20160421-p4220005.jpg

20160421-p4220007.jpg
逆流性食道炎より

逆流性食道炎は、強い酸性の胃液や、胃で消化される途中の食物が食道に逆流して、そこにとどまるために、食道が炎症を起こし、びらん(粘膜がただれること)や潰瘍(粘膜や組織の一部がなくなること)を生じる病気です。

このため胸やけや胸の痛みなどさまざまな症状が生じます。
逆流性食道炎は、、食生活の変化などによって、特に最近、患者さんが増えています。
なお胃液の逆流があり、胸やけなどの症状があってもびらんや潰瘍がないものは「非びらん性胃食道逆流症」と呼ばれます。

逆流性食道炎の原因は

ストレス
消化不良
20160421-p4220015.jpg
早食い
油ものなどの消化に時間のかかる食事
おなかの中で発酵するような食べ物

20160421-p4220011.jpg

20160421-p4220013.jpg

パン、ヨーグルトや納豆、豆類、サツマイモ、などもお腹の中で発酵する食品です

胃の中で、食べ物が消化される過程では、
胃酸=HCI=食べ物 全体を 強力な胃酸によって= 繊維質
                       =油
                       =水分などに分解します


ペプシン=これは、たんぱく質の分解酵素です(人間はすべて「肉」=たんぱく質=アミノ酸でできています)
ムチン=強力な胃酸 で胃壁が自己消化を起こさないようにする「胃を防衛する粘液」です

ですから、「胃」の中で行われるのは「消化」ではなく
「分解」です


消化は、十二指腸を食べ物が通過するときに
「膵臓」から約25種類の「消化酵素」が分泌されて混じり

それが「小腸」の上部分=「空腸」入って本当の意味で「消化」されます

小腸の下部分は=回腸と呼ばれます=空腸で約、1億分の一ミリほどに分解された食物は「アミノ酸」レベルにまで消化されて=肝臓に運ばれて「DNA」の設計図通りに人体の各組織に置き換えられ、入れ替えられて、細胞が毎日「睡眠中」に「再生」されていくのです
「人間」はこうして、「生命」を維持しているのです


この時に
上記のような 「胃」 が正常に働けない状態だと
「小腸」の中に「未消化の食べ物」が大量に入っていきます

すると「未消化物」は=消化不良を起こして「発酵」をはじめてしまいします
「発酵」した食べ物は=大量の「ガス」を出すために

「おなか」
が膨らんでいきます=これを「鼓張腹」と言います
これをみなさん=太った=と勘違いします


実は、食べたものが「おなかの中で「腐ってガス」を出すので=膨らんでいるのです
この状態を
腹部の内圧の上昇=と呼びます


腸の部分の「腹圧」が高くなると=「胃」が押し上げられてしまいます

「胃」の入り口には=「噴門」という輪筋でできた「胃への入り口」があります
「胃」の出口は=幽門と呼ばれます
この「幽門」は
「胃」の中で消化が終了すると、自動的に「幽門の輪状筋」が開いて
消化された「食べ物」が十二指腸=小腸へと送られていきます

ここで問題があります
普通ならば

食道

十二指腸
小腸
大腸
へと送られていく食物が「腸」の中で「発酵」すると「腹部の内圧」が高くなり、「胃」への胃酸が中和されていない状態の食べ物が「食道」へと「逆流」を初めてしまうのです

このような未消化の胃酸を含んだ食物が逆流するために
「逆流性食道炎」
が起きていくのです

猫背
のような「姿勢不良」も構造的に「胃」を圧迫するので、やはり「逆流性」になりやすくなります

治療はいたって簡単で
ストレスや消化不良の状態をなくすことです
ストレスや消化不良がなくなると、「姿勢」が良くなります
そして
「よく噛む」
ことです

手技療法では[胃」の部分=腹筋の上部分=「みぞおち]と呼ばれる部分を軽く押圧して「腹筋」の過緊張を解除してあげると
「胃」の圧迫が解除されます
すると「猫背」が直ります

腹筋を支配している神経はL−1の「腸骨下腹神経」ですので L−1の矯正をします

それから
大腸と大腰筋の過緊張も解除します
そして、大腸を支配している「L−5」も矯正、する必要があります

このように
内臓と、姿勢、脊椎の矯正を一連の方法で行うと
「薬」
は飲まなくても
お腹は引っ込み
「胃」
の具合はよくなり
姿勢もよくなります

逆流性食道炎には
「食道」への「胃」の
「嵌頓ヘルニア」という 非常に 厄介な病態になる場合があります

このような場合は「熟練」した胃腸科内科の先生は「食道裂肛」に嵌頓した「胃」を手技によつて非常に
うまく、引きずりだして、元の正常な状態にできる胃腸科内科の先生もいるのです


運、悪く

このような医師がいない病院の場合は
「開腹」手術をされるかもしれませんので、気を付けてください

逆流性食道炎は「慢性」になりやすく「薬」で改善しない場合がよくあります

そのような時には

カイロプラクティックには
SOTというテクニックがあって
その手技療法の中で、上記のような、「手技」で「嵌頓ヘルニア」を整復する「フリップテクニック」があります

当院では、数百人に対して、「嵌頓ヘルニア」や逆流性を改善している事実があります

困ったときには力になります
日本カイロプラクティックセンター厚木
12:00から21:00まで  日、木、休診
046− 229−3770