噛まないことの祟り!!
唾液の約99.5%は水分で、残りの0.5%にアミラーゼ(消化酵素)、ムチン(粘膜保護)、**リゾチーム・ラクトフェリン(抗菌作用)、**カルシウム・リン酸(再石灰化)などの無機成分や有機成分が含まれ、これらが消化・抗菌・粘膜保護・歯の再石灰化など多様な役割を担っています。
唾液腺(耳下腺・顎下腺・舌下腺)
- 人間の主要な唾液腺は「三大唾液腺」と呼ばれ、耳下腺、顎下腺、舌下腺の3つです。
- 顎下腺は唾液の分泌量(約65%)が最も多い唾液腺です。
唾液に含まれる主なホルモン・成長因子
耳下腺
- パロチン(Parotin)
- 別名「若返りホルモン」と呼ばれています。
- 主に耳下腺から分泌されます。
- 骨や筋肉の発達を促し、新陳代謝を活発にすることで、肌や髪の健康を保つ働きがあります。
- 歯や骨へのカルシウム沈着(再石灰化)を助け、骨粗しょう症のリスクを抑える効果も期待されます。
- 上皮成長因子(EGF)
- 全身の細胞を新しくする働きがあります。
- 神経成長因子(NGF)
- 加齢とともに破壊される神経線維の修復を助ける可能性があります。唾液中のNGF濃度は、年齢や咀嚼機能、唾液量に影響されることが知られています。
女性ホルモン(エストロゲン)
- 女性ホルモンは唾液腺に影響を与えます。
- エストロゲンには皮膚や粘膜の潤いを保つ作用があります、
- 分泌量が減少する更年期などには、唾液の分泌量も減少しやすくなります(ドライマウスの原因の一つ)。
- ストレスホルモン(コルチゾールなど)
- 精神的な緊張やストレスは交感神経を優位にし、唾液の分泌量を減少させることがあります。
- その他の要因
- 「よく噛むこと」や「リラックスしている時」は、唾液(特にパロチン)の分泌が促進されます。
- 唾液腺由来のホルモン
- パロチン: これは「唾液腺ホルモン」とも呼ばれ、主に耳下腺から分泌されます。別名「若返りホルモン」とも呼ばれ、骨や筋肉、歯などの成長や新陳代謝を促進し、肌や髪の若々しさを保つ働きがあります。
- ステロイドホルモン: ほぼすべての性ホルモン(エストラジオール、プロゲステロン、テストステロンなど)や副腎皮質ホルモンが同定されています。
- ストレス関連ホルモン: コルチゾールやクロモグラニンAなどが精神的ストレスの指標として測定されます。
- その他のホルモン・関連物質: オキシトシン(幸せホルモン)、セロトニン、成長因子(IGF-1)、炎症関連物質なども唾液中から測定可能です。
このように、唾液は単なる消化液ではなく、全身のホルモンバランスと深く関わり、健康を維持する上で重要な役割を担っています。
舌下腺
- 粘液性唾液の分泌:
- 舌下腺はネバネバしたムチンを多く含む粘液性唾液を分泌します。
- 粘膜保護・保湿: ムチンは口の中の粘膜を保護し、潤いを保ちます。
- 細菌の捕捉: 細菌を絡め取って体への侵入を防ぎます。
- パロチン(若返りホルモン): 唾液腺全体から分泌されるパロチン(成長ホルモンの一種)は、歯や骨の発達促進、新陳代謝の活性化、肌や髪の若々しさを保ちます。
顎下腺
- 顎下腺は三大唾液腺の一つで、唾液の分泌量の大部分(約65%)を占めます。
- 顎下腺からのホルモンと働き
- パロチン(成長ホルモンの一種)
- 「若返りホルモン」と呼ばれるパロチンは、主に耳下腺から分泌されるホルモン(成長ホルモンの一種)です。 :
- 歯・骨の健康: 歯や骨の再石灰化(カルシウムを沈着させる作用)を促進し、骨粗しょう症のリスクを抑える効果もあります。
- アンチエイジング: 新陳代謝を活発にし、肌や髪を若々しく保つ「若返りホルモン」とも呼ばれます。
- 分泌: よく噛んだり、リラックスしたりすることで分泌が促されます。
- 性ホルモン: 顎下腺を含む唾液腺は、女性ホルモンや男性ホルモンに影響を受けます。
- ホルモン受容体: 唾液腺組織には性ホルモンの受容体が存在し、唾液中に性ホルモンが分泌されることが確認されています。
- 唾液分泌量の減少(口腔乾燥症)は看過できない問題であり、唾液腺マッサージなどで分泌を促すことが健康維持に繋がります。=噛まないと、老化が進行する
- 顎下腺は主に唾液を分泌する外分泌腺ですが、様々な生理活性物質(ホルモン様物質や成長因子)も産生・分泌しています。
顎下腺で確認されている主な生理活性物質には、以下のようなものがあります。
- 神経成長因子 (NGF):
- 上皮成長因子 (EGF):(上皮成長因子:Epidermal Growth Factor)は、体内に存在するタンパク質の一種で、肌の細胞分裂や増殖を促進し、肌のターンオーバー(新陳代謝)を正常化する働きがあります。 上皮細胞の成長や創傷治癒を促進する因子です。
- カリクレイン: キニンと呼ばれる生理活性ペプチドを生成する酵素で、血管の拡張や血圧調節などに関与します。
- インスリンやグルカゴン様物質: インスリンやグルカゴンに似た物質が存在することが、げっ歯類やヒトの顎下腺で報告されています。
- サブマンディブラル腺ペプチドT (SGP-T): 免疫調節作用や体温調節作用を持つペプチドで、炎症の制御に関与する可能性が示されています。
これらの物質は、唾液中に含まれて口腔内での局所的な作用に関わるほか、血液中に再吸収されて全身に作用する(内分泌作用)可能性も研究されています。
なお、一般的に「若返りホルモン」と呼ばれるパロチンは、主に耳下腺から分泌されるホルモン(成長ホルモンの一種)です。
- 結論
- 良く噛まないと、起きる事!!
- 胃腸の不調=内臓機能低下、栄養吸収の不足=体力の低下。老化の進行。認知機能以下、言語力の低下。
当院は、マッサージはしません、骨格をディバーシファシドtechniqueで、正しい骨格に矯正し、圧迫されている脊髄神経を開放し、症状を改善します
体幹軸と、足から頭まで全身の矯正をします。 ●当院は神経圧迫を起こしている、矯正の必要のある「ずれた」椎骨のみの限定した正確な矯正です。
TEL046-229-3770
詳しくは、「日本カイロプラクティックセンター厚木」でホームページ を御覧ください=地図があります
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