突発性?坐骨神経痛です  が、 「原因」 が実に珍しい方でした

右のお尻が痛いそうで

当院は二階なので、階段があります
やっと上がって来られました、

先生、  右の座骨が痛いんです, 痛いっ てててて・・

と言って、ビッコを引きながら、治療室へ入ってきました
立位のままで、視診をすると、    そんなに体や骨盤の捻じれや、歪みはありません
G軸もそんなに、崩れてはいません。
仰臥位で治療テーブルに寝てもらい、
骨盤の触診
大腰筋のチェック
腰椎の触診
胸椎の触診
膝テストをすると、右の膝を挙げると、右のお尻が、痛がります
これは、「整形外科」で行う  いわゆる SLR テストです

 腰椎に問題があるときは  30〜50度の間で痛がります この角度では、腰椎が「しなり運動をするからです   腰椎にサブラクセイションがあると、痛みが出ます

 骨盤に、問題があるときは 50度以上から、骨盤が動き出しますので、この時点で、痛みが発生するので 問題点を特定することができます

その他の検査
股関節の可動性
頚椎の触診
など、一通りの、触診やテストをすると
右の骨盤=腸骨が少し硬いかな?
位で、内蔵関係も神経痛を起こすほどの、以上は、見当たりません。
? ? ? ?

何が原因なんだろう ??

あえて言うならば、右の背筋が固まっているくらいです。
あとは、SLRテスト陽性の結果が怪しいですね

L5
L4
のサブラクセイションがあったので、軽く、矯正しておきます
そのあと、再度SLRテスト をしましたが、やはり陽性反応です

右ひざを、曲げさせると・・・・・・・いててててっ

もう一度、検査のやり直しです
全身をくまなく、見直します。

「 有りました! 」

右の大胸筋がやや、膨らんでいます  腫れていると言った方が正しいのかもしれませんが
腫れているのとは、違います。

トレーニング用語 ですが、  バンプアップ  しているのです
なにか、特に、大胸筋を使い過ぎたのでしょう


大胸筋を、上に押し上げて
膝を曲げてください・・

アッ!
痛みが軽くなっていますー


さらに僧帽筋も、上に仕上げてみます
それでもう一度  膝を曲げてください・・・というと・・

あっ

「痛くないっ !! 」



というわけで
原因は、大胸筋と僧帽筋からの、背筋の引っ張りが原因で骨盤の可動性が制限されるために症状が座骨神経痛が発生したようです。

急性であり、  いわば 「突発性」 の 座骨神経痛ですから、普通の、腸炎とか、足首の捻挫とかで 
「軸」
が、崩れての 座骨神経痛の発生ではないわけです

一般的原因ではない、  非常に、めずらしい、 パターンの 
突発性   座骨神経痛でした。
大胸筋の過緊張を解除すると、  座骨神経痛は どこかに無くなって しまいました。




当院は、マッサージはしません、骨格をディバーシファシドtechniqueで、矯正する、本物の、カイロプラクティックです。

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