立位バランスと、「Gライン」重力軸

Gライン=グラビティRhineについては、ヤマト整体の基本的技法の一つですが、ヤマトでは、拇指丘、と拇指先端、そして小指丘、と踵 の四点で「立つ」。
という「立位」の基本的な解剖学が骨子になっています。

この「立位」の適正な機能を回復させるために「リスフラン関節」に対して施療を重視していいます。

体重は足が支えます
その足には横足弓と
縦足弓
があり
これが体重のバランスを取っています

足は
親指と母指球
小指と小指球
そして
かかと
の三点で支ええます
これが足底三角です

足には27個の骨があって、そのうちの一つでも「動かないと」
バランスが保てなくなります
特に
第一リスフラン関節は
縦足弓の最も重要な関節になります
リスフランが動かないと、代償性の動きが生じて「立位バランス」の崩れが始まるのです

第一リスフラン関節は
親指にかかる、すべての過重を「受け止めて=逃がす」役目があります
第一中足骨は下に落ちる傾向があり
第一楔状骨は上にズレ上がる傾向があります

この状態になると
「リスフラン関節」は

動きを失うのです

リスフラン関節が動かなくなると=縦足弓の「機能」がなくなり
体重を支える「足のスプリング機能」が無くなるのです
つまりこの時点で
身体の片側は重力に対する「支点」を失うのです



身体は矢状面と
冠状面
が正しくないと、

それは「バランスの崩れ」
を意味します
これは、どんな解剖学書でも、最初の1ペ-ジに書いてあります。

実は、見落としがちな、この「1ページの部分」こそが、解剖学の全てを物語って居るのです。
Gライン=これは、「健康な人間が立つべき基本的な姿勢」です。
◎病気や痛みのある人は、この「Gライン」が狂っています

もし
10本ある足の「指」の一本、または、「足首」のどれかでも、「痛み」や「可動性の低下」などが有れば。解剖学書の最初に書いてある「健康な人間が立つべき基本的な理想の姿勢=Gライン」が崩れてしまいます。


リスフラン関節の回復方法は簡単です
動かないほうの手の「大菱形骨」を体の正中方向に向かってアクティベートしてやれば
固まっていた「リスフラン関節」は神経反射によって動きだします。

アクティペーターを使えるカイロプラクターは試してみてください。