股関節のお話です

またまた
股関節の痛い患者

昨日は、腰痛と共に、「股関節痛」を併発している人が、一日に3人も来ました
腰痛と左の股関節痛が2人
腰痛と右の股関節痛が1人

ただし、この三人は股関節症の患者ではありません
股関節症ではなく、股関節痛です

通常、と言ったら変ですが、(一般的なという意味です)「股関節症」の人は整形外科で「変形性股関節症」という診断の人々です
この「変形性股関節症」という、場合は、ほとんどが左の股関節を痛めています(左90%=右10%=当院の調べ)

股関節の痛みというものは、腰椎のL-4とL-1領域の運動神経障害による、いわゆる「股関節周り」の自律性の異常な「筋硬縮」による痛みなので、拘縮した筋肉をほぐして股関節の可動域を回復させると、症状は、だんだんと、収まっていきますが(股関節を痛める「原因」は別であり、他の方法にて原因の解除が必要です)

原因は様々ですが、「変形股関節症」の症状は「慢性的で、かなり長期の間に固まって、夜間も痛くなり、歩行障害が出てきて」初めて、来院する方が殆どです

(股関節に異常があっても、痛みが無いと治療には来ません(80%以上)、そして、その間に悪化します、しかし、民間療法でも、股関節を専門に扱える処は、わずかです=当院は院長自身が「重度の股関節障害」から回復している経験があります=(自身の経験から股関節症には詳しく、股関節の病理学の知識と経験があります)

「一般的な変形性股関節症について
変形性股関節症は、大腿骨頭の位置が健側に比べ,約3〜4センチくらい上昇してさらに内旋する特徴があります(患者が足を開くことに恐怖を持つための神経反射)
したがって、患側の足は短くなります、そのために症状のひどい人は、完全に「破行」になります(実際には、解剖学構造的に股関節は開くほど、より、安定するのです)

これは,L-4神経領域(大腿神経)の、大腿筋膜腸筋、中殿筋、小殿筋が腸骨翼内側から大腿骨頭に停止している構造のため、特に立位時に股関節を安定させる働きを持つ、中殿筋・小殿筋が硬縮すると、閉鎖筋群と大腿四頭筋群に拮抗作用を持つ

「大腿筋膜張筋」と「中殿筋、小殿筋」
が著しく硬縮するために、「ASIS〜大腿骨頭」の距離が「股関節腔の間隙」を限界まで「圧縮」するために、骨頭が上部で衝突を始め、関節軟骨を傷付け始めて起きるのが「変形性股関節症」となって発症していくのです

こういった人々は「アレルギー性の食餌」や
「関節構造の異常(一般的に「屋根が浅い=関節窩形成不全」とも診断される)による慢性的な股関節症」です

このような場合は、「股関節窩再形成術」 いわゆる、『屋根』を作り直す、という手術をします

また、
<ごくまれですが、L-5=坐骨神経系のトラブルで「ハムストリングの非常に強い硬縮で後方けん引による股関節痛の場合、

「骨切り術」

というのが
整形外科の術式に存在します

もちろん、この骨切り術の手術を受けた人は。術後にひどい、「破行」になります(痛みの原因となる、引き吊った筋肉をぞぎ落とすという手術です)

何故、こんなことまで知っているかというと、実際に、こういった方々に出会ってお話を聞いているからです
ちなみに、「後縦靭帯骨化症」の方々も同様の、硬縮によって、石灰化した、後部頚筋群の一部を切除するために、首はさらに「弱く」「痛くなります


切ったら、元には、もどりませんょ~

手間が、かかっても、民間療法の方が、治癒の可能性が高いのではないですか?

くわばらくわばら、、、、

痛いから=じゃあ、手術をしましょう、という変な整形外科が居ます。

股関節症の場合、変形の度合いにもよりますが

基本的に
、「まず、半年は投薬又はリハビリなどで状態の変化を診て、それでも、悪化する場合、または体力的に将来的に
改善が見られない場合に、限り、観血的手法を用いる」


というのが、整形外科の教書に書かれています

したがって、整形外科に来診した途端、

「来週には手術しましょう」

という医者は、、、、ん?   です。

簡単に、整形外科の口車にのって、「人工関節」の手術よりも、安全な、民間療法の専門家を訪ねた方が良いのでは ないですか、、、?