早食いと大腸がん

早食いのタタリ=3

第一の消化」は「噛む」ことです
第二は、胃での消化」です=これは歯でかみ砕いていない食べ物を「胃酸」で溶かす。 という作業をします

「噛む」ことは、唾液の分泌を盛んにして「胃」での消化を助けます
唾液の量が、「胃」での消化液の分泌に影響を起こします、

ですから「胃」での消化は「二番目の消化」になる訳です

よく「噛まないと」
唾液の分泌が不足して「胃と腸」に負担を掛けます

「胃」はかみ砕かれていない食物を、より多くの「胃酸」を分泌して「分解=溶解」をしなければなりません
つまり

◆口内炎というポリープによる食事量の適正化

「早食い」は過剰な「胃酸」の分泌を起こさせてしまうのです=結果は胃酸過多です
よく噛んでいないと、胃酸過多となり、小腸大腸に 自己消化による「潰瘍」を発生します。=これがポリープとガンの原因になります。

常に、胃酸の過剰分泌によって胃の内壁は、慢性的な炎症状態に置かれ、胃腸の胃酸分泌過剰は、口腔内に口内炎という形で食事量の抑制された適正化の信号を送ります。

こうして

ポリープを口腔内部に発生させ、食事時の痛みによって、「食事量を減量」することで胃と腸の自己潰瘍を守るのです。

胃で消化の終わった、食物は十二指腸を通過します、そこでは、すい臓と、胆嚢から、膵液と、胆汁の分泌を受け、PH/2十いう強酸性の胃液の中和をします。

●膵臓の消化酵素

膵臓は強アルカリ性です、これが。胃酸で強酸性になった食事を「中和」するのです。

中和された食べ物は、十二指腸へと送られます。
膵臓からは約20種類の消化酵素が分秘されます これが本物の「消化酵素」なのです。

◎現代は、酵素?流行りです。=インチキ酵素に、皆さん騙されている人が多いですね。
酵素は消化に関与しません。 少しは、生理学を勉強すると、本当のことが分かります。

●過剰な胃酸
よく噛まれなかった未消化食物で過分に分泌される「胃酸」は十分に中和されずに「小腸」に入っていきます=小腸から大腸へと「酸性」の強い未消化食物が、固形化されてやがて、大腸の最終部分のS字結腸に溜まって、その「酸性便」が炎症を起こす原因となります、
やがてその「酸性便」が溜まる=S字結腸は「ガン」へと「長い時」をかけて進行していきます

大腸がんの90%以上は「大腸とS字結腸の部分に起きます。

だから「ポリープ」は早食いで胃酸過多の「胃の部分」と「S字結腸」に多発するのです。

口の中にできるものは、口内炎と呼ばれます。

いずれも、食事量の制御のための「防御機能」なのです。

つまり、結果的に「早食いは大腸癌」の元となるのです

「噛む」ことこそが「健康」の秘訣なのです