゃんは?」

と聞くので事情を話してあげると

「そう、良かったわね、、、」
と寂しそうに、涙ぐんでいました

その次の朝

うちの奥さんが
「ピーちゃんの夢を見たわよ!」
というのです

夢の中で、朝、ピーッピーッという声で目を覚ましたら、ベランダのところにピーちゃんが帰ってきて鳴いていたそうです

「ピーちゃん!、あんなに遠い所から帰ってきたの?」
「えらいね~」
「帰れてよかったね~」

ピーちゃんを抱いてあげたところで、夢が覚めたそうです、、、




ご愛読、有難うございました


追記
その後、ピーちゃんは尻尾も生えて、元気になって空へ帰って行ったそうです