23.01.25 便秘のメカニズム
便秘のメカニズム
【便秘】
1.便秘が起こる仕組み
■便秘とは?
*便秘とは「排便が順調に行われない状態」を言います
*便は食べ物のカスや腸内細菌の死がいがたまったもの(不要なもの)の排出です。
*消化が終わった便が大腸におくられ、水分が、横行結腸ー下降結腸で吸収されて「固形便」になる
その固形便がS字結腸におくられ、さらにー100CCほど溜まってくると直腸を刺激する→その信号が大脳に伝えられて排便反射によって「便意」が起きる―排便に なる。
便秘とは、このシステムが、うまく働くなるために起きます。
大腸は「解剖学的に、L-5の腰髄神経の支配下である」
ですから、原因の一つとして、腰椎の第五番 L-5 にサブラクセイションなどの問題があると、直腸、S字結腸、等の動きに問題が発生します。
食事の種類によっては、大腸の運動が止まってしまう種類があるので「食べ物」には、特に注意が必要です。
■便秘の原因は?
一番多いのが「乳製品」による乳アレルギーの反射による大腸の蠕動不良です。
(日本人)の80%が乳糖不耐性症=というレポートが厚生省の全国検査で判明しています。
ひどい乳アレルギーの場合は、飲んだら即座に「下痢」をするものですが、弱い乳アレルギーの場合は全く自覚がないので、パンやお菓子等の乳分で大腸の蠕動不良によって便秘になります。
乳製品
パン
ケーキ
クッキー
ヨーグルト
乳を原料とするスープ
乳を原料とするたべもの
*便秘を我慢すると知覚が鈍って便意を感じにくくなる(排便のタイミング、チャンスを失う等)
*便秘の解消…水分と柔らかい食物繊維の摂取が有効です=固い食物繊維は逆に便秘になります。
*排卵から月経の時期に分泌が活発になる黄体ホルモンは大腸の蠕動運動を抑制→生理前は便秘になりやすい
*加齢により排便に必要な筋力が衰えたり、便意を感じる知覚が鈍くなる→これも便秘になりやすい
☆パンなどの乳製品の摂取で大腸の蠕動麻痺が起きるために便秘になる。
2.便秘の種類と特徴
■急性便秘
*食生活の乱れ、環境の変化で起こる「一過性の便秘」…元に戻ると解消のため治療は不必要
■慢性便秘
*直腸性便秘…便意のがまんで直腸の知覚が鈍くなり起こる。 便秘薬・浣腸の連用でも起こりやすい
*けいれん性便秘…ストレスが原因(自律神経の乱れ)。この便秘の時は刺激性の便秘薬で悪化しやすい
■特殊な便秘
*抗コリン成分・コデインなどの副作用。大腸ポリープの病気で起こる便秘もある
「便秘の期間が長い」「便秘薬を飲んでも改善しない」→等の場合は病院へ
3.便秘による弊害
*「おなかにガスがたまる」「おならが臭い」「肌が荒れる」
*腸内で発生した有害なガスにより口臭の原因になる
*肛門が切れたり、うっ血で痔になることがある(骨盤のズレで、直腸の周りの骨盤底筋群が捻じれて不正緊張することで「痔」になる)
*腸内細菌叢の悪玉菌が増え腐敗物質が増え腸の老化を促進したり、大腸がんの原因に なる
【便秘の薬のポイント】
1便秘の薬
■便秘薬=瀉下薬(しゃげやく)
*「便秘症状または腸内容物の排除に用いることを目的とした内服用薬」
■刺激性便秘薬
*腸管に科学的な刺激を与えて蠕動運動を促進→その刺激が大脳に伝わり便意を催す
*化学薬品系ではビサコジル、ピコスルファートナトリウム、生薬系ではセンナ、ダイオウ、アロエ=毒草なので注意が必要です。
*ビサコジルの腸管刺激作用は非常に強く、即効性
