筋疲労のタイプ=2
疲労の蓄積によっておこる腰痛=純粋に筋疲労のタイプで、整形外科学では、
「筋膜性腰痛」
と分類されています=特徴は「第三腰椎付近の硬直と筋の炎症」という所見です

部分疲労による筋のバランスの崩れから起きる腰痛=
脚立の上での枝切り作業、高所での修理作業などで、腕やふくらはぎが固まって、「立位姿勢」が崩れるために
腰部が「過緊張」に陥り、腰痛になるタイプです

これは人間は「二本の足で立っている」という事実から考えると、簡単に理解できることです
=つまり二本の足の筋力バランスとは=ふくらはぎの中の筋肉が足首から先の「踵から五本の指」までを全て司っているので、
ふくらはぎの筋肉が立位のバランスを取れないくらいに過労すると
、大腿や腰の筋肉群、そして背中筋肉=脊柱起立筋までを「総動員」して立たなければならなくなって、緊張性の腰痛が起きる訳です。