慢性腰痛について

、起きると「腰が痛い」
こういうタイプは慢性腰痛の方に多く見られます

夜、眠るというのは=疲労の回復という目的が有ります。
普通は
昼間の労働などで疲れます
疲れると「細胞」も劣化します
1500億個と言われる全身の細胞も、毎夜睡眠中に「修復」されます
その「疲れ」と「劣化した細胞の修復」つまり「疲労回復と細胞の修復」が目的で、眠る訳です

ですから
朝、目覚めると、「疲れ」が取れて、元気になるのです
これがいわば「普通」です。

なのに「朝」起きると「腰」が痛いというのは。理屈からいって
「有り得ない」はずなのです

「疲れた朝を迎える」条件として
朝起きると「疲れている」=というのは、十分に「睡眠がとれていない」=疲れが取れていないうちに目覚める=本当はもっと眠っていたい筈です

しかし
生活のために、疲れが残っていても、無理やり起きて会社に行かなければならない=眠い、だるい=だから「コーヒー」を飲んで無理やり「睡眠不足」を誤魔化す

腰痛の原因にはには寝床が「冷える」というものが有ります

「寝床」が冷えるというのは理由が有ります
一つの部屋では場所や高さによって「温度」が変化します

エアコンやストーブ、等で部屋を暖めていても、「床の部分」は低いので部屋全体の温度を比べると、天井部分より約5度から10度近く、冷えているのです

日本の生活文化として「畳の上で生活する」という習慣が有ります

つまり、最も温度の低い「冷えた床」に布団を引いて寝ているのですから
朝になると気が付かないうちに「身体」は「冷え固まって」しまうのです

冷えると「筋肉」は固まってしまう性質が有ります
昔から「冷え」は良くないと言われる所以(ゆえん)なのです

冷えた床に布団を引いて寝ているのですから、当然「疲れ」は取れません
深い睡眠に入っていないので「細胞の修復」も十分に起きないのです

ですから、「腰が痛い」という朝を迎えるようになるのです

もう一つアメリカは「腰痛大国」です
言い換えれば「ヘルニア」大国でもあるのです
「ヘルニア」の最も多い国なので、そこで生まれた「治療法」が寝ている間に曲がってしまう骨を
手で矯正、修復するとい特殊な治療法が
「カイロプラクティック」
なのです

アメリカでもっとも多いのが、柔らかいベッドに眠る生活習慣による骨の変形です
この「柔らかいベッド」というのが曲者で、寝ている間に「腰椎」を「変形」させてしまうのです

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固いベッドは体重を支えてくれます「上図」

しかし
柔らかいベッドは体重を支えてくれず、背骨が変形してきます=これがアメリカでは最も多い゜ヘルニア」の原因と言われています「下図」



睡眠の快適な条件として床から30Cm以上の高さに寝る必要が有ります、これは「安全」と「温度」の確保という意味が有りますが
しかし
「柔らかいベッド」に寝ることは「骨格の変形」の原因になるのです

竹下元総理大臣の死因は「変形性腰椎症」です

30Cm以上の高さで、かつ、腰椎が沈みこまにいくらいの「固さ」=高反発力のあるマットが必要です

一時「低反発」の「なんたら」というのが流行したことが有ります

体重を高反発力で「支え」てくれるだけの「弾性」が゛ベッドに備わっていないと、
「腰椎」は沈みこんで
変形してしまうのです

そこで待っているのは

医者では分からない「慢性腰痛」なのです

冷えないこと
床に寝ないこと
柔らかいベッドに寝ないこと


これが腰痛を第一に防止する条件なのです