日本カイロプラクテイックセンター厚木
先日、紹介で母親と一緒に 中学3年生の女のが来院しました
電話での お話ですと ダンス部に入っていて 今月、大会があるので 治療をしてからテーピング法を教えてほしい  と言う内容でした

「整形外科病理学」
オスグッドとは、「脛骨粗面部の膨隆、圧痛を特徴とする病理」といい、レントゲン像では脛骨結節部、骨端線部の離解膨隆がみとめられる、
原因はスポーツなどで大腿四頭筋の強大な筋力によって、激しい運動等、ジャンプの着地時、踏み切りなどで、大腿四頭筋の停止部である「脛骨粗面」への慢性的な負荷が脛骨粗面部の骨隆起や剥離骨折を起こす症状で、9歳から15歳までの骨端閉塞前の発育期の児童に起こるまれな症状である

また、脛骨粗面への負荷が大きいと、「脛骨粗面剥離骨折」に病理が進展する場合がある
ワトソン、ジョーンズドクターは脛骨粗面骨折の程度を3形に分類した
?型=骨端核飲みの剥離
?型=脛骨近位部の一端が剥離するが、連続性を保つもの
?型=完全に剥離してしまったもの

症状はひざの部分の痛み、または圧痛、違和感、発熱などである

「カイロプラクティックの病理説明」
カイロプラクティックにおいては、「オスグッドシュラッテル」は
「大腿四頭筋短縮症状」
と言う解釈をします
「大腿四頭筋は腰椎の4番の神経支配下にあり、腰椎4番、すなわち「L4」のサブラクセイションによって大腿神経が椎間孔で圧迫を受けて、神経障害を起こし、その結果、
大腿四頭筋の自律拘縮が起こり脛骨粗面に負荷を掛ける結果「オスグッド」が発症します、ですから、カイロプラクティックでの施療は第四腰椎のアジャストメントをすれば、大腿神経障害を解除でき、大腿四頭筋の自律拘縮は消失するのです
「カイロプラクティックの」原理は人体の構造的ゆがみや病気を起こす原因をなくしてイネイトインテリジェント(先天性治癒力)を発現する事にあります

カイロプラクティックでは施療によって痛みを消失させるのはいとも簡単に出来ますが、
ここで考えていただきたいのは、痛みの消失イコール病気の治癒では無い!と言う事です

つまり、病気とは「原因」があって発症するものです、つまり原因が消失しない限り、何回も同様の症状は繰り帰し発症すると言うことはは理解していただけると思います

内科や整形外科では今、現在起きている、「目の前の症状」に対して対処療法をしますが、
カイロプラクティックの
療法は基本的に神経学的考察によつて症状の発症の原因を追求検査して原因に対して施療します
病気や怪我は自分の身体自身が治して行くのです、
薬は菌を殺し、病気を止める役目をします、しかし病気を治すのはやはり自分自身の細胞レベルの「治癒力」なのです

この中学生はひどいミルクアレルギーで左側のS時結腸に発熱炎症が見られました
S字結腸の下には大腰筋と言う、腰椎を支える大きな筋肉があります、内臓に炎症などが゛起きると「体性内臓反射」によって骨盤周りの筋肉は固まってしまいます、特に大腰筋が固まるとまると骨盤がねじれてしまい、その結果腰椎が捻じれて神経の圧迫が生じます
こういった機序によって大腿四頭筋の短縮が始まり、脛骨粗面に負担が掛かり始めていくのです
一緒に来た母親が大変理解力のある女性なので、普段はあまりしない解剖学と神経学の講義をして症状の発症機序を説明し、テーピングの方法を教えてあげました
テーピング療法は普段は使用しないのです、確かに一時的に筋力を上げたり出来ますが、しかしテーピングをはずしたら再び筋力は低下してしまいます つまりその障害、或いはその病気は治癒していないと言う事です  テーピングは劇的に症状を゜緩和したり、筋力を増加したり出来ますが、何も、治ってはいないと言う事実があります
ですから私は、そんないんちき療法は使用しないのです、テーピング、でどうにかしようと考えるなら、それは根本的に間違った、一時的な病院と同様の対処療法になってしまいます
カイロプラクティックは根本療法ですので、原因を無くして結果として、症状が消失していくと言う「結果」を目標に施療をしていきます
この少女には「原因となる」ミルク=乳製品の摂取をしないように指導しました
ひとかけらでも乳製品を摂取すれば、再び病気が起こることを説明して本人に完全に理解させなければ、オスグッドの症状は、再燃するからです
最後に下腿の捻じれを修正するテーピングのマジックをお母さんに理論と実技を教えて来月に再診するようにアドバイスして終りました

日本カイロプラクティックセンター厚木では
プロの選手やインストラクターなどの運動器障害(東京から来院しています)
3歳の子供から、ひざの曲がった80歳のばあちゃんまで施療しています、子供に異常が感じられたら、直ぐに連絡をしてください 
? 046-229-3770
11時から21時まで営業 日・木休み