首のねちがえ
朝、起きると「首」が痛くなっていたという女性が来ました

首を痛めたせいで呼吸まで苦しいのです=助けて下さい
と、言ってきました

「首」の寝違えは良く有る症状です
しかし、
「頚椎」のねじれる場所によっては

偏頭痛
首の痛み
異常な肩こり
手の痺れ

ひどい場合は「足が痺れる」という重症にもなります

等が起きる場合も有ります
頸椎は7個ありますが
特に「上位頸椎」のねじれは、重症になる場合も有るので、特に注意が必要です

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「首の寝違え」 はいきなりなるのではなく、「寝違え」という特殊な状態が、身体に起きていて、本人が気づかないだけなのです
「寝違え」の前区症状として
肩こり
首のコリ
背中のこりや痛みなど

こういった症状が有って、「頚椎」を支える筋肉が疲労で固くなっていて
常時、「頚椎の関節」に圧迫を掛けているために
それこそ「寝違える」 と頸椎の捻挫や、「ズレ=サブラクセイション」が起きるのです

実は、「首の寝違え」という症状は長い期間の、「うでと肩、首回り」の「疲労の蓄積」が有って発生する症状なのです

うで、肩、首=は、一体構造をしてます20150820-p6190001.jpg

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これが「僧帽筋」です
「僧帽筋」は、背骨を中心として肩と首。腕を支えます
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うでは、身体に付いているのではなく
「肩甲骨」に付いています
「肩甲骨」は
多くの筋肉によって、脊柱に「ぶら下がって」います
「ぶら下がっている」というのは、変な言い方ですが

肩甲骨は、「鎖骨」によって「胸骨」の一か所にのみ止まっているのです
こういった「構造」によって
「腕」は「自由」に動かせる構造になっているのです

ですから、肩と、「肩胛骨」は={自由関節」という
呼ばれ方をします

この


肩胛骨
背骨
を支える筋肉
動かす筋肉が疲労によって「固まってくる」と

首の寝違えが起きてしまうのです

この症状が長く続くと
「五十肩」になっていきます

この女性は、それほどひどい筋疲労では無かったので
頸椎の「アジャストメント」だけで回復しました

頸椎の
C−2
C−5
C−6
C−7
そして
胸椎の
T−1
T−2
T−5
を矯正すると、首が全ての方向に自由に動かせるようになって
痛みも全くなくなって、喜んで帰りました

自分で言うのも変ですが私は「アジャストメント」がうまいです
何しろ、「ディバーシファイドマニア」なので・・・。

ガンステッドやそのほかのいろいろな矯正もしますが、やはりディバーシファイド」がいちばん正確ですねー。
アクティペーターも面白いですよ。