今日の股関節と腰痛の患者

股関節が痛くて、色々な病院や整体などに行ってた人です
触診すると
「固い!」
全身が、良くこれだけ固まっているなー
と、
関心するほど固まっているのです=腰痛礫が長いので、本人は痛いという感覚だけで、「固まっている」という、感覚は感じていないのです

左の股関節の動きが悪い=痛い=ずいぶん病院に行ったそうですが、「レントゲン」 には異常が見られないのでどこでも、痛みのことは理解してくれなかったそうです


固まった股関節の筋肉の「トルクRhine」を探っていくと・・・・。
原因は
左の拇指の
MP関節とリスフラン関節=MP関節が固まって底屈しない・・・。




MP関節と、リスフラン関節の機能
◎人間は、親指の先端と、母指球、、踵の三点で「体重」を支えています=従って、拇指のMP関節が底屈しないというのは、親指で体重を支えられないという意味になるのです=

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1=末節骨
2=基節骨
3=中足骨
4=楔状骨
5=舟状骨
6=踵骨
7=距骨
8=脛骨

Ⓐ距腿関節
Ⓑ踵
ⒸMP関節
Ⓓ指節関節





試しに、足の親指を「浮かした状態」で立ってみて下さい。
微妙に「踵」に体重が移動するのが分かると思います、そのために「お尻」が出っ尻、状態になって、姿勢は「前傾姿勢」になります。

普通は「後方への体重移動」の姿勢になると、後ろにのけ反る、ような姿勢になりますが、そのままでは動けなくなるので、「代償性、」の筋力バランス機構が働いて、「腰」が引けた状態になり、その反対に、上半身は前傾になって、やや、膝が曲がってバランスを取った、身体の重心全体の歪んだ「代償性、」アンバランスの姿勢に変化していきます。


これは「体重」の重力バランスが「後方」に移動した=という意味になります。
重力バランスが「後方」に移動した「前傾姿勢」で歩いていると、「首」が前に突き出して、「腰」が後ろに突き出してしまうので、「腰」が痛くなります。そのバランスを維持するために、やや、膝が意識できない程度に屈曲します、そのために、これが長期になると「膝痛」も起きてくる訳です。
そして、肩が張ってきて、首も凝ってきます。
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