8/29にトレーニングに行ったのですが(週に三回のトレーニングです)
デッドリフト最中に
左腕の「上腕二頭筋」の外側頭の筋肉を部分断裂しました

(ブっッと、いい音がしました)

この瞬間から、自分の左手が自力で動かせなくなり、三日ほど左手が使えませんでしたが
9/8の時点で、約80%の回復になりました

現在、120Kgのチェストプレスをできるようになりました
レッグプレスは、ほどほどに、400Kgを八回を三セットです

実は、私は「怪我」の治りが異常に早いのです
これには「訳」が有りまして・・・

実は、私は「胃潰瘍体質」
なので「胃」の薬を30年常用しているのですが=タスがメットという胃潰瘍の薬です(プロトンポンプ阻害剤)

最近はタガメットを医者が出してくれなくなりまして(胃腸科学会で副作用の問題とか・・)
というわけで
自分で検索して購入することになりました

うまくヒットしました
タガメットのジェネリックで「シメチジン」という薬です

この薬には「副作用」があって「キズ」が早く治るという、不思議な副作用が有るのです
面白い「ブログ」を紹介しましょう


●六号通り診療所のブログです
シメチジンには、胃潰瘍以外に、
普通に考えるとH2ブロッカーと無関係と思われるような、
他の病気に対しての効果が報告されているのです。
H2ブロッカーの中でも、
他の薬剤にはあまりそうした報告はないのですね。

まず、整形外科の領域で、
肩関節石灰沈着性腱板炎」という病気があります=凍結型の五十肩

これは肩の関節の中に、
石灰化が起こるという原因のはっきりしない病気ですが、
この石灰化に対して、
シメチジンが効果があるのです。


著効例では、このシメチジンを飲むだけで、
関節の石灰化が完全に消失しています。
それも1例や2例の報告ではないのです。
ちょっと凄いでしょ。(胃腸薬で五十肩が治るのです!)

これに比べると報告例は少ないですが、
動脈硬化や骨粗鬆症に伴う石灰化に対しても、
それが小さくなったり消失した、
という報告が存在します。

何故こんなことが起こるのでしょうか?

正確な機序は不明ですが、
シメチジンはヒスタミンそのものか、
あるいはそれ以外の作用で、
関節や血管の炎症を抑え、
それによって炎症によるカルシウムの沈着を、
改善するのではないか、
と考えられます。

アレルギーに対しての効果も指摘されています
アレルギーに使われる抗ヒスタミン剤は、
H1ブロッカーと呼ばれ、
本来H2ブロッカーとは別物です。

しかし、H1ブロッカーを使っている患者さんに、
新たにシメチジンを加えると、
格段にその効果が増して、
特にそれに伴う副作用が起こらなかった、
という報告が、これも複数あるのですね。
この効果も矢張り、
シメチジンに強く、
他のH2ブロッカーにはあまりデータがありません。
不思議ですね。

最後に、シメチジンが癌に効く、
というデータも、
その開発の早い時期から報告されています。

1979年に気管支癌が、シメチジンだけで縮小した、
という報告があり、
その後大腸癌や胃癌、メラノーマなどにおいて、
その予後改善効果や癌縮小効果が報告されています。
そのメカニズムは、
シメチジンの持つ、免疫調整作用にある、
と言われています。


より大きな範疇で言えば、
シメチジンは炎症を抑える作用があるのですね。
そして、その作用は副作用を抑える目的で開発された、

それ以後のH2ブロッカーには、
あまり見られないのです。
その辺に薬というものの不思議さがありますね。

最後にご注意頂きたいのですが、
シメチジンの癌に対する効果には、
異論もあって、
癌の転移が却って誘発されたという報告や、
癌がむしろ増大したという報告も散見されます。
もし癌に対してこの薬を使用する場合には、
そうした点も充分理解した上での、
判断が必要となるのです。

今日はシメチジンを中心とした、
H2ブロッカーの概説でした。

それでは今日はこのくらいで。
明日は現在最も使用されている胃薬である、
「プロトンポンプ阻害剤」の問題について話を進めます。

今日が皆さんにとっていい日でありますように。

●石原がお送りしました




以上が石原医師のブログです
相当に頭の良い、お医者さんなのですね、いまは、どこでも「シメチジン」の処方はされなくなりました=原因は「胃腸科学会」で「タガメット」「シメチジン」の副作用が問題視されたからです

しかし
私は、胃潰瘍体質で、かれこれ30年くらい「タガメット」を服用しています
最近は医者が「タガメット」を出してくれなくなったので、自分で「タガメットのジェネリック=シメチジン」
を、使用しています
おかげで
「きず」の治りの早いこと
まるで20代並の回復力になりました。

唯一、重大な副作用は「便秘」です女性は気を付けてくださいね。