統合失調症の患者、現在、二回目の施療です
初診では、
「自己認識の喪失」
「生存の目的の喪失」
『孤独感』
「少々の分裂症」
「集中力の喪失」
「人格解離」
などがありました。
鬱状態がひどかったのが、二回目で、生きる喜びが、感じられるようになった。
というところまで
症状の改善が起きてきました。(自己認識能力です)
この患者は、東京からの人で、インターネットで検索をして、脳脊髄液障害や統合失調症、精神障害などの難病を扱う当院の事をホームページで見つけてきたのです
脳脊髄液低圧症候群と
統合失調症
精神障害は、
似ているように思われがちですが、実は、全て。違う症状なのです。
脳脊髄液低圧症候群
というのは、交通事故などで、脊椎骨の骨折で脳脊椎膜の損傷によって、椎間から脳脊髄液が漏れ出して、大脳と脊椎神経系の正常な作動が出来なくなってしまう、重篤な外傷の事です。
その他、しシルビゥス管に腫瘍が出来たりして、脊髄神経系が正常に働かなくなってしまう、症状で、四肢麻痺や、呼吸障害などの重篤な病理の事を指しします。
『統合失調症』というのは、大脳の中の問題で、昔では、『精神分裂症』の事を指して呼称していました。いわゆる大きな意味で、「精神病です」
江戸時代では、『狐憑き』、「柔狂」『強狂』などと呼ばれていて、被害妄想、脅迫神経症、自閉症症状、せん妄などの症状で、一般人の生活より逸脱した症状を起こしていたようです。