*ピコスルファートナトリウム、センナ(センノシド)は胃や腸で作用せず、大腸に達して腸管を刺激するという特殊な作用をします
便秘のメカニズム
・制酸薬としての酸化マグネシウムの作用機序 (3Aマグネシア)
消化を助けるため、私たちの胃には胃酸が分泌されています。
胃酸は酸性の液体です。そこで、ここにアルカリ性(塩基性)の物質を投与すれば、胃酸を中和できます。
酸化マグネシウムはアルカリ性の物質であり、胃酸を中和する作用が有ります。
・塩基性下剤としての酸化マグネシウム
便が固く、小さくなっている状態では、腸に刺激が伝わりにくいです。便秘では、腸の蠕動が弱く、便が腸に長くとどまることによって水分が抜け、固く小さくなります。その結果、便秘の症状が進行します。
そこで、便自体の水分調整で大きさを増やしてしまえば、便が腸内を動くことによる刺激も大きくなります。これが排便を促すようになります。
食物繊維は逆に「便」を固くする
=食物繊維は「便秘に良い」と言われていますがー逆に「便」を固くする作用が有ります
=乳製品は「厚生省指定アレルギーの食品」です=「乳」は大腸の感覚を鈍くするので、蠕動不良から便秘になります=パンを食べる女性に便秘が多く発生します。
酸化マグネシウムとはここに酸化マグネシウムを投与すると、腸内の水分が保たれます。これによって腸内容物(便)を柔らかくさせ腸内を移動しやすくします。
一日、夜2錠を二日に一回から初めて下さい
★心臓や腎臓に障害のある方は「使用禁忌」です
★毎日の使用はしないでください=最大五錠で水様便になり「下痢」の症状になるのが普通です
漢方下剤は、毒草を利用したもので、大腸を苦しませて動かす仕組みのものです。
渋りだけで、実際に便が出ないと、慢性便秘になります。
この性質のために大腸癌の危険があります
スーラック
コーラック
等が有名ですが、大変危険です。
当院は、マッサージはしません、骨格をディバーシファシドtechniqueで、正しい骨格に矯正し、圧迫されている脊髄神経を開放し、症状を改善します
体幹軸と、足から頭まで全身の矯正をします。 ●当院は神経圧迫を起こしている、矯正の必要のある「ずれた」椎骨のみの限定した正確な矯正です。
TEL046-229-3770
詳しくは、「日本カイロプラクティックセンター厚木」でホームページ を御覧ください=地図があります
日、月、木、休診 火、水、金、土、営業です (祭日の場合は営業しています) 料金50分 ¥5000-です
日、月、木曜日は定休日です。
【便秘】
1.便秘が起こる仕組み
■便秘とは?
*便秘とは「排便が順調に行われない状態」を言います
*便は食べ物のカスや腸内細菌の死がいがたまったもの(不要なもの)の排出です。
*消化が終わった便が大腸におくられ、水分が、横行結腸ー下降結腸で吸収されて「固形便」になる
その固形便がS字結腸におくられ、さらにー100CCほど溜まってくると直腸を刺激する→その信号が大脳に伝えられて排便反射によって「便意」が起きる―排便に なる。
便秘とは、このシステムが、うまく働くなるために起きます。
大腸は「解剖学的に、L-5の腰髄神経の支配下である」
ですから、原因の一つとして、腰椎の第五番 L-5 にサブラクセイションなどの問題があると、直腸、S字結腸、等の動きに問題が発生します。
食事の種類によっては、大腸の運動が止まってしまう種類があるので「食べ物」には、特に注意が必要です。
■便秘の原因は?
