●よく噛むということ・・
食物は「1ミリ以下」に噛み砕くというのが、生理学の消化部門で説明されています
食べ物を1ミリ以下に噛み砕くというのは、実は大変な作業で、一食、食べるのに、約30分から40分は楽にかかります
具体的にいうと、口に入れた、すべてのご飯粒をひとつ残らず全て噛み砕くという意味になるからです
●方法は、たくわん を一切れ口に入れてポリポリとかみ砕く音がしなくなったら、 咀嚼=つまりかみ砕くことができた!! ということになります。
●それからもう一つの方法=よく噛んだ食べ物を、一度手の平に口から出してみてみる。 いかに、噛んでいないかが、自分の目で確かめることができます。
●体を壊さないためには、良く、かみ砕くという「咀嚼=そしゃく」という方法を、改めて、学ぶ必要があるのです。
食べ物を口に入れて噛んだときに、嗅覚と味覚によって 「延髄の唾液分泌中枢」 に達して唾液の分泌が起きます
「噛む」ことは口からの唾液分泌を盛んにします、そして「噛む」ことは消化を助けます=噛まないと,「消化器」が壊れて、胃腸が壊れて、栄養が十分にとれなくなり、それとともに、体の年齢が早く高齢化=老化していきます。
「噛む」 ことは、栄養を十分に、体の中に取り入れる、という作業であり,「噛む」ことによって生きていくための、大切なホルモンの分泌に関与します。
「噛まない」と、消化器が弱り、早く老化が進行します。また、「癌」の進行も早くなります。
唾液は1~1,5ℓ/日の唾液が分泌されます,
噛まないことは、胃腸が弱体化するため、体が早く弱り、老化が意外と早く進行していきます。 一番先に症状が出るのが筋骨格系、つまり腰や膝です
唾液に含まれる多くの物質により、殺菌・抗菌作用を持つ、虫歯を作らない作用があります
- 大唾液腺・小唾液腺・歯肉溝浸出液・唾液中白血球より分泌される=リゾチーム
- 大唾液腺・小唾液腺より分泌される =ラクトフェリンヒスタチン
- =ペルオキシダーゼ
- :耳下腺・顎下腺より分泌される =シアロペルオキシダーゼ
=ミエロペルオキシダーゼ白血球由・歯肉溝より分泌される]。
消化作用を持つもの
唾液に含まれる消化酵素により、消化が行われる。ただし、(唾液には蛋白質を分解する酵素は含まれていない)。
唾液はデンプンをマルトース(麦芽糖)へと分解するアミラーゼ[3]を含む消化液です
耳下腺と顎下腺は漿液性(サラサラしている)で
舌下腺からは、「ムチン」を含む粘液性の唾液が分泌されます
●早食いのタタリ
「第一の消化」は「噛む」ことです
第二は、胃での消化です=これは歯でかみ砕いていない食べ物を「胃酸」で溶かす。 という作業をします
「噛む」ことは、唾液の分泌を盛んにして「胃」での消化を助けます
唾液の量が、「胃」での消化液の分泌に影響を起こします、ですから「胃」での消化は「二番目の消化」となると訳です
「噛む」ことは「上顎」に対して「下顎」が動いて食物を噛み砕きます
よく「噛まないと」
唾液の分泌が不足して「胃と腸」に負担を掛けます
「口と歯で」食物が十分に「噛み砕いて」いないと、食物は「大きな未消化のまま」で「胃」に入ってきます
「胃」はかみ砕かれていない食物を、より多くの「胃酸」を分泌して「溶解しなければなりません
つまり
ポリープとは…口内炎とよく似ています。
「早食い」は余分な「胃酸」の分泌を起こさせてしまうのです=胃酸過多です
よく噛まないと胃酸過多となり、胃壁腸壁を防御するムチンという防御液体の分泌不足から、口腔内、胃壁を守れなくなり、自己消化を起こすようになり、胃壁や口腔内の粘膜を防御出来なくなって、自己消化をおこすようになる。そこを粘膜が防御して腫れ上がる=これが口内炎です。そして、ひどいのが胃潰瘍です。
胃で消化の終わった、食物は十二指腸を通過します、そこでは、すい臓と、胆のうから、膵液と、胆汁の分泌を受けます。
●膵臓の消化酵素
膵臓からは約20種類の消化酵素が分秘されます=膵液は「強アルカリ性」です
膵液は強い酸性の「胃液」を十二指腸で中和します
しかし
●過剰な胃酸
よく噛まれなかった未消化食物で過分に分泌される「胃酸」は十分に中和されずに「小腸」に入っていきます=小腸から大腸へと「酸性」の強い未消化食物が、固形化されてやがて、大腸の最終部分のS字結腸に溜まって、その「酸性便」が炎症を起こす原因となります=強い酸性の便は大腸を麻痺させて便秘になります。
やがてその「酸性便」が溜まる=S字結腸は「ガン」へと「長い時」をかけて進行していきます
だから「ポリープ」は早食いで胃酸過多の「胃の部分」と「S字結腸」に多発するのです。
「早食いは大腸癌」の元となるのです
母親は子供に「よく噛みなさい」と言い続けます 子供に「健康」であってほしいからです
「噛む」ことこそが「健康」の秘訣なのです
「日本カイロプラクティックセンター厚木」からのお知らせ」
玄米の迷信
玄米には、表面の薄皮部分に「カルシウム」と「鉄分」と「ミネラル類」の吸収阻害を起こす
「フィチン酸」という物質が入っているので 「危険なので食べないで下さい」
特に、妊婦さんは、奇形児の生れる率が高くなります=特に精神障害や脳障害が多発します!!
一般の人でも、玄米を食べると、貧血症になりますので、後注意を・・・・・・・