脊柱管狭窄症とは

この病気では腰と足が痛くて長い距離を続けて歩くことができなくなるのが特徴です
もっとも特徴的な症状は、歩行と休息を繰り返す間歇性跛行(かんけつせいはこう)です。

原因と病態
加齢、労働、あるいは背骨の病気による影響で変形した椎間板と、背骨や椎間関節から突出した骨などにより、神経が圧迫されることによっておこるとされていますが「ヘルニア」が進行して狭窄症になる場合も有ります

単純X線(レントゲン)写真である程度は推測できますが、より詳しく診断するためにはMRIや脊髄造影などの検査が必要です
原因としては、いろいろな隠れた病態があるので「精密な検査」が前提です




●私の場合は二度のヘルニアを経験していますが、二回目に「狭窄症」になりまして、全く歩くことが出来なくなって、半分人生をあきらめて「車いす」を見に行ったことまであります(車いすが高価なのにびっくりしました)
しかし治るのです
このつらい「狭窄症」を治すのに自力で一年掛かりましたが、今は、筋トレを続けて400Kgの「レッグプレス」をこなしています、ベンチプレスも90Kgまで戻りました。




◎今回は知人の紹介で来られた方で
70代の女性です
足が痺れるので整形外科へ行ったところ、検査結果は
「脊柱管狭窄症
という、診断を受けたそうです

「老齢」になると、足が痺れたり
手が痺れたりすることが良くあります
この方の場合は、「右足の外側部に沿っての痺れと痛み」です

そこで調べると
右足首の骨折歴があって「距骨」と「立方骨」が捩じれて出っ張っているのが視認できます

ですから、足首が全体に捩じれて「体重」を乗せる事が出来なくなってしまっています
人間の足は二本で体重を支えるようにできていますから
どちらか一方に故障や既往歴が有ると、「正常」な荷重が出来なくなって
過過重側に負荷が掛かりすぎて、結果的に「痛み」が「健側」側に出てきます

しかしこの方は骨折歴のある「右足」に荷重しています
これは異常です

本来ならば、痛い右足には荷重が出来なくなるのが当たり前です
何故か何も問題の無い=左足に「荷重」するのを嫌がっているのです

これは、必然ではないのです
「右足」に問題を抱えているわけですから

当然
骨折した右の足首をかばって
「荷重」は「左足」に掛かるはずです=左足には『問題』がないのですから
「左荷重」になって当然です

なのに、曲がった「右足」に全体重を乗せて歩いているのです
しかも、右側に大きく、身体を傾けて歩いているのです
これでは「右足」が痛くなって当たり前です

さて
ここで問題です
脊柱管狭窄症の特徴は「間欠性跛行」です

この方は、その症状が全く有りません
つまり、簡単に言うと整形外科の「誤診」です

症状は右足の外側に沿った痛みです
狭窄症の特徴である「間欠性跛行」という症状は無いのです

そこで曲がっている「立位の軸」を修正すると、一発で痺れと痛みは消失しました
この方法は生一システムという「一時的に」姿勢を改善するものなので、痛みは即座に消えますが
痛みが消える=治る  のではありません
痛みが消えるのは「治ったわけではないのです
関節の歪みや神経圧迫を解除すると「痛み」は消えます=つまり治ったわけではないのです

痛みを出す「本当の原因」
を修正しないとすぐに痛みはぶり返します

「原因」は、左足に有りました

そこで左足と左股関節の可動性を回復してやると
右足に体重をかけていたのが
左足にも体重を掛けられるようになったので、右足の負荷が減弱したので
その時点で「右足の痛みと痺れ」は消失しました

「原因」とは意外なところに有るものです

その原因が「痛み」を出すのです

ですから「痛い所」を薬や、マッサージなどで、一時的に「痛み」を消してしまうと
「本当の原因」が分からなくなってしまうのです
こうして、どんどん症状は「迷路」に入り込んで身体中に痛みを出すようになってしまうのです

何事も「原因」が有るのです
「痛み」とはその=「結果」です
痛い所を触っても、症状は決して良くなりません

痛みを起こして居る「原因」を消せば「痛み」は無くなるのです

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