15.08.28 消えない、転んだ打撲痛=頚神経C-1,2,3と肋間神経
首の寝違え=3
今回は、前回の続きで「階段から転げ落ちた打撲痛が消えない人です
「頸椎は7個ありますが」
「頚神経は8系統有ります」
「首=頸椎の神経支配筋」
今回は「僧帽筋」です
C−2,C−3,C−4
僧帽筋=副神経とC−2〜4(文献によってC−1からC−4までの頚神経叢(ワナ)として多少違いが有ります)となっていますが)実際には
●僧帽筋は上部が大後頭隆起、後頭骨の最上項戦線から鎖骨棘に停止してそれから下の部分を占める下部僧帽筋は肩甲棘より第十二胸椎に至って停止しています。
頚神経c-2,3,4よって、神経支配は後頭骨を支える深項筋と胸鎖乳特突筋にも関与しますが
項頸筋群、前頸筋群の一部と上部僧帽筋を支配します
「頚神経」

「頚神経ワナ」です (解剖書より)
ですから神経の支配域は大12腰椎までの各神経後肢の支配をうけます=肋骨などの一部が痛いことは良くありますが=この脊椎の神経後肢の影響で起きる症状なのです。
下部僧帽筋はその下にある広背筋と筋膜一枚をへだてて動作を共同して行う事が多くあるので、
「L-1からの腸骨下副神経」の影響もうけます。
僧帽筋 (解剖より)

広背筋 (解剖より)
●昨日も重い荷物をもったまま、階段を3,4段転げ落ちて、右側の背中を打って、一か月前から毎日背中の痛みに苦しんでいた人が東京から来ました
「いつ、落ちたんですか?」
と、聞くと
「一か月前です」
と言うのです
単なる打撲ならば1週間から2週間くらいで、痛みは「軽減」するはずです、それなのに、最初の痛みが一か月たっても、何も変わらずに痛みが続いているというのです。
背中の痛む部位の神経支配域を確認して、その痛み」を出す、神経圧迫を起こして居る「椎骨」を触診で確認します
「ずれ」ている背骨が二カ所ありました背骨=胸椎は肋間神経が肋骨沿いに出ています
打撲の部位は
下部僧帽筋と
広背筋です
この二つの筋肉は頚神経」に支配されています
さらに肋骨にかかわる肋間筋は肋間神経が支配しています
その、ズレた「胸椎」を二か所「矯正」してやると肋骨の「ズレ」がなくなり
「痛み」は全て消失しました。
足にも二カ所、打撲が有って、痣が残っていました
足の打撲はもうほとんど痛みは無くなっていると言います
「痣」の部分を指で゛押してみると、まだ少し、痛みが残っていると言います
「そこに随分良くなったんですよ」
なのに、背中がずうっと痛みが取れないんです
と言っています
足の打撲部分には「筋膜リリース」によって痛みを消してあげました。
そして身体を自由に動かして、わざと痛みが有った方角や座ったりしゃがんだり、捩じったりの「痛み誘発test」をしてもらっても全く痛みは無くなったことを確認してもらいます。
足と、横腹には痣が残っていますが、押しても触っても、全く痛みは消失です。
「痛み」とは神経のインパルスが脳の「体性感覚野」に伝えることで、「脳」が「痛み」を認識するのです
従って。
神経の過剰な「痛み刺激のインパルス」を「抑制」してやると、「キズ」が有っても、痛みは「脳」が
認識しなくなるのです
長く痛みが有った部分が全て、改善して
この方は喜んで東京へ帰りました。
今回は、前回の続きで「階段から転げ落ちた打撲痛が消えない人です
「頸椎は7個ありますが」
「頚神経は8系統有ります」
「首=頸椎の神経支配筋」
今回は「僧帽筋」です
C−2,C−3,C−4
僧帽筋=副神経とC−2〜4(文献によってC−1からC−4までの頚神経叢(ワナ)として多少違いが有ります)となっていますが)実際には
●僧帽筋は上部が大後頭隆起、後頭骨の最上項戦線から鎖骨棘に停止してそれから下の部分を占める下部僧帽筋は肩甲棘より第十二胸椎に至って停止しています。
頚神経c-2,3,4よって、神経支配は後頭骨を支える深項筋と胸鎖乳特突筋にも関与しますが
項頸筋群、前頸筋群の一部と上部僧帽筋を支配します

「頚神経」

「頚神経ワナ」です (解剖書より)
ですから神経の支配域は大12腰椎までの各神経後肢の支配をうけます=肋骨などの一部が痛いことは良くありますが=この脊椎の神経後肢の影響で起きる症状なのです。
下部僧帽筋はその下にある広背筋と筋膜一枚をへだてて動作を共同して行う事が多くあるので、
「L-1からの腸骨下副神経」の影響もうけます。

僧帽筋 (解剖より)

広背筋 (解剖より)
●昨日も重い荷物をもったまま、階段を3,4段転げ落ちて、右側の背中を打って、一か月前から毎日背中の痛みに苦しんでいた人が東京から来ました
「いつ、落ちたんですか?」
と、聞くと
「一か月前です」
と言うのです
単なる打撲ならば1週間から2週間くらいで、痛みは「軽減」するはずです、それなのに、最初の痛みが一か月たっても、何も変わらずに痛みが続いているというのです。
背中の痛む部位の神経支配域を確認して、その痛み」を出す、神経圧迫を起こして居る「椎骨」を触診で確認します
「ずれ」ている背骨が二カ所ありました背骨=胸椎は肋間神経が肋骨沿いに出ています
打撲の部位は
下部僧帽筋と
広背筋です
この二つの筋肉は頚神経」に支配されています
さらに肋骨にかかわる肋間筋は肋間神経が支配しています
その、ズレた「胸椎」を二か所「矯正」してやると肋骨の「ズレ」がなくなり
「痛み」は全て消失しました。
足にも二カ所、打撲が有って、痣が残っていました
足の打撲はもうほとんど痛みは無くなっていると言います
「痣」の部分を指で゛押してみると、まだ少し、痛みが残っていると言います
「そこに随分良くなったんですよ」
なのに、背中がずうっと痛みが取れないんです
と言っています
足の打撲部分には「筋膜リリース」によって痛みを消してあげました。
そして身体を自由に動かして、わざと痛みが有った方角や座ったりしゃがんだり、捩じったりの「痛み誘発test」をしてもらっても全く痛みは無くなったことを確認してもらいます。
足と、横腹には痣が残っていますが、押しても触っても、全く痛みは消失です。
「痛み」とは神経のインパルスが脳の「体性感覚野」に伝えることで、「脳」が「痛み」を認識するのです
従って。
神経の過剰な「痛み刺激のインパルス」を「抑制」してやると、「キズ」が有っても、痛みは「脳」が
認識しなくなるのです
長く痛みが有った部分が全て、改善して
この方は喜んで東京へ帰りました。