変わった、「ぎっくり腰」の紹介をしましよう。

例によって身体を前、斜めにして来院

腰ですか?

「ハイ〜」

いつからですか?

昨日やっちゃったんです
昨日の朝からおかしくて、そのうちだんだんと痛くなってきて、夜には完全に腰に来てしまって、、、、。

という、いつものパターンです

「ぎっくり腰」には、いくつかのパターンがあって、なかなか興味深い物が有ります
(痛い人にはごめんなさい)

まず一番多いタイプから紹介します

食餌性のもの=
食べたものが原因で、内臓に炎症様の発熱が有り、腹直筋の硬直が有るのが特徴です
「内臓体性反射」によって起こる腰痛=一番多いタイプです
 

◎普通、皆が皆、「食べ物で腰痛」にはなりません
 お腹を壊しても「腹が痛い〜」
とか
 下痢をして、終わりです

ですから、食べ物で「腰痛」を発症する方は、ごく少数と言えるでしょう

しかし、残念ながら
食べ物が原因で「腰痛」になることを知っている医者はとても少ないのです
(居ることは居ます=ごく少数の先生たちです)

ですから。「腰痛」は整形外科ではめったに治らない事を皆さん良く知っています=(シップと痛みどめならばマツキヨでいいんじゃないか?という声も聴きます)


軽い程度の腰痛であれば
牽引
低周波
遠赤外線
痛みどめ
シップ
等で症状が軽減していく方も居ます
もっと不思議なのは。整形外科は、まず、レントゲンを撮影します
そして診るのは「骨」だけです

皆さん、小学校の理科室に有った骸骨の模型は、夜になると、歩いている?
と、信じていた人は多いのではないですか?

でも
実は、骸骨は一人では「動けない」のです
骨は「筋肉」で動きます
「筋肉」の収縮で『関節」が動くわけです

従って、痛いのは、「骨」では無く、
筋肉、靭帯等の「軟部組織」なのです

なのに、何故、整形外科は「筋肉」を無視するのでしょう?

私の良く知ってる整形外科の先生は、内臓性の腰痛を知っています
=症状は「整形外科疾患」なのですが
実は、「内臓の反射」が原因なので
「内科疾患」が正解です

2年前にアメリカの「ヘルニア医学会」の発表が有りました
「ヘルニア」の原因は 「ヒステリー」で有る
という世界ネットの公式発表です

うーん  ある意味で正解の一つですね=アメリカという、ストレス社会だからこその
正式な発表だな〜
と、感心しました

次回はぎっくり腰の2です