骨盤のついて「ズレ」について


カイロでは一般的に

腸骨の動きを検査して、後方に動きがなくなっている場合=PI=後方下方変異と呼びます

           前方に動きがなくなっている場合=AS=下方変異と呼びます

仙骨の場合も同様に「リスティング」をして5個の仙骨の動きを触診します



実際の場合、仙骨と、腸骨はそれぞれ別々の動きをし、また、別々の捻じれ方をします


実際の荷重側の腸骨は後方回転(PI)運動をします


これは、重力軸が「股関節」の中心よりも「仙骨」の前方約5cmを通っているで

上半身を支えて居る両足の「軸」は「ひざ」から「股関節」まで開いて上がり=骨盤内方の第二仙骨の軸に移動して、「腰椎」へと上がっていくためです

この自然な骨盤の動きが阻害されると「腰痛」になります
「原因はさまざまです」

「腰痛」そのものは、何らかの原因による「結果」=「体の出す信号」ですから、「腰」をいじくっても良くなりません

ですから=その「原因」に対して行われます


人間は「四足獣」を「基本骨格」として作られているためにこの辺の全体の「骨格」構造に非常に無理があります



一般的には「後方腸骨」の場合は「仙骨」はPSISの「後方」への動きによって「沈み込み現象」を起こします


これは、両方の腸骨の総合作用によるもので

二つの腸骨と仙骨は体重を支える機能として「骨盤環」と呼ばれます


全体の回転運動の補正作用なのです

荷重測側の腸骨は後方回転(PI)運動をします


一般的には「後方、外方腸骨=PIEX」を多く起こします

内蔵と骨盤の各靭帯に問題が無い場合は、そのまま=ASIN方向へアジャストメントすれば多くの場合

各疾患が一瞬にして解除されます



骨盤の真ん中にある「仙骨神経叢」は第五腰椎から出ている「座骨神経」とともに、横隔膜以下のすべての筋と内蔵を支配しています



仙骨が「ズレ」るとその影響は「足底」に現れます




●痛みの場所は「足底」、「足の指の痛み」「かかと」の痛みなど、足背と足底に原曲して症状が現れます=モートン氏病などはその良い例です=骨盤の矯正でいも簡単に治ります。