一番多いのが「乳製品」による乳アレルギーの反射による大腸の蠕動不良です。
(日本人)の80%が乳糖不耐性症=というレポートが厚生省の全国検査で判明しています。
ひどい乳アレルギーの場合は、飲んだら即座に「下痢」をするものですが、弱い乳アレルギーの場合は全く自覚がないので、パンやお菓子等の乳分で大腸の蠕動不良によって便秘になります。
乳製品
パン
ケーキ
クッキー
ヨーグルト
乳を原料とするスープ
乳を原料とするたべもの
*便秘を我慢すると知覚が鈍って便意を感じにくくなる(排便のタイミング、チャンスを失う等)
*便秘の解消…水分と柔らかい食物繊維の摂取が有効です=固い食物繊維は逆に便秘になります。
*排卵から月経の時期に分泌が活発になる黄体ホルモンは大腸の蠕動運動を抑制→生理前は便秘になりやすい
*加齢により排便に必要な筋力が衰えたり、便意を感じる知覚が鈍くなる→これも便秘になりやすい
☆パンなどの乳製品の摂取で大腸の蠕動麻痺が起きるために便秘になる。
2.便秘の種類と特徴
■急性便秘
*食生活の乱れ、環境の変化で起こる「一過性の便秘」…元に戻ると解消のため治療は不必要
■慢性便秘
*直腸性便秘…便意のがまんで直腸の知覚が鈍くなり起こる。 便秘薬・浣腸の連用でも起こりやすい
*けいれん性便秘…ストレスが原因(自律神経の乱れ)。この便秘の時は刺激性の便秘薬で悪化しやすい
■特殊な便秘
*抗コリン成分・コデインなどの副作用。大腸ポリープの病気で起こる便秘もある
「便秘の期間が長い」「便秘薬を飲んでも改善しない」→等の場合は病院へ
3.便秘による弊害
*「おなかにガスがたまる」「おならが臭い」「肌が荒れる」
*腸内で発生した有害なガスにより口臭の原因になる
*肛門が切れたり、うっ血で痔になることがある(骨盤のズレで、直腸の周りの骨盤底筋群が捻じれて不正緊張することで「痔」になる)
*腸内細菌叢の悪玉菌が増え腐敗物質が増え腸の老化を促進したり、大腸がんの原因に なる
【便秘の薬のポイント】
1便秘の薬
■便秘薬=瀉下薬(しゃげやく)
*「便秘症状または腸内容物の排除に用いることを目的とした内服用薬」
■刺激性便秘薬
*腸管に科学的な刺激を与えて蠕動運動を促進→その刺激が大脳に伝わり便意を催す
*化学薬品系ではビサコジル、ピコスルファートナトリウム、生薬系ではセンナ、ダイオウ、アロエ=毒草なので注意が必要です。
*ビサコジルの腸管刺激作用は非常に強く、即効性
*ピコスルファートナトリウム、センナ(センノシド)は胃や腸で作用せず、大腸に達して腸管を刺激するという特殊な作用をします
便秘のメカニズム
・制酸薬としての酸化マグネシウムの作用機序 (3Aマグネシア)
消化を助けるため、私たちの胃には胃酸が分泌されています。
胃酸は酸性の液体です。そこで、ここにアルカリ性(塩基性)の物質を投与すれば、胃酸を中和できます。
酸化マグネシウムはアルカリ性の物質であり、胃酸を中和する作用が有ります。
・塩基性下剤としての酸化マグネシウム
便が固く、小さくなっている状態では、腸に刺激が伝わりにくいです。便秘では、腸の蠕動が弱く、便が腸に長くとどまることによって水分が抜け、固く小さくなります。その結果、便秘の症状が進行します。
そこで、便自体の水分調整で大きさを増やしてしまえば、便が腸内を動くことによる刺激も大きくなります。これが排便を促すようになります。
食物繊維は逆に「便」を固くする
=食物繊維は「便秘に良い」と言われていますがー逆に「便」を固くする作用が有ります
=乳製品は「厚生省指定アレルギーの食品」です=「乳」は大腸の感覚を鈍くするので、蠕動不良から便秘になります=パンを食べる女性に便秘が多く発生します。
酸化マグネシウムとはここに酸化マグネシウムを投与すると、腸内の水分が保たれます。これによって腸内容物(便)を柔らかくさせ腸内を移動しやすくします。
一日、夜2錠を二日に一回から初めて下さい
★心臓や腎臓に障害のある方は「使用禁忌」です
★毎日の使用はしないでください=最大五錠で水様便になり「下痢」の症状になるのが普通です
漢方下剤は、毒草を利用したもので、大腸を苦しませて動かす仕組みのものです。
渋りだけで、実際に便が出ないと、慢性便秘になります。
この性質のために大腸癌の危険があります
スーラック
コーラック
等が有名ですが、大変危険です。
当院は、マッサージはしません、骨格をディバーシファシドtechniqueで、正しい骨格に矯正し、圧迫されている脊髄神経を開放し、症状を改善します
体幹軸と、足から頭まで全身の矯正をします。 ●当院は神経圧迫を起こしている、矯正の必要のある「ずれた」椎骨のみの限定した正確な矯正です。
TEL046-229-3770
詳しくは、「日本カイロプラクティックセンター厚木」でホームページ を御覧ください=地図があります
日、月、木、休診 火、水、金、土、営業です (祭日の場合は営業しています) 料金50分 ¥5000-です
日、月、木曜日は定休日です。