左肩の痛み=左腕の挙上障害

初診時は両腕とも挙上できない状態でした

右腕がやや、60度くらいは多少はましかな?という状態で
左腕は45度も上がりません

内臓や身体には大した異常はなく、特に言えば。左の「腱板=肩甲骨」が全く動かなくなっているのが目立ちました

まあ
左に比べれば、「右側」は動きます

全体に印象的なのは
左の痛みのために、右側も固まって居るという事でした

五十肩の特徴は●腕を上げると痛い
●何もしなくても肩が痛い
●腕は挙がるが、挙げると痛い
●全く、痛くて腕を動かせない
●夜、眠ると痛みで起きてしまう
●腕を動かすとかたぜんたいが痛い

等の色々な症状になります
軽い人は
腕は上がるが上げると肩が痛いという人です
このタイプは、30分も有れば改善します


厄介なのは、4〜5か月くらいの間肩が痛いという人で
こういう方は、腕が全く上がらないという「frozenshoulder」凍結肩というタイプです=癒着性関節包炎です

今日来た方は、痛くて両腕ともに挙がらない、という方ですが
痛みだしたのが、つい最近なので肩の「関節方包炎」未だ起きていない人です

早速全体像を把握して、施療に入ります
まず第一に
「立位のバランス」を見ます

大概の人が。「曲がって立って」いるので、どちらかの「肩」か「腰」に負担が掛かるのです

この方は、バランスが崩れているのですが
身体は、左後方が良いという反応を示します
しかし
挙がらないのは「左腕」です
ですから、この際、身体の信号は一度「無視」して=左荷重を=右荷重にします
左の肩に掛かる荷重を軽くしてあげれば、「重心軸」が変わって、左腕は挙がるようになるはずです

結果的には、二回で完全に修理完了しました
今日は、ニコニコ顔で帰り増した。

この「立位のバランス」に付いて簡単に説明します
一つのコップをイメージしてください
その前に
人間は60%が水で出来ている」という事実です

これを「コップ」に置き換えると
左に傾くと「コップ」の中身の「水=体液、血液、リンパ液など」が傾くのです

「水が傾く」と、その方向には大きな「圧」が発生します

必然的に「血管」は膨張し、筋肉も「膨張」します
すると
そこに
「抵抗」が発生します


試しに左に傾いて10分位でいいですから、歩いてみてください
左の腰と足と
左の肩、首が張ってきます
これを毎日、朝から、晩まで、そして寝るまで、「毎日」やると、どうなるか?
簡単にわかると思います


その結果が
原因不明」の各種の症状なのです

ですから
まず、第一に「立位のアンバランス」を見分けるのです=熟練すると誰でも分かります


この「立位の曲がった」を重要視するのが「倭≒ヤマト整体」の特徴です

そして、これは、カイロプラクティックの「理論」にも適合するのです

誰もが見落とす「解剖学書」の第一ページに必ず載っています

実は、「解剖学書」の第一ページに掲載されている身体の矢状面と横断面の「軸」こそが
「人間の軸」なのです

次に出てくるのが
「関節」の可動域です

カイロプラクティックは、この身体の正しい「軸」
関節の「可動域」を正常に作動するように調整するのです=私はこれを「修理する」と言います

ですから、「当院」は「身体の修理屋さん」なのです


自動車が壊れたら、専門の自動車修理工場に修理を依頼しますよね?


ですから
身体が壊れたら

当然
「身体の修理屋さん」で修理すれば良いわけです

ただし
「うで」の悪い修理やさんだと。車はちゃんと治りませんねー

「うで」の良い「修理屋さん」に頼めば、あなたの壊れた身体は「治るかもしれません」

動かなくなった「うで」
動かなくなった「腰」
動かなくなった「足」
曲がらなくなった「膝」



体の修理 承ります=「日本カイロプラクティックセンター厚木」
木,日=休診  12:00から21:00まで営業しています