お尻が痛い女性
左お尻が痛い、と言ってきた女性です

この症状は、一般的には「お尻」だけが特に痛いというのは「腰痛」の中でも
「坐骨神経痛」では無く
「梨状筋症候群」という整形外科の症状の分類になります

骨盤のお尻の中の筋肉でも「回旋筋」では一番強い「梨状筋」という筋肉が何等かの原因で硬縮して起きる症状です

この梨状筋の下から「坐骨神経」が出ているので一般的には症状が進行すると「坐骨神経が圧迫されて「下肢の痺れ」が出てくると「坐骨神経痛」という診断名が付きます

しかし整形では別に問題はない、と言われたそうです
本人が「痛い」と言っているのに、「別に問題はない」という診断は????ですね〜

痛みどめが処方されたそうです

痛みどめならば、整形外科では無くて「マツキヨ」でいいんじゃないですかね〜・・・・

またまた、せいけいげかの悪口です=口の悪いジジイなので、ごめんなさい、ついつい本音を言ってしまうんです。

触診
触診をすると「骨盤」がすっかり閉じ込んで(CHIROPRACTICではEXと言います) 腸骨が固まってしまって可動性は失われていました=フィクセーションと言います

腰椎もL−5、仙骨を中心に固まっています

そしてひどいO脚

このO脚は骨盤性のもので、先天性では有りません=ということは原因が後天的な素因によってO脚になったものですので=「治る」という意味です

全身と腰椎、胸椎、頸椎の矯正、疲労性の背筋の解除、などの、ひと通りの施療をします
すると
大腿部の痺れは無くなったが、下腿部に痺れが残っている状態で、一回目の治療は終わりました


●二回目も同様の結果です、特に症状の伸展は有りません
足のの痺れ、疲労は随分と無くなって
「腰痛」が消えて身体は楽になってきたと言います

しかし、特に目だった伸展が無いということは
治療のポイントとなる「ターゲット」に、まだ隠れた未知の部分が残っていという事なのです

これは、ある程度、積み重なった疲労が抜けて来ないと「本当の異常個所」が出てこないのです
多分あと二三回で「真の原因」が浮き出てくるでしょう