12/29 すずめのピーちゃん日記 最終章




PCのブログや、Uチューブを見ると、
なんと!
いかにスズメをペットとして、飼っている人の 多いことか、、、
頭をなでなでしてもらって、「ゴロン」と仰向けになって、お腹をなぜてもらっていすずめ
手乗りスズメ
どこかの公園で、人のお弁当のごはんを集団で、手乗りで食べているスズメ
なんだ!
みんなスズメを飼っているんじゃないか?!
スズメって、こんなに人慣れするの?
まるでカナリア、や文鳥のような感じです
なには、ともあれ
次の日の日曜日に 「自然環境保全センター」へいきました、
おそるおそる、受付へ、、、
ドアは開くが、誰も居ない、、
受付のガラス戸を開けて、中に、声をかける
エニバリヤオス!
じゃなかった、「誰か居ませんか~?」
と、男性が、出てきました
「昨日、スズメの雛のことで電話を掛けたものなんですが、、」
あー、はい、ではこちらへどうぞ
と、一回建物を出て、隣の建物へ
すると中には、女性の獣医さんが居て、この用紙に書き込みをしてください
殆ど、事情聴取の取り調べ状態
ヒナを拾った時には、どのくらいの大きさでしたか?
と言って、出してきたのは、「雛のサンプル写真」です
まだ主翼が半分も生えていなかったので、このくらいでした、と説明をすると
鳥かごに入ったピーちゃんを掴み出そうとしたら
そこは、暴れ者のピーちゃんです
女医さんの手を突つくは、くちばしで噛むは、で、獣医さんの手から脱走です
まあ、保護室の狭い受付の中だったので
ピーちゃんは一回飛んだものの、、再び捕獲されてしまいました、脱走の失敗です
それでも、獣医さんの手の中で、ものすごい暴れ方をして、再び脱走をしようと
大暴れ! 再度脱走です
獣医さんはピーちゃんを捕まえようと、あちらこちらへ、
すると獣医さん、さすがです、捕まえたピーちゃんを
人差し指と、中指でピーちゃんの首を挟み込んで、身動きできないように捕まえます
それでも、ピーッビーッと大声で吠えて、怒りまくり、脱走しようと身をくねらせて
逃げようとします(ピーちゃんは人を恐れません)
「これだけ尻尾が無いと、飛べませんから、こちらで預かって、治療をして、餌も変えて
元気になったら山に帰してあげます」
えっ!
預かって頂けるんですか?
「ハイ大丈夫ですょ、一応、傷病鳥獣という事で、預かりますからね、それに交通事故なんかで怪我をした鹿とか、鳥とかを、診る専門家がたくさんいますからね」
私は何時頃、ピーちゃんを空へ返していいのかを、聴きに行ったのに
事態は、思いもよらない、急展開です、
いともあっけない、ピーちゃんとの、お別れでした
家に帰ったら、うちの奥さんが
「ピーちゃんは?」
と聞くので事情を話してあげると
「そう、良かったわね、、、」
と寂しそうに、涙ぐんでいました
その次の朝
うちの奥さんが
「ピーちゃんの夢を見たわよ!」
というのです
夢の中で、朝、ピーッピーッという声で目を覚ましたら、ベランダのところにピーちゃんが帰ってきて鳴いていたそうです
「ピーちゃん!、あんなに遠い所から帰ってきたの?」
「えらいね~」
「帰れてよかったね~」
と
ピーちゃんを抱いてあげたところで、夢が覚めたそうです、、、
ご愛読、有難うございました
追記
その後、ピーちゃんは尻尾も生えて、元気になって空へ帰って行ったそうです