男性の更年期=

以前は女性特有のものだと考えられていた更年期障害ですが、男性にはも更年期障害は、「無い」 というのが常識のようでしたが

近年では男性にも起こるという事が多く知られてきました

男性の更年期は、40歳頃から60代前半にかけて、加齢や心身にかかる過度のストレス等が原因となって男性ホルモン(テストステロン)の欠乏症状が生じる事により、様々な不快な症状がおきるというものです。筋力の低下も女性と同様に起きるため、各種の症状が出ます

最悪の場合、「自殺衝動」が起きるのも、男性の更年期特有の特徴です
(女性の更年期では自殺衝動は起きません)

やる気が起きない、集中力が無くなってしまうなどが代表的なものですが、ただの「さぼり病」や「鬱」と誤診されてしまう事が多く、 
 
「男性には更年期は無い」という無知からの正確な診断がなかなか得られなかったりします。

主な症状
身体的症状、
精神的症状、
性機能の低下


の3つに分類されます。

主な症状を列挙してみましょう。身体的症状では、筋力の低下、関節痛や腰痛、疲れやすくなった、ひげや体毛の伸びが遅くなった、筋肉が落ちたと感じる、顔のほてり、突然に汗が大量にでる=ホットフラッシュ、前立腺の問題から頻尿になったり、などです。

更年期のために勃起不全となり、セックスが出来なくなったのを「愛してくれなくなった」と勘違いする女性も多く居ます。

精神的症状では、

不眠または熟睡できない、小さな事にイライラする、わけもなく不安になる、気分が落ち込んでなかなか浮上しない、無力感、何をしても上手くいかないと感じる、なんとなくずっと調子が悪いなどの症状があります。

また、性欲が起きなくなった、勃起しない、勃起が継続しないなどの性的機能の低下もあります。これらの中に当てはまるものが多い場合は、更年期障害の可能性があります。=早い人は30台から勃起不全が起きます。

男性も、女性も、「筋力トレーニング」によって、筋力が回復するとともに、ホルモンの低下を防ぐことが出来ます

トレーニングによる筋肉への負荷はホルモンを生理的に運動神経反射によって分泌促進が起こります

更年期に特有の「不眠症」も、筋力トレーニングの効果で、睡眠ホルモンの「メラトニン」の分泌が多くなり
睡眠の質が改善されます

(筋肉の疲労が無いと眠る必要がなくなるので、老年性の不眠が起こります=歳をとっても筋肉に「疲労」が起きると=睡眠が必要になります)

女性の場合は、「ホルモンパッチ療法」を受けると、劇的に更年期の症状は改善されます
男性は、老年期の筋力トレーニングが最も効果が有ります